カシモWiMAXはWiMAXの提携事業者の一つで、東証一部上場企業のマーケットエンタープライズを親会社にもつ株式会社MEモバイルが運営しています。
カシモWiMAXは以前は「月額料金」の安さを売りにしていました。
WiMAXの特典は高額なキャッシュバックを用意するプロバイダが多い一方でGMOとくとくBB WiMAXのキャッシュバックのようにキャッシュバックをもらいそこねるケースがあるため、キャッシュバックプランのような面倒な手続き無しで安くなるプランを契約したい人には人気がありました。
そんなカシモWiMAXは本当にキャッシュバックのないプランで安く契約することができるのか?を調査しました。
プロバイダ | カシモ WiMAX |
---|---|
初期費用 | 3,300円 |
月額料金 | 初月: 1,408円 1ヶ月目以降 : 4,818円 |
キャッシュバック | 無し |
端末代金 | Speed Wi-Fi 5G X12: 27,720円 Speed Wi-Fi HOME 5G L13: 27,720円 |
端末支払方法 | 770円 × 36回払い |
2年合計金額 | 128,810円 |
実質月額 | 5,152円 |
契約期間 | 無し |
解約違約金 | 無し |
発送目安 | 最短即日発送 |
データ通信量 | 無制限 |
運営会社 | 株式会社MEモバイル |
カシモWiMAXの評判は悪くない?
モバイルWi-Fiにしてみました。 カシモWiMAXのGalaxy 5Gです。 今のところ快適に使えています。 これでどこでも仕事ができることになります😅
カシモWimaxのサポートがあんなに良いとは思わなかった。問い合わせフォームから連絡入れると、すぐに返信あったし、返信内容も詳細だった。
あまりサポートが褒められることはないのですが、サポートの評判も良さそうです。
ソフトバンクAIRから、カシモwimaxに乗り換えて1か月。やはりカシモwimaxの方が断然早い。最初からこっちにしとけばよかったんだよなあ。違約金で大損こいた。
一番多かったのは以下のような「契約がわかりやすかった」からという理由です。
契約が分かり易いカシモWiMAXにした 次はワイモバイルに鞍替え
たしかにWEBページをみると「1ヵ月目以降ずーーーーっと」月額が変わらないことをアピールしています。
しかし、「料金が変わらない=お得な契約」といえるのでしょうか。 また逆に「他社の料金プランはわかりづらいのか?」この点も気になるところです。
カシモWiMAXのキャンペーンは高い!
まずは「ずーーーーーっと」変わらない料金ならお得なのかを確認してみましょう。 これは簡単です。他社プロバイダとの料金比較をするだけですね。
1,2,3年間の利用料金を比較しています。現在のWiMAXの契約はほとんどのプロバイダで「WiMAX+5Gはじめる割」が適用されるため、最初の1年間は割引価格になります。1年が経過すると割引がなくなります。
- 1年料金
- 2年料金
- 3年料金
名前 | 総料金 | 詳細 |
---|---|---|
61,248円 | ||
71,940円 | ||
72,523円 | ||
73,128円 | ||
73,733円 | ||
76,186円 | ||
76,867円 | ||
eWi-Fi | 85,624円 | - |
au | 90,466円 | - |
一覧を見るとカシモWiMAXが特別安いわけではないのが分かりますね。 どちらかというと「高いプロバイダ」の部類に入るかと思います。
このように「ずーーーーーっと」変わらない料金プランが決して安い料金プランでは無いことがわかります。
WiMAXは割引期間が終わったら乗り換える人がほとんど
カシモWiMAXやGMOとくとくBB WiMAXは2年目以降も割引料金でりようすることができます。 一方、ほとんどのプロバイダは2年が終了した時点で割引がなくなります。
なので3年目以降も同じ契約をつづける場合には他のプロバイダを利用しているといずれカシモWiMAXのほうが安くなるときがきます。
それなら、長く利用するつもりならカシモWiMAXを契約したほうがいいのか?というとそれも違います。
なぜなら、WiMAXユーザーの多くは割引期間が終わると一度解約して、あらためて、その時にお得に利用できるプロバイダと再契約をしているからです。
同じプロバイダの同じ料金プランを使い続けるのはデメリットしかありません。 いまから契約するのであれば割 引期間が終わる25ヵ月目に解約をするのが最もコスパのいいWiMAXの活用方法になります。
カシモWiMAXのデメリットや注意点を解説
- 料金が安くない
- 機種割引は3年使わないと満額にならない
- 口座振替契約はできない
- 端末保証のサービスが高い
- Wi-Fiお返しプログラムの期間が短い
- 契約日が分かりづらい
料金が安くない
先程も書きましたが、カシモWiMAXは料金が安くありません。
- 1年料金
- 2年料金
- 3年料金
名前 | 総料金 | 詳細 |
---|---|---|
61,248円 | ||
71,940円 | ||
72,523円 | ||
73,128円 | ||
73,733円 | ||
76,186円 | ||
76,867円 | ||
eWi-Fi | 85,624円 | - |
au | 90,466円 | - |
比較するとわかりますね。
WiMAXはどのプロバイダを利用してもまったく同じ設備をりようしているために回線速度・通信エリアなど通信に関しては何も変わりません。
