【2021年01月更新版】
WiMAXをこれから契約するのにWX06とW06でどっちを契約するべきか悩んでいる。あまり両機種の違いが分からない。
そんな方が多いようです。そこでこのページでは、WX06とW06の2機種を実機を使って両機種の実測値や使い勝手などを比較してみました。
これからWiMAXを契約するにあたってWX06 W06の2機種で悩んでいる方は参考にしてみてください。
目次
- WX06 W06を徹底比較!どっちを契約するのがいいのかを検証
- WX06とW06のWiFi性能を比較
- WX06とW06のバッテリーを比較
- WX06とW06の通信速度を実測値で比較
- WX06とW06の料金や価格を比較
- WX06とW06比較結果まとめ
- 【最終結論】W06とWX06どっちを契約するのがいいのか
- WiMAXキャンペーン比較!お得なプロバイダはどこだ
- WX06の評判まとめ
まずは製品の外観やサイズ、重さなどの基本的なスペックを見ていきましょう。色や重さなどを重視する方は要チェックです。
WX06 | W06 | |
---|---|---|
外観 | ![]() |
![]() |
カラー | ライムグリーン/クラウドホワイト | ブラック×ブルー/ホワイト×シルバー |
大きさ | h111×W62×D13.3mm | h128×W64×D11.9mm |
重さ | 127g | 125g |
大きさや重さに大きな違いはありません。
サイズ感はiPhone7や8を一回り小さくして、重さが少し軽くなった感じです。持ち運びに困る大きさや重さではありません。
ここからは性能面を比較していきます。
WiFiの性能を比較します。まずは両機種の共通点から。
- WiFiはIEEE802.11ac/11n/11a(5GHz帯)、IEEE802.11n/11g/11b(2.4GHz帯)を利用できる
- ビームフォーミング搭載で通信の安定性が向上している
このあたりは両機種とも共通です。ここからはWX06とW06の 違う点を解説します。
まずは以下の表をご覧ください。
WX06 | W06 | |
---|---|---|
2.4Ghz5Ghz同時接続 | ||
2.4Ghz5Ghz自動切換え | ||
5Ghz屋内モード | △ |
3つの項目に違いがあるのですが、いずれもWX06は〇でW06は×がついています。ではそれぞれの項目を説明します。
これまでWiMAXNのルーターはWifiの周波数帯を2.4Ghzを使うか、5Ghzを使うのかを選ばないといけませんでした。それがWX06はどちらの周波数帯も利用できるようになりました。
WiFi周波数の2.4Ghzと5Ghzにはそれぞれメリット・デメリットがあります。
5GHz |
|
---|---|
2.4GHz |
|
5Ghz帯に対応していない製品が手元にあると2.4Ghzを使わないといけなかったのが、WX06ならどちらでも接続できるようになります。さらにiPhone5c以降のiPhoneなら2.4Ghzと5Ghzを自動で最適な周波数に切り替えてくれるバンドステアリング機能も使うことができます。
5Ghzの周波数帯は屋内用と屋外用があります。
なぜ屋内用と屋外用があるのかというと、それは気象レーダーや軍事レーダーもこの5Ghz帯を利用しているからです。
屋外用の5Ghzを利用するときには、利用開始前に気象レーダーなどと干渉しないか1分ほどレーダー波の検出を行います。この間はネット通信ができません。1分の検査が終わってようやく利用できるようになります。
使い始めてからも気象レーダーなどの電波を感知すると5Ghzの通信を切断して2.4Ghzに自動的に切り替わってしまいます。それほど頻繁に起きることではないのですが、5Ghzから2.4Ghzに切り替わるときにネット回線が一度切断されるのが気になることがあります。
そこでWX06です。WX06には屋内専用の5Ghzモードがあります。これは気象レーダーとも干渉しない周波数帯W52を利用します。屋内利用しか許可されてないので屋外にでるときには周波数帯を変えないといけませんが、屋内で利用しているときにはずっと5Ghz帯を利用し続けることができます。
