BIGLOBE WiMAXは料金も比較的に安く、クレジットカード払いだけでなく口座振替にも対応している数少ないプロバイダです。
契約期間の定めがなく、契約したらいつでも解約できます、SIMのみの契約も受け付けているので、WiMAXが不要になって一度解約したけど、再度利用したい。
こうしたケースにも対応できます。
ですが、BIGLOBE WiMAXの評判や、デメリットも契約前に確認しておきたいところでしょう。 まとめたので契約まえの参考にどうぞ。
BIGLOBE WiMAXは解約の手続きの評判が悪い
BIGLOBE WiMAXの口コミで多いのは「料金」ではなく、解約時の手続きに関する意見が多いです。
まずは解約時の電話が面倒だったという意見。
いつも思うんだけどBIGLOBEは解約の電話をすると その場でできなくて 数日以内に折り返し電話になる
なぜ後日電話なのかと聞くと 解約担当の人が解約業務に追われているらしい ちなみに電話つながりにくい 携帯電話からのフリーダイヤルは使えない
BIGLOBE解約しようと思うのにチャットでしかできなくていつも混んでるから繋がらない 消費者センター行ってみるか……
BIGLOBEは契約は楽だけど解約とかがだるすぎるからやめた方がええな二度と使わんわ
退会するにはチャットで手続きするか、電話で手続きするかの2択しかないのが不便だと感じる方が多いようです。
biGLOBE解約されてるはずなのに 毎月毎月請求くる謎w 問い合わせは何回かけても繋がらないし🤷♂️ 出るまでかけ続けてやっかんな😗
BIGLOBEのメールアドレス、使ってないのに数ヶ月分金取られてた ベーシックコースという謎システムにご注意。 なぜ、スマホ解約したのにメールやセキュリティも解約されないのか、めちゃムカつくー
クレカの請求をちゃんと見ないとなぁ
退会(BIGLOBEのアカウントを削除してすべてのサービスを終了する)と解約(BIGLOBEのアカウントは残して契約しているサービスの一部を解約)の違いを知らなかったケースです。
WiMAXのみの契約の場合は必ず退会する必要があります。wimaxのみの解約の場合にはベーシックコースの200円が毎月請求されます。
クレジットカード払いなどの場合だと、200円/月くらいだと気づきにくいので発覚が遅れることがよくあります。
まったく利用していないのに毎月料金を支払っていたと思うと気分はよくないですよね。
このようにBIGLOBE WiMAXへの不満や評判の悪さは「解約の手続き方法」や「解約のわかりづらさに」に集中しています。
BIBLOBE WiMAXの解約方法
BIGLOBE WiMAXの解約には2つの方法があります。
電話で解約するか、チャットで解約するかの2択になります。
BIGLOBE WiMAXを電話で解約・退会する
- 固定電話から 0120-827-193
- 携帯・IP電話から 03-6631-4602
固 定電話からの発信はフリーダイヤルになるため無料です。携帯やIPで書ける場合には通話料が有料になります。
受付時間は365日受付で9:00~20:00になります。
BIGLOBE WiMAXをチャットで解約・退会する
BIGLOBEのチャットオペレーターとチャットで対話方式で退会します。 AIチャットではなくチャットオペレーターとやり取りをするため、こちらも24時間対応ではありません。
受付時間は9:00~21:00になります。
BIGLOBEの退会
電話 or チャット対応になってる。
ベーシックコースの退会についてもご案内があり確実に退会が出来る点は🙆
チャットがオペレーターとなかなか繋がらず全然スタート地点に立てない点は🙅
こちらもずいぶん待たされるようですが、料金がかからないだけマシかもしれません。
郵送 or FAXで退会
退会方法は2つと書いていますが、実はもう一つ退会方法があります。 それは退会専用書類を郵送もしくはFAXで送ることです。
専用用紙があるのでそれをダウンロードして印刷、FAXもしくは郵送で退会できます。 印刷ができない場合は退会書類をBIGLOBEから郵送してもらうこともできます。
ただ、郵送にしてもFAXにしても手間がかかるのと、送付したあとにどれくらいで対応してもらえるのか読めない分だけ使いづらい部分もあります。
退会は毎月25日受付分までが当月扱い
退会の手続きは毎月25日に受付が完了している分は当月の退会扱いとなりますが、25日より遅れると翌月の扱いになります。
例えば8月に退会するのであれば、8月25日までに手続きが完了すれば8月で退会できますが、25日を過ぎると9月の退会扱いになります。
もし退会を考えているのであれば早めに手続を済ませましょう。手続きを済ませたあとも月の終わりまでは契約が切れないためにWiMAXは月末まで利用することができます。
月末で解約となるために料金も日割りにはなりません。
WiMAXの契約は割引終了のタイミングが解約のタイミング
解約が面倒なら解約せずに使い続ければいいと思うかもしれません 。
ですが解約せずに使い続けることはおすすめできません。なぜなら月額料金の割引期間が終了するからです。
BIGLOBE WiMAXは2年間は月額料金が割り引かれます。しかし3年目以降の契約は割引がなくなるために料金が高くなります。
そのため、割引期間が切れるタイミングで一度退会して再度契約をしなおすのが一般的です。
もしBIGLOBE WiMAXの解約がチャット・電話しか無くても問題ないならBIGLOBE WiMAXで契約をしても問題ないでしょう。
BIGLOBE WiMAXのデメリット
- 解約手続きが面倒
- 1年以上の利用は料金がやや高くなる
解約手続きに関して先ほど説明した通りです。
1年以上の利用は料金が高くなる