プロバイダごとに変わるのは料金とサポートくらいのものです。 まったく同じサービスを利用するのに高いお金を支払うのはもったいないです。料金面を考えるとGMOとくとくBB WiMAXで契約するのがもっともお得な契約になります。
機種割引が満額になるのは3年利用が条件
カシモWiMAXは機種代金の分割支払を選択した場合に、「端末分割払いサポート」が効くために毎月の分割代金と同じ額が毎月値引きされます。
ただし、分割支払の条件は605円x36回払いなので3年以内に解約をした場合には機種代金の残り金額を一括で支払わないといけません。
口座振替契約ができない
カシモWiMAXはクレジットカードでの契約しかできません。デビットカードや口座振替での契約はできません。
端末保証のサービスは料金が高い
カシモWiMAXには端末保証サービスがありますが、物損保証や紛失補償までカバーをしようと思うと月々880円の料金がかかります。
一番安い基本保証のみだと自然故障しか対応していないため、あまり保証に加入する意味がありません。
Wi-Fiお返しプログラムの期間が短い
カシモWiMAXはサステナブルな取り組みの一環としてWiMAXの端末を返却したら「アマゾンギフト券5000円分」プレゼントされるキャンペーンを行っています。
その返却期限が短い。2023年9月までに返却しないとギフト券がもらえないのですがこれから契約したら1年以内に解約することが条件になります。
これを利用することはないでしょう。
契約日が分かりづらい
カシモWiMAXは契約月の利用料金が非常に安いのですが、契約付きの判定はユーザーからではわかりません。
回線開通日がご契約日となります。回線開通は、通常、申込み当日から翌日に行い、開通後に発送となります。(端末到着日が契約日ではございませんのでご注意ください。) 例: 11月30日申込み、11月30日開通・発送、12月1日到着の場合ご契約日は11月30日となります。 ※なお、混雑状況により、お申し込みから、開通・発送にお時間をいただく場合もございます。
この例に書かれている月末が回線開通日になるとまだ発送もされていないのに契約初月が終了することになります。 カシモWiMAXを契約するなら間違いなく月初。それ以外はもったいないです。
カシモWiMAXのメリット
- 契約から解約までWEBで完結できる
- 契約時に余計なオプションがつかない
契約から解約までWEBで完結できる
カシモWiMAXは契約から解約までの手続きをすべてオンライン上で完結できます。 電話連絡をしないと解約できないなんてことはありません。
また機種やSIMカードは返却不要なためオンラインで手続きをすませたら全て終了です。 当たり前にように感じますが、いまだに電話しか解約できないプロバイダも多くあります。
契約時に余計なオプションがつかない
契約時も加入必須のオプションはありません。ですから契約後には何も問題なければプロバイダと連絡を取る必要も手続きも必要ありません。
失敗しないWiMAXの選び方&契約方法
WiMAXは料金プランや通信方法がたびたび変更になります。
そしてそのたびにプロバイダの選び方は変わります。ですからここからは「失敗しないWiMAXの選び方」を確認していきます。
WiMAXを契約するまえに確認すべきチェックポイントは以下の5つです。
- WiMAX+5Gのエリアを確認する
- WiMAX+5Gの通信速度を確認する
- WiMAX+5Gの通信速度制限を確認する
- 機種(ルーター)を選ぶ
- プロバイダを選ぶ
この4つのポイントを解説していきます。
WiMAX+5Gのエリア(地域)確認をする
WiMAXはモバイル回線を利用したインターネット接続サービスになります。携帯電話と同じです。そのため、電波が届くエリアで利用しないと圏外になって通信することができません。
ですからWiMAXを利用する地域・エリアに電波がとどいているのかどうかを確認しましょう。
エリアマップは色が三色に分かれています。色によって利用できる回線が変わります。
- 5G sub6 - 3.7/4GHz帯の周波数。それぞれ100MHzの帯域幅で高速・大容量通信が可能。
- 5G NR化 - 4G LTEの周波数。NR規格を適用して5Gに利用。やや高速。
- 4G - 4G LTE回線。3つの回線のなかではエリアが広いが速度はやや劣る。
このように色ごとに利用する周波数が違います。ちなみにこのなかで最も速い5G sub6エリアの東京駅で計測したのが以下の画像です。
5G sub6エリアなら下り380Mbps。上り88Mbpsです。下手な光回線よりも速度がでますね。
私が普段利用するエリアの5G NR化の地域では100Mbps~200Mbpsほどの速度になっています。4Gだと30~50Mbpsほどです。
いずれも4G回線だとやや速度がでていない印象ですが、普段使いにはどの回線でも十分な速度がでています。
WiMAX2+からWiMAX+5Gで追加されたau回線の対応バンド(周波数帯)
2021年からWiMAXは「WiMAX2+」から「WiMAX+5G」へと通信プランが変更されています。
WiMAX2+はWiMAXの回線しか利用していません。そのためエリアが狭いという問題がありました。
WiMAX+5Gは「5G回線」が利用できるだけでなく、利用する周波数が多くなりました。そのためこれまで以上に広い範囲で利用できます。
さらにこれまでWiMAX2+の弱点とも言えた、屋内での利用も格段に接続しやすくなっています。
通信モード | WiMAX2+ | WiMAX+5G |
---|---|---|