W06にも屋内専用モードがあるのですが充電中しか利用できません。充電をやめると屋外用5Ghzに変更されるため、一度通信が切断されレーダーはチェックを1分間行ったあとにネット通信ができるようになります。WX06は充電していなくても利用できるので一度屋内用5Ghzに設定したら勝手に切り替わったりすることはありません。この点はWX06のほうが使い勝手がいいです。
2.4Ghzと5Ghzの同時接続、自動切換えや5Ghzの屋内モードがあるのはWX06だけです。
とくに通信速度は回線の通信速度だけでなく、その後のWiFiの速度にも大きく影響されます。混線しがちな2.4Ghzを避けてより快適な速度で利用したいならWX06を利用するべきでしょう。
【結論】ということでWifi性能はWX06のほうが使いやすくなっています。
次にバッテリーまわりの比較をしていきます。自宅だけで使うのならバッテリーは気にしなくてもいいのですが、WiMAXは普段も持ち運ぶことが多いはずです。
となると「バッテリーの持ち」であったり、長期間つかうときの「バッテリーの劣化」も気になるところでしょう。
まずは基本スペックを比較していきましょう。
WX06 | W06 | |
---|---|---|
外観 | ![]() |
![]() |
バッテリー容量 | 3,200mAh | 3,000mAh |
充電時間 | 160分 | 140分 |
このようにバッテリー容量が大きいのがWX06です。バッテリー容量が大きいのでバッテリーでの継続利用時間が長くなります。
利用する通信モードによってバッテリーの持ち時間が変わります。まずはWiMAX2+のみの電波を利用するモード、ハイスピードモードから見ていきましょう。
WX06 | W06 | |
---|---|---|
外観 | ![]() |
![]() |
ハイパワーモード(速度優先) | 500分 | 430分 |
ノーマルモード(バランス) | 690分 | 540分 |
エコモード(電池優先) | 800分 | 700分 |
モードによって最高通信速度が変わります。
- ハイパワーモード: WiMAX2+ 440Mbps
- ノーマルモード: WiMAX2+ 220Mbps or 110Mbps
- エコモード: WiMAX2+ 110Mbps
数値はあくまでも理論値なんでこんなに速度がでるわけではないです。ECOモードだと遅いかなーって感じですけど、ノーマル・ハイパワーモードは体感速度が変わらないのに電池持ちは明らかに違うので、いつの間にか基本はノーマルモードを利用することになると思います。
ちょっと話が逸れましたが、どの項目をみてもバッテリー持ちは圧倒的にWX06の方がいいです。ノーマルモードで利用しているとおよそ3時間弱違うのはあまりにも差が大きいです。
日常使いでも使い勝手が違います。
バッテリー交換できるのはWX06だけです。交換用のバッテリーも市販されているのでバッテリーの消耗が気になったら自分で買い換えて取り替えることができます。
W06はバッテリー交換できないので、消耗しても使い続けないといけません。
バッテリーの持ちも、バッテリー劣化時に交換できるものWX06でした。
【結論】電池関連でもWX06の方が使い勝手がいいです。
WX06とW06の実測値を計測しています。計測に利用したのはfast.comです。ダウンロード速度やアップロード速度だけでなくレイテンシ(ping値みたいなもの)も表示してくれます。計測にはGoogleのPixel3aを使っています。
速度計測の条件は
- バッテリーモードは一番速度のでるハイパワーモード
- 通信モードはWiMAX2+回線を利用するハイスピードモード
- Wi-Fiは屋外用5Ghzで統一
この条件で計測しました。
![]() |
![]() |
|||||
回数 | ダウンロード | アップロード | レイテンシ | ダウンロード | アップロード | レイテンシ |
1 | 61mbps | 7.5mbps | 42ms | 63mbps | 5.3mbps | 44ms |
2 | 54mbps | 11mbps | 41ms | 57mbps | 5.7mbps | 48ms |
3 | 60mbps | 6.6mbps | 45ms | 70mbps | 6.0mbps | 44ms |
