ポケット型Wi-Fiは契約元によってエリア・速度が変わる!各社の特徴を正しく理解しましょう

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ポケット型Wi-Fiは契約元によってエリア・速度が変わる!各社の特徴を正しく理解しましょう
ポケット型Wi-Fiの種類について解説

ポケット型Wi-Fiで特に分かりづらいのが、どこで契約するのがいいのか?ということです。 昔はそれほど種類がなかったのですが、いまは沢山の事業者から販売されています。

現在のポケット型Wi-Fiは大きく4つのカテゴリーに分けることができます。それぞれのカテゴリーによって回線の種類や料金プランなどが変わります。

ポケット型Wi-Fi 4つのカテゴリーとは

4つのタイプ

ポケット型Wi-Fiは以下の4つのカテゴリーに分けて考えることができます。

ポケット型Wi-Fiのカテゴリー
  • 大手キャリアタイプ
  • エリア限定無制限タイプ
  • クラウドタイプ
  • 格安SIMタイプ

何を基準にカテゴリーを分けているかというと「利用できる回線の種類」をもとにカテゴリー分けをしています。 それぞれの特徴について説明します。

大手キャリアタイプ

大手キャリアである「ドコモ・ソフトバンク」の2社がこの大手キャリアタイプになります。「auと楽天」はこのカテゴリーには含みませんでした。

この大手キャリアタイプの特徴はエリアは広く速度も速い。その代わり、料金が高いです。

大手キャリアタイプの特徴

項目特徴
通信速度速い
通信エリア広い
通信制限なし(ソフトバンクは有り)
機種代金高い(
通信料金高い

ドコモで契約すればドコモの回線が利用できます。ソフトバンクで契約すればソフトバンクのエリアで利用できます。 ともに携帯契約とエリアは同じ。通信速度も同じです。

両社ともにポケット型Wi-Fiを契約しても専用プランが用意されているわけではないので、ドコモで契約するなら「eximoの無制限プラン」、ソフトバンクは「データ通信専用50GBプラン」になります。

ソフトバンクは無制限の「メリハリ無制限+」には加入できないようです。 料金プランを確認しましょう。

エリア限定無制限タイプ

このカテゴリーはUQコミュニケーションズのWiMAXと楽天モバイルの2社が当てはまります。 このカテゴリーエリアはキャリアほど広くない。その代わり安く制限なしで使えます。

UQコミュニケーションズはauのグループ会社です。ですからauの回線を利用しています。楽天は楽天の回線+auのプラチナバンドを利用しているサービスです。

項目特徴
通信速度速い
通信エリア普通(キャリアより狭い)
通信制限なし
機種代金普通
通信料金安い

クラウドタイプ

クラウドタイプは専用のポケット型Wi-Fiルーターを利用して通信を行います。この機種の特徴は本体にSIMカードが必要ないこと。

SIMカードはまとめてサーバー上で管理され、ユーザーの利用位置に合わせて自動的にSIMカードが選ばれ、通信ができます。

もともとの仕組みは海外旅行者向けのレンタルWi-Fiルーターのみで使われていたもので、その仕組みを国内利用できるようにしたのがこのクラウドタイプです。

これまでのタイプと違い、クラウドタイプは通信設備を一切持たない企業が運用しているサービスです。つまり全ての設備を借りて運用しています。

特徴はソフトバンク系、ドコモ系、au系の3大キャリアのエリアで利用できるのでエリアが広いこと。反面、ソフトバンク以外のSIMカードは格安SIM系のカードになるために速度がでにくいことでしょう。また無制限のプランはなく、月の容量が決まっています。

項目特徴
通信速度遅い
通信エリア広い
通信制限あり
機種代金機種はレンタル
通信料金安い

格安SIMタイプ

格安SIMタイプはポケット型Wi-Fiルーターは自分で購入して、別途格安SIMを契約してWi-Fiルーターに挿して利用する方法です。

特徴は専用のルーターではないので、好きなモバイルルーターを購入して利用できる。また好きなブランドのSIMカードを挿せるので料金面もコントロールしやすい

項目特徴
通信速度遅い
通信エリア広い
通信制限あり
機種代金機種は別途購入
通信料金安い

ポケット型Wi-Fiサービス選びの注意点

この4タイプからポケット型Wi-Fiを選びます。どのタイプを選ぶかは「エリア、料金、通信容量、通信速度」を考慮してする必要があります。

エリア

利用可能エリアなのかどうかはポケット型Wi-Fiを選ぶうえで最も重要です。

例えば、ドコモしか電波が届かない地域で利用するのに、auの回線を利用するWiMAXを契約しても電波が届かないため使えません。

料金

一般的にポケット型Wi-Fiを検討する方は、料金は出来るだけ安く、通信容量はできるだけ多くしたいコスパ重視の人が多いようです。

料金プランは各社異なります。自分の選ぶサービスと価格のバランスがとれいるかどうかは要確認事項でしょう。

通信容量

クラウドタイプや格安SIMタイプを選ぶ場合には必ず通信容量の上限が定められています。 そのため「無制限」で利用したいのなら選択するべきではありません。

通信速度

速度は速ければ速いほどいいですが、ポケット型Wi-Fiは携帯回線を利用していることもあり利用場所で大きく速度が変わります。

そのため、通信速度に関しては多少妥協をする必要があるかもしれません。

まとめ

ポケット型Wi-Fiはサービスの提供元によって「エリア、料金、通信容量、通信速度」が変わります。

とくにポケット型Wi-Fiサービスの契約で多いトラブルは、契約したけど、電波が弱く速度が出ない。という口コミを最も多く見かけます。

エリアを最優先に据えてサービスを選ぶのがいいでしょう。

ポケット型Wi-FI・モバイルWi-Fi

※ この情報は2024年08月09日現在の情報です
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