スタンダードモード | バンド41 2.5Ghz WiMAX2+回線 | 4G バンド41 2.5Ghz WiMAX2+回線 バンド1 2.0Ghz帯 au回線 バンド3 1.7Ghz帯 au回線 5G バンド N28 700Mhz帯 au回線 バンド N41 2.5Ghz帯 au回線 バンド N77 4.0Ghz帯 au回線 バンド N78 3.7Ghz帯 au回線 |
プラスエリアモード | バンド41 2.5Ghz WiMAX2+回線 バンド18/26 800Mhz帯 au回線 バンド1 2.1Ghz帯 au回線 | 4G バンド41 2.5Ghz WiMAX2+回線 バンド18/26 800Mhz帯 au回線 バンド1 2.0Ghz帯 au回線 バンド3 1.7Ghz帯 au回線 5G バンド N28 700Mhz帯 au回線 バンド N41 2.5Ghz帯 au回線 バンド N77 4.0Ghz帯 au回線 バンド N78 3.7Ghz帯 au回線 |
auのもつメイン周波数帯の1つであるバンド1も利用できるので、ほとんどのエリアがカバーできるようになりました。
プラスエリアモードとは
WiMAXに通信モードが2つあります。「スタンダードモード」と「プラスエリアモード」です。プラスエリアモードはスタンダードモードで使える周波数帯に加えてauのプラチナバンド(800Mhz帯)が利用できます。
プラチナバンドが利用できるとさらにエリアが広くなります。
ただし、プラスエリアモードは「月15GBまで」しか利用できません。また、オプション料金の1,100円が必要になるのでスタンダードモードで電波がつかめないときの一時しのぎで利用するケースが多いです。
プラスエリアモードを無料で使う方法
プラスエリアモードを無料で使う方法もあります。携帯契約をauの回線契約、もしくはUQモバイルの回線契約をしていればオプション料金が無料になります。
それほど利用するモードではないですが、プラスエリアモードを利用する機会が多いようなら携帯回線の契約をauやUQモバイルに乗り換えることを検討してもいいかもしれません。
WiMAXは海外ローミングに対応していないので海外利用不可
以前はアメリカや韓国でWiMAX搭載パソコンがインターネット接続できるサービス「WORLD WiMAX」がありましたが、現在は利用できません。
auでも国際ローミングのサービスありますが、WiMAX+5Gは非対応です。
そのため海外でWiMAX+5Gのサービスを利用することはできません。
カシモWiMAXの通信速度は最大2.7Gbps
WiMAX2+回線は通常モード利用時の速度が下り最大558Mbps、上り最大30Mbps(機種:W06)でした。
それが、WiMAX+5Gになると回線速度が大幅にアップ。下り最大2.7Gbps(Mbpsじゃないですよ!)になりました。
速度 | WiMAX+5G | WiMAX2+ |
---|---|---|
ダウンロード速度 スタンダードモード | 最大2.7Gbps | 最大0.58Gbps(580Mbps) |
ダウンロード速度 プラスエリアモード | 最大2.7Gbps | 最大1.2Gbps |
アップロード速度 スタンダードモード | 最大183Mbps | 最大30Mbps |
アップロード速度 プラスエリアモード | 最大183Mbps | 最大75Mbps |
もちろんこれはカタログスペックで常にこの速度が出るわけではありません。
私の環境で5Gが入るエリアだとWiMAX2+よりも倍近い速度がでるようになりました。
といってもWiMAX2+でも日常使いには不便がない速度がでていたので体感での差は感じません。あくまでも速度を測ったときにだけ実感できる違いです。
動画視聴、WEBサイトを見る、SNSなどで動画や画像を見るなど日常使いで速度差を感じられるほどの差はありません。
必要な通信速度の目安
一般的には10Mbps以上の速度がでていればストレスなく利用することができると言われています。
通信速度にはダウンロードとアップロードがあり、WEBサイトの閲覧、ストリーミング動画の視聴で重要なのはダウンロー ド速度になります。
そこでサービスによってどの程度の速度が必要になるのかをまとめてみました。
サービス | 必要速度 | 備考 |
---|---|---|
メール・SNS | 128kbps~1Mbps | テキストのみなら利用可能 |
WEBサイトの閲覧 | 1Mbps以上 | 画像があるサイトは3Mbpsはほしい |
Instagram TikTokなどの画像・動画アプリ | 3Mbps以上 | 640p/720pの動画になるためそこそこ速度がないとストレス |
動画視聴 1080p | 5Mbps以上 | フルHD画質1080pなら5~7Mbps |
動画視聴 4k 2160p | 25Mbps以上 | 4k動画はできれば25Mbps以上 |
通常の利用ではそれほど通信速度が必要ないことがわかります。
WiMAX+5Gで、しっかりと電波が入る地域ならほとんど問題なく利用できるのではないでしょうか。
WiMAX+5Gの通信速度制限の条件
つぎに通信速度制限について解説します。
カシモWiMAXの3日制限はすでに撤廃!だからデータ無制限
WiMAX2+で3日10GB制限が導入され、WiMAX+5Gでは多少緩和されたものの3日15GB制限がありました。
その3日15GB制限が2022年2月1日に完全に撤廃されました。
そのため現在のWiMAX+5Gは非常に利用しやすくなっています。
3日制限って何?