4 | 60mbps | 9.7mbps | 39ms | 70mbps | 5.4mbps | 48ms |
5 | 53mbps | 5.7mbps | 57ms | 77mbps | 5.1mbps | 46ms |
平均 | 57 mbps | 8.0 mbps | 44 mbps | 67 mbps | 5.0 mbps | 46 mbps |
お昼時に速度を計測してみました。ダウンロード速度を比較するとややW06のほうが速いです。ちなみに誰も使っていない早朝や深夜遅くに計測するとどちらの端末でも100Mbps前後の速度がでます。お昼の時間帯ははやや速度が遅くなります。
あくまでも手元の計測です。
ちょっと気になったので手元のドコモのスマホ回線で測度を測ってみたら下り63.7Mbps上り16.51でした。アップロードはドコモが速いですが、ダウンロードはWiMAXも変わりません。
ドコモは速いんですけど、月100G以上の通信量を確保しようとすると料金がWiMAXの4倍ほどになりますからね。コスパ悪すぎです。
50Mbpsほどでていると4K動画を見ていても止まることはありません。非常に快適に利用することができます。
計測数値はダウンロードはW06がやや速い。アップロードはWX06が速い。という結果になりました。これまでも何回か計測していますが、だいたい微妙にW06が速いことが多いです。
【結論】速度はW06がやや速い
WX06とW06の料金はプロバイダによって変わるのでしょうか。料金関してはキャッシュバックや月額割引、端末代金がかかる会社、かからない会社どな様々なので、月額料金×月数分とキャッシュバックなどの割引額を合算して一か月あたりの平均(実質月額)で算出しています。
WX06 | W06 | |
---|---|---|
外観 | ![]() |
![]() |
GMO | 3453円 | 3453円 |
GMO | 3499円 | 3499円 |
カシモ | 3622円 | 3622円 |
So-net | 3936円 | 3936円 |
BIGLOBE | 3988円 | 3988円 |
UQ | 4480円 | 4480円 |
人気プロバイダを並べてみました、今月のキャンペーンを含んだ料金はどちらの機種も変わりません。プロバイダごとに料金差はありますが、同じプロバイダなら料金も同じです。
この項目はドローです。どちらも変わりませんでした。
【結論】WX06とW06の料金プランはおなじなので引き分け
最後にまとめます。まずは比較結果を一覧で。
WX06 | W06 | |
---|---|---|
外観 | ![]() |
![]() |
商品スペック | 引き分け | 引き分け |
Wifi性能 | ||
バッテリー関係 | ||
通信速度 | ||
料金 | 引き分け | 引き分け |
このような結果になりました。正直どちらの機種でもそれほど大きな性能差はありません。
ただやはりWifiの使い勝手が良かったり、バッテリー性能が良い点は地味ですが便利です。
両機種を保有していますが、W06の出番はありません。速度計測してみる時くらいでしょうか。
ということで最後に結論。
どちらを契約するのがいいか考えてみました。
- 外出する時間が長い人 - WX06のほうがバッテリーが長時間持つ
- 家でも充電しながらガンガン使う - WX06はバッテリーが劣化したら自分で交換できる
- 複数の部屋でネット接続する - 5Ghzと2.4Ghzを自動で切り替えてくれる
- FireHDなどのアマゾンデバイスを使う - 5Ghzは屋内用5Ghzしか対応していない
- 2.4Ghzしか対応していないデバイスもつなぎたい - 2.4Ghzと5Ghz同時接続できるWX06のほうが良い
- クレードルを使ってLAN接続する - クレードルはWX06しか対応していないのでWX06
このようにバッテリーやWiFi周りの通信の快適性を求めるならWX06をおススメします。
W06はWX06と比べてやや速度がでる印象です1Mbpsでも速い機種を選びたい方はW06をおススメします。
何はともあれ料金比較をしていきましょう。WX06のキャンペーンと料金はこのようになりました!!
