オンライン授業にピッタリなポケットWifiの選び方を解説します
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対面での授業ができればいいのですが、まだまだオンラインでの授業も多く残っています。そのオンライン授業に重要なのが通信回線です。
携帯の回線だけでは通信量が多くなった時の不安から、ポケットwifiを契約する人が増えています。
ネット回線は光回線などの固定回線もありますが、その中でもポケットWifiに人気が集まっている理由は「工事不要」「契約してすぐに利用できる」からです。
そこでこのページではこれからオンライン授業に備えてポケットWifiの契約を考えている方に失敗しないポケットwifiの選び方をまとめました。
学校によってはネットワーク環境の整っていない学生にはポケットWifiの貸出を行っているケースもあります。あらかじめ学校に確認をして貸与されるならそちらを利用する方が余計な出費にならないのでいいでしょう。
オンライン授業の種類
まずオンライン授業がどのように行われているのでしょうか。
オンライン授業は大きく2つの形式に分けることができます。
- 同時配信型
- オンデマンド型
同時配信型の授業
リアルタイムで配信され実際の講義のように教員と学生の双方向から音や動画のやり取りをするタイプの授業です。
WEB会議などでよく利用されるZoomなどのソフトを利用することが多いようです。とくに特殊な機器がなくてもスマホやパソコンがあれば問題なく通信できます。
オンデマンド型
事前に録画された動画を配信する。もしくは教員から動画がリアルタイムで配信されて、学生側の意見や質問は別のチャットサービスやメールなどのツールで質問、議論を行うのがオンデマンド型になります。
オンライン授業でポケットWifiに求められるもの
オンライン授業で回線に求められるのはある程度の速度と豊富な通信容量です。
そこそこ回線速度が必要
オンライン授業に求められる速度は超高速である必要はありません。
同時配信型の授業でよく利用されるZoomで推奨される通信速度を見てみましょう。
種類 | ダウンロード | アップロード |
---|---|---|
ビデオ通話高品質 | 600kbps | 600kbps |
ビデオ通話HD | 1.2Mbps | 1.2Mbps |
ビデオ通話FHD | 1.8Mbps | 1.8Mbps |
グループビデオ 高品質 |
1Mbps | 800kbps |
グループビデオ720p | 1.5Mpbs | 1.5Mbps |
グループビデオ1080p | 2.5Mpbs | 3.0Mbps |
グループビデオで一番画質のいいタイプでも3Mbps程度です。これくらいの速度ならほとんどのポケットWifiを利用しても問題なく利用できるでしょう。
次にオンデマンドタイプの授業だった場合はどうでしょうか。例えばYoutubeなどで配信された場合の推奨速度を見てみましょう。
解像度 | 推奨速度 |
---|---|
4k | 20Mbps |
HD1080p | 5Mbps |
HD720p | 2.5Mbps |
sd480p | 1.1Mbps |
sd360p | 0.7Mbps |
まさか学校の講義を4K視聴することはないでしょうし、動画を作成する教員側も4Kなどで配信することはないでしょう。HD1080Pで配信されていて、それをHD1080Pで視聴しても推奨速度は5Mbpsです。
このように実は動画の視聴はそれほど回線速度がなくても問題なく視聴できます。
速度はそれほど不安要素がないものの問題は通信容量です。
動画視聴は通信容量が多くなる
動画視聴はどうしても通信容量が多くなります。ここがオンライン授業で一番のネックとなる部分です。
例えばZoomのビデオ動画などだと1時間600Mb程度が目安といわれていたり、Youtubeは480Pで同じくらいの通信量といわれますが、実際にりようすると思ったよりも多く通信していた李することもあります。
また大学などだとどれくらいの講義を受講するかによっても利用量が変わるでしょう。
講義によっては通信品質を落とすと見にくかったりすることもあるでしょうから。通信量は気にせずに通信できるのが理想です。
ここまでオンライン授業に関する説明となります。ここからはオンライン授業に適したポケットWiFiの選び方を説明します。
ポケットWifiの選び方

オンライン授業でオススメしたいポケットWifiはWiMAXです。
なぜwimaxをオススメするのか。それは、先ほどのオンライン授業で問題になる「速度」「通信容量」の問題をクリアできるからです。
WiMAXは月間の通信容量無制限
wimaxは月間の通信容量が無制限です。3日10GB制限がありますが、制限がかかるのは夕方18時から夜中の2時までの8時間だけです。日中の授業を受ける時間帯は全く制限を受けることがありません。
他のポケットwifiは月間の制限があります。月の容量を超えると日中も夜中も全く使えない速度に制限されます。これではオンライン授業に用いるのは不安でしょう。
WiMAXは通信速度が速い
WiMAXは通信速度が速いです。カタログスペックで下り440Mbpsです。動画視聴などは全然問題のない速度です。
次にWiMAXの契約の流れを確認していきます。
WiMAX契約の流れ
- エリアの確認
- プロバイダを決める
まずはエリアの確認が必要です。これはどのポケットWifiでも同じですが利用する場所がエリア外では使い物になりません。まずはエリア確認をしましょう。エリア確認は以下のサイトの中ほどでサービスエリア確認ができます。
WiMAXのサービスエリアを確認

ここで問題なければWiMAXのプロバイダを選択します。wimax比較ページでも詳しく解説していますが、ここではオンライン授業に特化したプロバイダの選び方を説明します。
オンライン授業は今後どれだけ続くか分かりません。WiMAXの契約は3年契約が多いのですが、3年後にもオンライン授業は行われているか分かりません。
それならば不要になったときに出来るだけ負担が無く解約できるプロバイダを選びましょう。現在短期契約ができるプロバイダは1社しかありません。
オススメのプロバイダはBIGLOBE WiMAX

biglobe wimaxの特徴は何といっても1年契約で中途解約することになっても違約金は1100円ですむことです。WiMAXの中でも安心して契約できるプロバイダです。
項目 | 情報 |
---|---|
会社名 | BIGLOBE |
料金プラン | キャッシュバック |
初月 | 0 |
1-12ヵ月 | 4378 |
13ヵ月以降 | 4378 |
機種代金 | 21120 |
キャッシュバック | 17000 |
総合計 | 61034 |
実質月額 | 4359 |
機種 | wx06,w06,home02 |
契約期間 | 1年 |
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WiMAXがエリア外なら縛りなしwifi
もしWiMAXがエリア外で使えない。そんな場合にオススメしたいのが「縛りなしWifi」です。
WiMAXと比較すると速度も遅く、容量の制限も月間50GBまでと不安は残りますが、エリアはソフトバンク回線を借りているので広いです。WiMAXがどうしてもエリア外の場合には縛りなしWifiを選ぶのがいいでしょう。
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- カメラ・マイクなどを別途購入しないとだめですか?
- スマホやパソコンのついているものでも利用できるので必要に応じて購入すればいいでしょう。
- ポケットwifiを必ず契約しないといけない?
- 学校から借りれることもあるので、まずは学校に確認してください。