これからWiMAXを契約する人はWiMAX+5Gしか契約できません。WiMAX+5Gでは3日制限が撤廃されているので関係ありません。
しかし、まだWiMAX2+の契約を継続利用している人は3日制限がありますので、簡単に3日制限について解説しておきます。
3日制限は前日までの3日間の合計通信量が一定量を超えると、当日の18:00から翌日2:00(夜 中)までおよそ6時間の通信速度を1Mbpsに制限するルールでした。
- 前日までの3日の通信量を計測
- 当日の夜18:00から翌日2:00までのおよそ6時間通信速度が1Mbpsに制限される
いずれにしても、今後WiMAXを契約する人には関係ありません。
WiMAX+5Gの制限は完全に無くなったわけではない
3日15GBの制限は完全に撤廃されました。しかし、全ての制限がなくなったわけではありません。
より多くのお客さまにWiMAX +5Gを快適にご利用いただくために、一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
<お知らせ> これまで直近3日間の通信量が合計15GB以上の場合、通信速度を一律に制限しておりましたが、お客さまのご利用状況をふまえ、速度制限条件などを2022年2月1日より変更いたしました。
WiMAX +5Gサービス ネットワーク混雑回避のための速度制限について
実際にどのていど利用したら制限にかかるのかが気になったのでWiMAXの速度制限を検証してみましたが、3日300GBほどの通信量を利用しても制限にかかることはありませんでした。一般的な使い方をするために複数デバイスでずっと4k動画を視聴していましたがまったく制限にかかることはありませんでした。
プラスエリアモードの通信制限について
スタンダードモードは月間無制限で利用できますが、オプションで利用するプラスエリアモードには通信量の上限があります。
- プラスエリアモードは月15GBまで
- 15GBを超えると通信速度が128kbpsに
- 解除されるのは翌月の月初
- 制限はプラスエリアモードだけ
プラスエリアモードは月の通信量の上限が15GBとなります。15GBを超えると128kbpsの通信制限がかかります。
15GBを超えると月末まで制限が続きます。翌月の1日に制限が解除されます。それ以外に制限を解除する方法はありません。
ただし制限はプラスエリアモードだけで、スタンダードモードに戻せば制限はなく普通の通信速度で利用することができます。
最新版 WiMAXおすすめ機種の選び方
WiMAXは専用のデバイスを利用しないと通信ができません。ですからWiMAXが利用できる機種を契約時に購入します。
現在販売されている機種は持ち運びができる「モバイルタイプ」のルーターと、据え置きで利用するタイプの「ホームルータータイプ」の2種類になります。
それぞれのタイプで2機種づつ販売されています。
機種 | Galaxy 5G Mobile Wi-Fi | Speed Wi-Fi 5G X11 | Speed Wi-Fi HOME5G L11 | Speed Wi-Fi HOME5G L12 |
---|---|---|---|---|
画像 | ||||
製造元 | Samsung | NECプラットフォームズ株式会社 | ZTE Corporation | NECプラットフォームズ株式会社 |
ネットワーク | 5G(sub6/NR化) 4G LTE WiMAX2+ | 5G(sub6/NR化) 4G LTE WiMAX2+ | 5G(sub6/NR化) 4G LTE WiMAX2+ | 5G(sub6/NR化) 4G LTE WiMAX2+ |
連続通信時間 | 16.7時間 | 8.2時間 | - | - |
連続待受時間 | 700時間 | 400時間 | - | - |
同時接続台数 | 11 | 17 | 32 | 42 |
サイズ | 幅147×高さ76×奥行き10.9mm | 幅136×高さ68×奥行き14.8mm | 幅70×高さ182×奥行き124mm | 幅101×高さ179×奥行き99mm |
重量 | 203g | 174g | 599g | 446g |
バッテリー容量 | 5000mAh | 4000mAh | - | - |
Wi-Fi規格5Ghz | IEEE802.11a/n/ac | IEEE802.11a/n/ac/ax | IEEE802.11a/n/ac/ax | IEEE802.11a/n/ac/ax |
Wi-Fi規格2.4Ghz | IEEE802.11b/g/n | IEEE802.11b/g/n/ax | IEEE802.11b/g/n/ax | IEEE802.11b/g/n/ax |
UIMサイズ | NanoIC | NanoIC | NanoIC | NanoIC |
モバイルタイプはバッテリーが入っているので外に持ち運んで利用することができます。ホームタイプのルーターはコンセントを挿していないと利用できないので家で利用する専用です。
なので多くのサイトでは
- 家でも外でもWi-Fiを利用する人 - 「モバイルタイプ」
- 家でしか利用しない人 - 「ホームルータータイプ」
を選びましょうと書かれているサイトが多いです。
ですが、もしWiMAXを契約するのがはじめてなのであれば、まずは「モバイルタイプ」のルーターを契約することをオススメします。
はじめてWiMAXを利用するならモバイルタイプをおすすめする3つの理由
- モバイルタイプは置き場所を選ばない
- 機種のディスプレイを利用して設定変更ができる
- 解約後の使い道もある
モバイルタイプは置き場所を選ばない
WiMAX+5Gは携帯回線を利用しているので「電波の受信感度が高い場所」で「速度の出る場所」に置くのがベストです。