順位 | 会社 | 実質月額 | 特典 | 月額 | キャッシュ バック |
総合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | GMOとくとくBB | 3453 | キャッシュ バック |
4263 | 28000 | 127769 |
2位 | GMOとくとくBB | 3499 | 月額割引 | 3343 | 3000 | 129494 |
3位 | カシモ | 3622 | 月額割引 | 3580 | 0 | 134048 |
4位 | So-net | 3936 | 月額割引 | 4379 | 0 | 145656 |
5位 | BIGLOBE | 3988 | キャッシュ バック |
3980 | 15000 | 99720 |
6位 | UQ | 4480 | キャッシュ バック |
3880 | 0 | 112000 |
現在のキャンペーンはこのようになりました。WX06のキャンペーンで最もお得なのはGMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーン。2位のカシモWiMAXと比べても料金差があるのがわかると思います。
WiMAXは料金で選ぶのがベストですから今月のキャンペーンでもGMOとくとくBB WiMAXを契約するのがお得です。
今月も安く契約できるプロバイダはGMOとくとくBBでした。
料金比較を見ていただけばわかりますが、キャッシュバックキャンペーンが最安です。
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この業界の評判はあまりあてにしない方がいいかもしれませんが(最近のAmazonのレビューと大差ありません)まとめていきます。
最初に僕の印象ですが、Wifiも同時接続でかなり安定していますし、通信も普通に速度が出ていますし、悪くないですね。
WiMAXの新機種WX06が届いた。めっちゃ安定してる。そのせいかPS4でプライムビデオ見ると、ずっと高画質で一気に3GBも行ってしまった、、、。
— takamatsuyade (@takamatsushimin) January 31, 2020
WX06をおすすめしない理由を見たらカタログスペックの最速値が低いことを上げていたのだけど、LTEとか使わない限りそんな速度上がらないからバッテリーの持ちや交換しやすさの面で断然WX06の方がよくない…?
— きなこ (@neor_mi) February 3, 2020
本日、wimax wx06が到着ー。
— 托鉢郎 〜天網恢恢疎にして漏らさず〜 (@takuhaturou) February 1, 2020
案外、wx05より早くて遠くまで飛ぶ?
これ、私的には当たり機種?かと思う… pic.twitter.com/YeKGe3IFHY
モバイルルーターの通信最高速度にこだわって、
— 沈黙しない会社員 (@EOS1DandEFLENS) January 31, 2020
あーだこーだと騒いでるヤツがいるけど意味不明。
W06の558MbpsとWX06の440Mbpsの違いがそんなに気になるのか?
モバイルルーターで何がしたいのかね?
そもそも理論値だろ?
