大学生の一人暮らしはなにかと物が入り用ですが、インターネット環境もその一つです。
すでにGIGA構想の一環で小学生から授業ではタブレットやパソコンを利用しますが、大学生になるとその使用頻度が跳ね上がります。
大学生のインターネット環境はどうする?
大学での手続きや連絡などもオンラインで行うがあたりまえになっているだけでなく、講義なども対面だけでなくオンラインのみで行われるケースも増えています。
課題やレポートの提出などもオンラインで完結することも多く、大学生の学生生活にはインターネット環境は欠かせないものとなっています。
つまりインターネット環境を用意するのは必須だということです。
インターネット回線の種類
インターネット環境にはいくつかの種類があります。
- 携帯電話のみ(テザリング)
- モバイルルーター
- 光回線
この4つの方法があります。
携帯電話のみ(テザリング)
携帯電話回線だけで対応する方法です。 いまは1人1台スマホを持っているでしょうし、スマホがあれば通常の連絡などは困らないでしょう。
またパソコンなど携帯電話以外のデバイスを利用するときには「テザリング」を利用すれば携帯電話以外のデバイスをインターネットにつなぐことができます。
テザリングとはスマートフォンからWi-Fi電波を飛ばして、パソコンやタブレットなどをWi-Fi接続します。 iPhoneでもAndroidでも設定を変更するだけで、テザリングを行う事ができます。
- iPhone - iPhoneでテザリング
- Android - Androidでテザリング
手軽に携帯電話以外のデバイスをインターネット接続できるようになる一方で、以下のようなデメリットもあります。
- Wi-Fiが不安定で途切れやすい
- スマホのバッテリー消耗が激しい
- 通信量が多くなるため無制限プランなどの加入が必須
携帯電話でモバイル回線を送受信しながらWi-Fi電波を送受信するため、スマホが非常に熱をもつようになります。そのせいもあってWi-Fiの電波が安定せず時折、Wi-Fi接続が切れます。
またバッテリーの消耗が激しく、利用時間が制限されるのに加え、携帯電話のバッテリーの消耗も激しくなります。
パソコンやタブレットと接続するために通信量が増えます。無制限プランの加入を検討する必要があります。
モバイルルーターを利用する
2番目の方法がモバイルルーターを利用する方法です。 モバイルルーターは持ち運びの出来るWi-Fiルーターです。契約すればすぐに利用できます。工事などが不要で外に持ち運んで利用することもできます。
Wi-Fi接続ができるスマホや、パソコン、タブレット端末等をWi-Fi接続してインターネットに繋ぐことができます。
料金や、エリア、通信制限などは契約するサービス提供会社によって異なります。 契約するときにはこれらの情報を比較検討する必要があります。
モバイルルーターは持ち運びで利用できるため、携帯電話もモバイル‐ター側の通信を利用すれば携帯電話の料金プランを安いものに変更することができます。格安SIMなども選択肢にはいるでしょう。
モバイルルーターのデメリットにもデメリットがあります
- 荷物が1つ増える
- 環境によっては電波が悪く速度が出ない
5G対応のルーターになるのとスマホと同じくらいの大きさになります。ちょっとした荷物になります。 またモバイル回線を利用しています。契約している会社、サービスで利用できるエリアが異なります。日常で使う場所の電波が弱いなんてことになりかねません。
光回線(固定回線)を利用する
最後に光回線を利用する方法です。 これまで説明した2つは携帯回線を利用したサービスでしたが、最後の光回線は部屋までケーブルを引き込んで利用します。
この方法が基本的には一番回線が安定します。通信速度も出やすく、アップロード・ダウンロード等十分な速度が確保出来るはずです。
- 工事に立会が必要になるケースも
- 月額料金が高い
- 家でしか使えない
光回線の場合には部屋まで引き込む際に、工事が必要になることがあります。またこれまでの方法のなかでは最も料金が高くなります。 家でしか使えないので外で利用するのは携帯の回線になるので携帯回線も安いプランへ変更するのは難しくなりそうです。
無料インターネット系は遅いことも
無料でインターネットが使えます!って建物は割とマンション全戸一括型などで引き込まれている事が多く、このタイプは混雑時間帯に速度がでなかったします。
またCATVのインターネット接続の場合には同軸ケーブル(テレビのケーブル)で回線を提供しているものもあり、このパターンも速度がでません。
このあたりの見極めが必要になるかと。
大学生の一人暮らしのインターネット回線選びのポイント
ここまで3つの方法を見てきました。 実は大学生の一人暮らしだからこそ注意していほしいことがあります。それは複数回線用意しておいてほしいということです。
想像してほしいのですが、もし携帯一つで一人暮らしを始めたとします。この携帯が壊れてしまったときにはどうしますか?
一人暮らししているこの大学生は突然どこにも連絡がとれない状況に陥ります。もしそこにサブの回線があればどうでしょうか。パソコンやタブレットを持っていて他に回線があれば親御さんにも連絡がとれます。すぐに新しい携帯なども用意できるでしょう。
その間もパソコンやタブレット端末が利用できれば、課題やレポートもこなせるでしょうし、オンラインの講義にも参加できます。 ですから出来ることであれば、携帯一つ、回線一つで一人暮らしを始めるのではなく、携帯を壊した、無くしたなどの不足の事態に備えて、回線を複数用意しておくことをオススメします。
ということで当サイトでおすすめする方法は以下の3つ
- メイン携帯 + キャリア無制限プラン & 中古携帯端末 + Povo2.0
- 携帯 + モバイルルーター
- 携帯 + 光回線