なるべく窓の近くで地面から高い位置におくと電波を受信しやすいと言われています。
モバイルタイプのルーターなら、どこでも置けるのでいいのですが、ホームルータータイプは少し大きくなるために、どこでもというわけにはいきません。またバッテリーが無いので電源をつなぎながらでないと利用できません。コンセントに近い場所に設置する必要があるためにどうしても場所を選びます。
その点、モバイルタイプは小さいためにどこでも置けます。
機種のディスプレイを利用して設定変更可能
モバイルタイプはディスプレイがついているのでディスプレイを見れば、設定がひと目でわかります。特に最新のGalaxy 5G Mobile Wi-Fiは携帯電話と同じ操作感でりようできます。
ところが、ホームルーターにはディスプレイがありません。iPhoneやAndroidのアプリから設定を変更するか、Webブラウザから設定変更するしかありません。
光回線のルーターと同じ感じです。けっこう面倒ですよね。
モバイルタイプのほうが設定変更が簡単で、現在の設定もすぐに確認できて便利です。
解約後の使い道もある
WiMAXを解約したあとにpovo2.0や楽天モバイルのSIMカードを利用することができるのですが、この設定も圧倒的にモバイルタイプのほうが簡単です。
同時接続台数だけは注意
ルーターは同時接続台数が決まっています。この上限台数を超えて接続しようとすると、ネット接続が切れたり、不安定になったります。
ホームルータータイプは同時接続が台数が非常に多いので問題ないと思いますが、モバイルルーターは同時接続台数が少ないです。もし同時に利用するデバイスが多く、家でしかWi-Fiを利用しないのであればホームルータータイプを選びましょう。
モバイルルーターやホームルーターを初めて利用するのであれば、まずはモバイルタイプの機種を選んだほうが間違いなく使いやすいです。
料金はのちほど説明しますが、WiMAXの現状のプランを考えると長くても2年で解約しないと損をするのでまずはモバイルルーターを契約して1年後か2年後に問題なく利用できていれば、次はホームルーターを契約するといいでしょう。
WiMAX+5Gのモバイルルーターはどっちを選ぶ?
現在発売されているモバイルタイプのルーターは「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01」と「Speed Wi-Fi 5G X11 NAR01」の2機種です。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01がおすすめな人
- 操作が簡単な機種がいい
- 持ち運んで外出先でも家でも使いたい
- 同時に接続する機器が11台で収まる。
スマホと同じように操作ができる
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiはスマホをルーターにした作りなのでスマホのようにタッチパネルで操作ができます。
Wi-Fi周波数の切り替え、通信モードの切り替えからパスワードの確認など簡単に操作できます。また画面も大きいので設定内容などもわかりやすいです。
操作が簡単なので初心者でも安心して利用できるはずです。
持ち運んで外出先でも家でも使いたい
外出先でも利用するのならGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01一択です。
- 16時間以上もつバッテリーで1日利用できる
- あまり発熱しないので熱暴走の心配もない
16時間以上持続通信可能
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01はバッテリーが16時間持ちます。朝7時から利用開始しても23時まで利用できる計算になります。持ち出したときにもバッテリー心配はいりません。
一方、Speed wi-fi 5g x11は8時間ほどしか持ちません。朝7時に利用開始すると15時には電源が切れます。持ち出すには不十分ではないでしょうか。
熱暴走しない
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01はスマホでテザリングしたときほどの熱しか持ちません。Speed wi-fi 5g x11 NAR01は持っていられないほど熱くなります。
熱くなるだけならまだしも、発熱がひどすぎてインターネット接続ができなくなります。冬場や寒い地域ならまだましかもしれませんが、気温20度ほどでカバンに入れて1時間程度で通信できなくなってしまったこともあるので持ち運びはオススメできません。
ですから外に持ち出して利用するのならGalaxy 5G Mobile Wi-Fiを選びましょう。
Speed Wi-Fi 5G X11 NAR01がおすすめな人
- 基本的に家でしか利用しない
- 同時接続台数が11台を超える
基本的に家でしかつかわない
持ち運びをせずに家で(機種の温度が上がりすぎない環境で)利用できるのならSpeed wi-fi 5g X11をオススメします。熱さえなんとかなれば普通に使えますし、Wi-Fi6対応で5Ghz、2.4Ghz同時利用が可能なので据え置き機として利用するならSpeed wi-fi 5g X11をおすすめします。
同時接続台数が11台を超える
ちょっと消極的な理由ですが、Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01は同時接続台数が11台と少ないです。これを超えるようだとSpeed wi-fi 5g X11を選択するしかありません。
WiMAXの機種選びまとめ
- 初めてWiMAXを契約するならモバイルタイプを選ぶ
- おすすめはGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01