オレは「HUAWEI製」って方が、よっぽと気になるわ😤
WX06の新機能をみていきましょう。といってもWX06はWX05から通信速度やバッテリー容量は変わりません。変わったのは、「2.4Ghzと5Ghzの同時通信」、「QRコードでかんたんWifi接続」「ひと目でわかるデータ通信量」「クレードル(別売り)が進化」したこの4点です。新搭載のこれらの機能は便利なものです。ただ、性能面でアップグレードがないのは残念です。次にこの4つの新機能を解説していきます。
これまでのWiMAXルーターはwifiの周波数を2.4Ghzにするか5Ghzにするかどちらかを選ぶ必要がありました。
この2つのWifiの違いですが、簡単に説明しておきましょう。
メリット
- 速度が速い
- 電波干渉しにくく、速度が落ちにくい
デメリット
- 遮蔽物に弱く距離が離れると電波が届かない
メリット
- 遮蔽物に強く、部屋が離れていても繋がりやすい
デメリット
- 電子レンジやコードレス電話、Bluetoothなど2.4Ghzを使う機器が多く電波干渉し速度が落ちやすい
このようにそれぞれにメリット・デメリットがあります。では通常どちらを使うのがいいかというともちろん5Ghzです。速度が安定しますから。iPhoneはiPhone6以降の機種であれば5Ghz帯に対応しています。
ただルーターを置いてある部屋以外だと5Ghzは届かなかったりして・・・。もし届かない部屋に移動してしまうとWifi接続が切れてしまいます。
またルーターの置いてある部屋に戻って周波数を変更するかルーターを持ち歩くかしないといけませんでした。それが面倒で2.4Ghz固定になりがちでした。しかしバンドステアリング機能でそれが変わります。
WiMAXのルーターでWX06ははじめてバンドステアリング機能が搭載されました。
2.4Ghzと5Ghzの周波数を自動で最適な周波数を選択し高速で安定したWi-Fi通信を行う機能のこと。iPhoneシリーズならiPhone5以降の機種なら利用できます。もちろんAndroidも対応しています。接続する機器が2.4Ghzと5Ghzの両方に対応でさらに802.11vに対応している必要があります。ちなみにPixel3では利用できました。
2.4Ghzでの接続と5Ghzを同時に接続できて、さらに2.4Ghzを使うか5Ghzを使うかをルーター側で最適に判断してくれるようになります。このためこれまでのルーターと比べて安定したWifi通信ができるようになりました。また同時接続台数もWX05では10台でしたが、WX06では16台の同時接続ができるようになりました。
バンドステアリング機能は初期状態だとOFFになっているので「Wi-Fi周波数設定 ⇒2.4G/5G同時」に設定変更しましょう。
使ってみるとルーターの近くで使っているときは5Ghzで接続されて、5Ghzの電波が届くかなくなると自動で2.4Ghzに切り替わっていました。再び近づくと気づいたら5Ghzに。Wifiが途切れて切断されてしまうことがなくなりました。これは良い機能ですよ。
2.4Ghzにしか対応していない機種やタブレット、パソコン、カメラなどは2.4Ghzで接続、5Ghz対応のスマホやパソコンは5Ghzで接続。もう2.4Ghzにしておく必要はありません。ちなみにWX06は(WX05も)は屋内で利用するときには屋内用の5Ghz帯を利用することができます。W06には屋内用の5Ghzはありません。屋外用の5Ghzは気象レーダーと同じ周波数を利用しているために通信を開始する前に1分間のレーダー電波のチェックをします。それで問題なければ屋外用5Ghzが利用できます。しかし、通信中でもレーダーを検知すると自動で2.4Ghz帯に変更されてしまいます。これは法律で決まっているので何ともなりません。そのためW06だと家の中で5Ghzにしていてもすぐに2.4Ghzに戻ってしまうので5Ghzは使い物になりません。
WX06は屋内で利用するときにはW52という屋内用5Ghzが利用できます。これはレーダーに干渉しないため屋内で利用している限り5Ghz帯を利用し続けることができます。かなり快適ですよ。
これは初回のwifi登録が簡単になるって機能なんですが、SSIDとパスワードを入力すれば接続できるのでどうしても必要な機能でもなさそうです。
そもそもこの機能はファーウェイ社製ですでに販売しているW06でも同じ機能があります。W06では専用アプリをインストールしていなkれば利用できず、実用的とは言えませんでした。
いずれにしても、SSIDとパスワードを入力するだけなので、この機能もそれほど必要性が高いとは思えません。
とはいうものの、QRコードを読み取るだけでiPhoneやスマホの携帯端末、タブレットと接続が完了してしまうのはたしかに便利です。