- 同時接続台数が11台超えるならSpeed wi-fi 5g X11を選択する
現在販売されている機種でもっとも利用しやすいのがGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01になります。まずはこの機種を契約するのがオススメです。
【2024年最新版】 WiMAXプロバイダ 4つの選び方
2022年にWiMAXの料金プランは大きく変化しました。2月には「3日15GB制限」が撤廃され、7月の「電気通信事業法の改正」の影響で契約期間を設けないプロバイダが増えました。
これまでのWiMAXのプロバイダ選定は、契約期間中の料金がいくらになるのかを計算して料金の安いプロバイダを選ぶだけでした。
それが料金プランの改定によりプロバイダの選定にもバリエーションが増えました。
そこでまずは契約するプロバイダによって何が違うのか?を知っておきましょう。次にWiMAXプロバイダの選び方について説明します。
WiMAXのプロバイダはUQ WiMAXの設備を利用している
WiMAX+5Gのプロバイダは原則としてUQコミュニケーションズで用意している通信設備を利用します。インターネット接続までUQコミュニケーションズで行っているので、プロバイダ側で通信設備の手配や運用は行いません。
ではプロバイダは何をしているかというと
- WiMAXの契約窓口
- ユーザーサポート(障害やお問い合わせの対応)
この2つになります。
WiMAX+5Gプロバイダの違い
同じ設備を利用しているので「通信速度」「通信エリア」「通信制限」「利用機種」などインターネット回線に接続する部分はどのプロバイダと契約しても変わりません。
では何が違うのかというと、この4点になります。
- 料金(通信料金や機種代金)
- 契約期間・違約金
- ユーザーサポート体制
- 機種補償サービス
この違いをもとにプロバイダーを選びます。ですからいまからWiMAXを契約するなら以下の3つの選び方ができます。
- 安いプロバイダを選ぶ
- リスクの少ないプロバイダを選ぶ
- 口座振替契約できるプロバイダを選ぶ
それぞれの選び方について解説します。
安いプロバイダから選ぶ
安いプロバイダから選ぶのはWiMAXプロバイダ選びの王道です。
さきほども説明した通り、WiMAXのプロバイダが利用する通信設備はすべて一緒です。そのため通信速度や通信エリアなどはどのプロバイダで契約しても同じになります。
安いプロバイダを選ぶときに重要なのが、「契約期間中にかかる初期費用や月額料金。キャッシュバックや月額割引などの特典」をすべて合算して契約期間中の料金を計算することです。
2024年3月のWiMAXプロバイダ料金比較
では今月のプロバイダの料金比較をしていきます。
いまだに契約期間を3年で計算しているWEBサイトもありますが、もう3年契約のプロバイダは1社を除いてありません。ですから契約期間は2年間で計算します。
機種は初めてWiMAXを契約する人にも使いやすい「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01」で計算しています。
表の見方を説明します。
2年合計金額は「初期費用」「月額料金(初月から24ヵ月目まで)」「機種代金」を足しています。そこから「キャッシュバック」などの特典費用を引いた合計費用になります。
実質月額は2年合計金額を25で割った平均金額になります。
プロバイダ | DTI WiMAX | eWi-Fi | Vision WiMAX | GMOとくとくBB WiMAX | カシモ WiMAX | Broad WiMAX | BIGLOBE WiMAX | ASAHIネット WiMAX | UQ WiMAX | au |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,850円 |
月額合計 | 91,850円 | 110,550円 | 115,786円 | 98,505円 | 117,040円 | 96,437円 | 90,552円 | 92,972円 | 114,202円 | 128,750円 |
端末代金 | 27,720円 | 27,720円 | 27,720円 | 27,720円 | 27,720円 | 31,680円 | 27,720円 | 27,720円 | 6,732円 | 27,720円 |
キャッシュバック | 0円 | 0円 | 10,000円 | 25,000円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
総合計 | 0円 | 0円 | 0円 | 152,199円 | 173,338円 | 174,977円 | 175,780円 | 178,200円 | 178,684円 | 220,358円 |
実質月額 | 0円 | 0円 | 0円 | 4,227円 | 4,814円 | 4,860円 | 4,882円 | 4,950円 | 4,963円 | 6,121円 |
詳細 | - | - |
GMOとくとくBB WiMAXはダントツで安い
2年契約でもっとも安く利用できるのがGMOとくとくBB WiMAXです。キャッシュバックが高額なだけでなく、月額料金の割引もかなり大きいため、2年間利用したときには最も安く利用することができるプロバイダになっています。
サポート体制は電話が繋がりにくいなどの問題はあるものの、契約がオンラインでできるのはもちろん、解約もユーザーマイページから解約できます。また解約違約金もないため、いつ解約しても余計な費用がか かることはありません。
WiMAXのどのプロバイダで契約しても原則として「速度」「エリア」など基本部分は変わりません。ですから最も安く契約できるGMOとくとくBB WiMAXが最もお得です。
なお今月のキャンペーンでは契約期間は2年ながら解約違約金0円なので実質契約期間の縛りなしとなっています。
これからWiMAXを契約するのならGMOとくとくBB WiMAXではじめてみてはいかがでしょうか。
料金ランク | 1位 | 契約期間 | 2年 |
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月額料金 | 初月~ 2ヵ月目 1,474円 3ヵ月目~35ヵ月目 3,784円 36ヵ月目~ 4,444円 | 事務手数料 | 3,300円 |
解約違約金 | 0円 | 発送日程 | 最短即日 |
端末代金 | Galaxy 5G Mobile Wi-Fi: 21,780円 Speed Wi-Fi 5G X11: 21,780円 Speed Wi-Fi HOME 5G L11: 21,780円 Speed Wi-Fi HOME 5G L12: 21,780円 | 端末支払方法 | 605x36回払い |
2年合計金額 | 89,750円 | キャッシュバック | 通常: 23,000円 *他社から乗換:40,000円 |
※他社通信サービスからの乗換でキャッシュバック増額は条件があります。
- 主要なプロバイダのなかでは最も料金が安い
- 契約も解約もオンラインで手続きできる
- 中途解約違約金は0円
- au・UQモバイルのユーザーは料金がさらにお得になる
- データ通信量の制限がなく使い放題
- au5Gに対応しており高速な通信ができる
- 他通信サービスからの乗換なら条件によってキャッシュバックが増額
- 最短即日発送で契約後すぐに利用開始できる
キャッシュバック受取が面倒ならBIGLOBE WiMAX
2番目に安い料金プランなのがBIGLOBE WiMAXです。料金面ではGMOとくとくBB WiMAXに劣る部分ありますが、BIGLOBE WiMAXもキャッシュバックに月額割引と非常にキャンペーンに力をいれいています。
とくにキャッシュバックバックが1ヵ月後に受け取ることができること。キャッシュバックの連絡もわかりやすいことなどから、キャッシュバックの受け取り忘れがないためにより確実に料金を安くできる点が人気の理由です。
ただ残念なのが解約が面倒な点でしょう。GMOとくとくBB WiMAXはオンラインで契約も解約も完了できるのに対して、BIGLOBE WiMAXは電話かWEBチャットを利用した退会しかでできません。その点はご注意ください。
料金ランク | 2位 | 契約期間 | なし |
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月額料金 | 初月 0円 1ヵ月目 1,166円 2ヵ月目~24ヵ月目 3,355円 25ヵ月目~ 4,928円 | 事務手数料 | 3,300円 |
解約違約金 | 0円 | 発送日程 | 2日~1週間 |
端末代金 | Galaxy 5G Mobile Wi-Fi: 21,912円 Speed Wi-Fi 5G X11: 21,912円 Speed Wi-Fi HOME 5G L11: 21,912円 Speed Wi-Fi HOME 5G L12: 21,912円 | 端末支払方法 | 913x24回払い |
2年合計金額 | 93,543円 | キャッシュバック | 通常: 10,000円 |
- キャッシュバック受取が1ヵ月後と早い
- キャッシュバックの受取が簡単
- 契約期間がないためいつ解約しても違約金はなし
- GMOとくとくBBに次ぐ料金の安さは魅力的
- au・UQモバイルのユーザーは料金がさらにお得になる
- データ通信量の制限がなく使い放題
- au5Gに対応しており高速な通信ができる
- SIMカードのみの契約もできる
- 口座振替契約も対応
Asashiネット WiMAX+5Gはオプションの固定IPが優秀
AsashiネットWiMAX(アサヒネットワイマックス)が突然の大幅値下げでランキング上位に食い込んできています。
ただ残念なのが、固定IPアドレスプラン(グローバルIPを使用)は値引き対象外になっていること。
かなりニッチな需要ですが、静的なグローバルIPアドレスを利用したい人はAsashiネットWiMAXしか提供がありません。(動的なグローバルIPは各社あります。)
他にAsahiネットのサービスを利用しているのなら200円の割引になるので検討してもいいかもしれません。
料金ランク | 3位 | 契約期間 | 2年 |
---|---|---|---|
月額料金 | 初月 0円 1ヵ月目~24ヵ月目 3,278円 25ヵ月目~ 4,928円 | 事務手数料 | 3,300円 |
解約違約金 | 0円 | 発送日程 | 2から3日程度 |
端末代金 | Galaxy 5G Mobile Wi-Fi: 21,780円 Speed Wi-Fi 5G X11: 21,780円 Speed Wi-Fi HOME 5G L11: 21,780円 Speed Wi-Fi HOME 5G L12: 21,780円 | 端末支払方法 | 21,780円一括払い 代引き手数料440円が別途かかります。 |
2年合計金額 | 103,752円 | キャッシュバック | 通常: 0円 |
- ギガ放題プラスプランは23ヵ月間1,500円の割引
- 契約期間がないためいつ解約しても違約金はなし
- データ通信量の制限がなく使い放題
- au5Gに対応しており高速な通信ができる
- 契約から解約・退会までオンラインで完結
リスクの少ないプロバイダを選ぶ
つい最近までWiMAXは3年契約でしか契約ができませんでした。契約期間の途中で解約をすると高額な違約金を支払わないといけません。
ただ確実にWiMAXの契約を継続することができるでしょうか?