これまでのWiMAXの機種はデータ通信量が見づらいものでした。なぜらなら「1ヶ月」もしくは「3日」のどちらかの使用量しか画面に表示させることが出来なかったからです。
というものの、基本的にどちらかが見れていればそれほど困ることはないですし、プロバイダなどの契約後に確認できるマイページからでも通信量を把握することは出来ます。
あれば便利かもしれませんが、これもそこまで必要な機能とは言えないかもしれません。
クレードルがさらに進化しました。クレードルは別売りになっているのでもし必要ならば別途購入する必要があります。
WX05のクレードルから変化したポイントは
WiMAX 2+アンテナを4本に拡張、電波が弱い場所での通信速度がクレードル無しの時と比べ約60%※4向上。WiMAXハイパワーとWウイングアンテナ搭載クレードルで宅内の利用がより快適になります。
とのことで、微弱な電波でも速度が出せるように改善されています。クレードルのアンテナ効果はWX05でも入っていて使ってみると受信感度が良くなり、通信速度が速くなるのがわかります。とくに上り側(アップロード)の速度が大きく改善される印象です。写真などを多くアップロードする人にはいいと思います。
あえて不満点があるとすればクレードルを機種ごとに変更しないでほしいです。ちょっとWX05のクレードルと一緒に写真を撮ったのでみてください。
クレードルにルーターをはめ込む場所を見てもらうと分かると思いますが、形状が違います。そう。WX06とWX05はサイズはほとんど同じですが、形が少し違うんです。だからWX06にWX05のクレードルは使えません。困ったものです。
クレードルはあると便利です。そこでどんな時に使えるのか、あったほうがいいのかを解説します。
クレードルの便利な点ですが
- クレードルの効果で電波受信感度と通信速度があがる
- 有線LANの接続ができる
- 充電もできる
クレードルで受信感度が上がるので電波が安定しない部屋などでは必需品といっていいでしょう。
次に有線LANが接続できるようになります。タブレットやスマホを接続するだけならWifi接続で問題ないのですが、例えばデスクトップパソコンで無線LAN機能がない機種などだと有線LAN接続できないと困ります。またゲームなどで使う場合に少しでも通信を安定させたいときにも必須です。
またクレードルに挿して利用するときには電源用のUSBケーブルを挿しておく必要があります。電源を常に接続しておけば、家にかえってWX06本体をクレードルに挿すだけで充電もできます。わざわざUSBケーブルの抜き差しをする必要がなくなります。
これらのメリットを考慮して必要なら購入することをお勧めします。
ではクレードルはどこで買うことができるのでしょうか。また安く買えるはどこなのかを調べてみました。
WX06専用のクレードルの型番はNAD36PUUです。UQ WiMAX公式のアクセサリーショップでは定価税込み3,980円で販売されています。→ UQアクセサリーショップ
そしてwx06をこれから契約するのか、それともすでに契約していてクレードルだけを購入するのか、によって選択肢が違います。
これからWX06を契約するのであれば、契約時に一緒に購入する方法があります。人気の3プロバイダでセットで購入した場合のクレードル購入費用は以下のとおりです。
プロバイダ | クレードル価格 |
GMO | 3850円 |
カシモ | 3980円 |
ソネット | 3980 |
このようになりました。GMOとくとくBBはクレードル代金としてキャッシュバック額が減額されます。これからWX06とクレードルの契約を考えているならGMOとくとくBBで契約時にクレードルも一緒に購入すれば130円分安く購入することができます。
それ以外の家電量販店やアマゾンでも販売されていますが、定価での販売が多いです。また在庫が無いこともあるので注意していください。
クレードルはオプション品なので購入は必須ではありません。必要な方は別途購入するようにしましょう。なおGMOとくとくBBで契約するのなら契約時に一緒に購入するのがお得です。
WX06のバッテリー型番はNAD34UAAです。これはWX05、WX04と同じバッテリーを利用しています。もし古い機種をもっていているなら、そのバッテリーを使い回すことができます。古い機種も捨てずにとっておくなら充電器の代わりになるのでバッテリーに変更がなかったのは良かったです。
実はWX06はバッテリーの交換ができます。最近はノートパソコンでもスマホでもバッテリー交換できないタイプが当たり前のようになっていますが、WX06はバッテリーの持ちが悪くなってきたら自分でバッテリーを買って交換することができます。