- 在宅勤務で必要になったから契約したが、在宅が無くなって必要なくなった
- 集合住宅で光回線が引けなかったからWiMAXを契約したが光回線が引けるようになった
- おもったよりも通信速度が出なかった
- ゲームでも使えるかと思ったが、反応速度が遅かったので光回線に変更したい
- 持ち運びが面倒になった...などなど
契約した当初はしばらくつかうつもりでも、実際に使ってみたら「解約したい」理由がでてくるかもしれません。
これまでのWiMAXは「20,000円を超える高額な違約金を払って解約する」もしくは「契約期間終了まで我慢して使う」この2つの選択肢しかありませんでした。
しかし2022年7月の電気通信事業法の改正で最初から「いつ解約してもリスクの少ない契約」を選べるようになりました。
リスクの少ない契約の条件
リスクの少ない契約の条件は3つあります。
- 機種代金が0円もしくは非常に安い
- 解約違約金無し
- 解約手続きが簡単
機種代金が非常に安い
WiMAXの機種代金は20,000円を少し超える金額になっています。
この機種代金を分割で支払うことになります。分割支払が完了しないタイミングで解約をすると、残った端末代金を一括で支払わないといけません。
説明だけだと分かりづらいので、今月最も安く契約できるプロバイダのGMOとくとくBB WiMAXで確認してみます。
GMOとくとくBB WiMAXの契約を半年で解約する場合の費用
半年間の利用でかかる費用を考えてみます。
- 契約事務手数料
- 月額料金(6ヶ月間)
- 機種代金
- キャッシュバック
プロバイダ | GMOとくとくBB WiMAX |
---|---|
契約事務手数料 | 3,300円 |
月額料金(6ヵ月間) | 15,774円 |
機種代金 | 21,780円 |
キャッシュバック | 0円 |
合計金額 | 40,854円 |
GMOとくとくBBのキャッシュバックは1年後にしか受け取ることができません。そのためかなり高額な料金を支払うことになります。
いっぽう、機種代金が安く購入できるUQ WiMAXならどうなるでしょうか。
プロバイダ | UQ WiMAX |
---|---|
契約事務手数料 | 3,300円 |
月額料金(6ヵ月間) | 25,608円 |
機種代金 | 2円 |
キャッシュバック | 0円 |
合計金額 | 28,910円 |
なんと、短期契約ならUQコミュニケーションズのほうが安くなります。
実は機種代金が定価のプロバイダは1年から2年は利用しないと料金が安くならないように設定されています。
ですから短期解約の可能性があるなら、機種代金が無料もしくは非常に安い設定のプロバイダを選びましょう。
解約違約金が無いプロバイダを選ぶ
機種代金が無料だったとしても、解約違約金がかかっては意味がありません。解約違約金がかからないプロバイダを選びます。
解約手続きが簡単なプロバイダを選ぶ
不要になったから即解約したい、にもかかわらず解約手続きがよくわからない。もしくはすぐに解約できないプロバイダも少なくありません。
面倒な解約手続きだとどうしても「解約が先延ばし」されがちです。これも余計な費用を払うことになるので避けたいところ。
リスクの少ないプロバイダまとめ
実はこの3つの条件
- 機種代金が安い
- 解約違約金無し
- 解約手続きが簡単
これを満たしているのは「WiMAXを提供しているUQコミュニケーションズが運営するUQ WiMAX」だけしかありません。
他のプロバイダは機種代金がほぼ定価となります。
もしこれから初めてWiMAXを契約する。でもいつまで使うかは分からない。そんな人はUQ WiMAXから始めてみることをオススメします。
- 短期解約時でも安く利用できるプロバイダ -
口座振替で契約できるプロバイダ
クレジットカードで契約せずに口座振替で契約したい人も多くいるでしょう。そこで口座振替で契約できるWiMAXプロバイダを集めてみました。
ただ口座振替で契約できるプロバイダは実は3社しかありません。
- UQ WiMAX
- BIGLOBE WiMAX
- Broad WiMAX
この3社の中から選ぶことになります。比較ポイント3つです。
- 料金
- 契約から利用開始までの期間
口座振替契約の場合には通常の料金に加えて「口座振替手数料」が請求されます。ですからクレジットカードで契約するよりも料金が高くなります。
また端末代金は代引きで一括支払いになります。クレジットカード払いとくらべて初期負担が増えます。クレジットカード払いとの違いを一覧にしてみました。
プロバイダ | UQ WiMAX | BIGLOBE WiMAX | Broad WiMAX |
---|---|---|---|
口座振替手数料 | 0円 | 220円 | 220円 |
初期費用 | 0円 | 0円 | 20,743円 |
代引手数料 | 440円 | 440円 | 440円 |
オンライン口座登録 | あり | なし | あり |
Broad WiMAXとBIGLOBE WiMAXは口座振替手数料が毎月かかります。また、Broad WiMAXは口座振替契約の場合には「初期費用20,743円」がかかります。これは完全にBroad WiMAX独自の料金設定で他のプロバイダではかかりません。
これらの料金を追加してこの3社の1年利用時のトータル金額を比較してみましょう。
プロバイダ | UQ WiMAX | BIGLOBE WiMAX | Broad WiMAX |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 0円 | 20,743円 |
事務手数料 | 3300円 | 3300円 | 3300円 |
機種代金 | 6,732円 | 27,720円 | 31,680円 |
代引手数料 | 440円 | 440円 | 440円 |
合計金額 | 65,956円 | 79,376円 | 107,720円 |
オンライン口座登録 | あり | なし | あり |
Broad WiMAXは初期費用が高額なために全体の料金も高すぎます。よって候補から外します。残りはUQとBIGLOBEです。BIGLOBE WiMAXは口座振替の登録が紙面での提出となるため最長で2週間ほどかかります。また合計金額もUQ WiMAXのほうが安くなります。
- 口座振替で契約するなら -
WiMAXプロバイダの選び方まとめ
WiMAXプロバイダの選びかたのまとめです。
- 最安で契約するなら -
- 予期せぬ短期解約や機種の破損に備える -
- 11ヵ月以上つかうなら -
- 短期解約の可能性もある、すぐに使いたい -