バッテリー交換は爪で止まっている裏蓋を外せば交換できるようになります。道具もいらずに簡単に交換できます。
追加バッテリーはヨドバシやUQアクセサリーショップで購入できます。
WX06のバッテリー持ち時間は設定しているモードによって違います。
WiMAX2+の回線だけを利用するハイスピードモードのときは
- 通信速度を優先: 約8.1時間
- スタンダード: 11.5時間
- バッテリ優先: 14時間
au 4GLTEとWiMAXの回線を利用するハイスピードプラスエリアモードの場合
- 通信速度を優先: 約8時間
- スタンダード: 10.5時間
- バッテリ優先: 13.3時間
ハイスピードプラスエリアモードのほうがややバッテリー持ちが悪くなるのがわかると思います。
通信速を優先するモードにせずにスタンダードで利用していれば10時間以上利用できます。途中使わない時間などをスリープにするなど使い方をコントロールすると1日外出しても電池が持ちます。
HUAWEI社製のW06は
- 通信速度を優先: 約7.1時間
- スタンダード: 9時間
- バッテリ優先: 11.6時間
au 4GLTEとWiMAXの回線を利用するハイスピードプラスエリアモードの場合
- 通信速度を優先: 約5時間
- スタンダード: 6.6時間
- バッテリ優先: 10時間
となりかなり電池の持ちが悪くなるのがわかると思います。モバイルルーターは屋外でも利用するので少しでも電池持ちが長い、長時間使えるタイプを選んだほうが、安心して持ち出せるのでおすすめです。
WX06のスペックはこのようになっています。WX05からはほとんど大きな変化がありません。ちょっと残念です。ただこれまでWX04やWX03から乗り換えるって人は電波関係はかなり改善されているので、いいと思います。
![]() |
![]() |
|
機種名 | WX06 | WX05 |
製造元 | NECプラットフォームズ | NECプラットフォームズ |
ネットワーク | WiMAX2+, au 4G LTE | WiMAX2+, au 4G LTE |
速度 | 下り最大440mbps | 下り最大440mbps |
速度(lte) | 下り最大440mbps | 下り最大440mbps |
重さ | 127g | 128g |
外寸 | h111×W62×D13.3mm | h111×W62×D13.3mm |
カード規格 | Nano IC | Nano IC |
使用時間 | 11.5 | 11.5 |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11ac/n/a(5GHz) ,11n/g/b(2.4GHz) | IEEE802.11ac/n/a(5GHz) ,11n/g/b(2.4GHz) |
現在の予定では2020年の1月30日に発売開始されました。すでにGMOとくとくBBでは予約受付も開始されています。
1月30日に一斉に各プロバイダーで発売が開始されました。
今月も安く契約できるプロバイダはGMOとくとくBBでした。
料金比較を見ていただけばわかりますが、キャッシュバックキャンペーンが最安です。
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現在WX06で在庫があるのがこのカシモWiMAXだけとなっています。
カシモはキャッシュバックの手続きも必要なくソネットと比較すると料金が安いのでカシモWiMAXを2位にしています。
どこも申し込みが殺到している状況なので在庫切れになる前に契約することをオススメします。
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契約時の有料オプションもなく、すべてのプランが月額割引なのでキャッシュバックなどの手続きも一切必要のないSo-net(ソネット) 。
とにかく「安心」して契約したいならこのプロバイダで決まりです!!
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WX06に関するよくある質問
2020年1月30日予定となっています
WX06を安く契約できるプロバイダはキャンペーンによって変わります。最新情報はWX06をお得に契約できるプロバイダーにまとめているので参照ください。
今までとは状況が変わりました。これから契約するならWX06一択です。詳しい内容はW06とWX06ならどちらを選ぶか?にまとめています
これは間違いなく便利です。5Ghz帯でつなぐいでいるだけで体感速度が違いますよ!
残念ながら5G(第5世代移動通信システム)対応機種ではありません。