実はWiMAXは1年以内の契約であれば各社それほど大きな差が付きません。 これはキャッシュバック特典をつけているプロバイダがキャッシュバックを支払うタイミングが遅いからです。
代表的なプロバイダはGMOとくとくBBですが、最短でも契約から12ヶ月がキャッシュバックの受け取りとなるため、それ以前で解約する場合には安い料金にはなりません。
むしろ1年間はBIGLOBE WiMAXもほとんど変わらない金額で利用できます。
しかし2年目以降はBIGLOBE WiMAXはやや高くなります。
このように解約手続き以外には大きなデメリットがないのもBIGLOBE WiMAXの特徴と言えるでしょう。
BIGLOBE WiMAXのメリット
- 最低利用期間・違約金がない
- 口座振替でも契約可能
- SIMのみ契約も可能
- 大手プロバイダの安心感
最低利用期間がないため違約金もなし
BIGLOBE WiMAXのキャンペーンプランは最低利用期間がありません。 ですから契約後いつでも解約することができます。
最低利用期間がないため、解約違約金もありません。
WiMAXが不要になったり、環境が変わってWiMAXが利用できないときには違約金など気にせずに解約することができます。
口座振替でも契約可能
WiMAXのプロバイダはクレジットカード払いでしか契約できないプロバイダがほとんどです。
BIGLOBE WiMAXは口座振替契約ができる数少ないプロバイダです。
クレジットカード契約をしたくない人には嬉しいサービスですね。
SIMのみ契約も可能
SIMのみでも契約できる数少ないプロバイダです。SIMのみ契約はBIGLOBEとUQでしか取り扱いがありません。
注意点としてはWiMAX+5Gは専用端末でしか利用できません。ですからすでに手元にWiMAX+5G対応のルーターを持っていることが条件となります。
BIGLOBEは違約金がないためにWiMAXが不要になれば即解約できます。手元の端末をとっておけばまたWiMAXが必要になったときに端末を購入せずにSIMのみの契約ができるので端末代のぶんだけ安く利用できます。
大手プロバイダの安心感
BIGLOBE WiMAXは光回線なども扱う大手のインターネットサービスプロバイダになります。
その歴史は長く1996年にNECの一部門としてプロバイダ事業を開始しています。
WiMAXのプロバイダには新規参入の事業者も複数あります。そうした企業と比較すると安心感が違います。
また現在のBIGLOBE WiMAXは2017年にKDDI(携帯電話のauの運営会社)に買収されてグループ会社となっています。WiMAXを運営しているUQコミュニケーションズもKDDIグループの企業ですからその点を考えても安心感は大きいです。
BIGLOBE WiMAXの料金プランとキャンペーン
BIGLOBE WiMAXの料金プランとキャンペーンについて解説します。
- 初期費用
- 端末代金(機種代金)
- 月々の通信料金
- 解約金(違約金)
BIGLOBE WiMAXの初期費用
項目 | 料金 |
---|---|
事務手数料 | 3,300円 |
初期費用は契約事務手数料のみです。それ以外の費用はありません。
BIGLOBE WiMAXの機種代金
機種 | 料金 |
---|---|
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi | 21,912円 |
Speed Wi-Fi 5G X11 | 21,912円 |
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 | 21,912円 |
Speed Wi-Fi HOME 5G L12 | 21,912円 |
WiMAX+5G対応の機種をすべて販売しています。 4機種ともに同額になっています。
機種代金の支払いは913x24回払いとなっています。24回で終了するので、月額料金の値引き期間と同じタイミングで支払いを終えることができます。
BIGLOBE WiMAXの月額料金
経過月数 | 月額料金 |
---|---|
初月~0ヶ月目 | 0円 |
1ヶ月目~1ヶ月目 | 1,166円 |
2ヶ月目~24ヶ月目 | 3,355円 |
25ヶ月目~ | 4,928円 |
BIGLOBE WiMAXはキャッシュバックキャンペーンをやっていません。
その代わり、月額料金の割引額が非常に大きいです。
値引きされる期間は初月含めて24ヵ月目までです。25ヵ月以降は割引がなくなるために割高になります。値引きが効いている2年間での解約しないと割高になるのでその点は覚えておきましょう。
BIGLOBE WiMAXは本当におすすめのプロバイダな のか?
ここまで踏まえてWiMAXを契約するのにBIGLOBE WiMAXはおすすめのプロバイダなのでしょうか? どんな人におすすめで、逆にどんな人にはおすすめでないのかを解説していきます。
BIGLOBE WiMAXはこんな人にはおすすめできない
- WiMAXをとにかく安く契約したい人
BIGLOBE WiMAXは非常に安い料金プランでWiMAXを利用できるプロバイダです。
しかし、WiMAXを最安値で利用したい人にはおすすめできません。WiMAXの料金比較をすればわかりますが、主要プロバイダで最も安い料金なのはGMOとくとくBB WiMAXです。
プロバイダ | 実質月額 | 月額料金 | 2年合計金額 | キャッシュバック |
---|---|---|---|---|
3,590円 | 初月~ 2ヵ月目 1,474円 3ヵ月目~35ヵ月目 3,784円 36ヵ月目~ 4,444円 | 89,750円 | 23,000円 | |
3,741円 | 初月 0円 1ヵ月目 1,166円 2ヵ月目~24ヵ月目 3,355円 25ヵ月目~ 4,928円 | 93,543円 | 10,000円 | |
4,150円 | 初月 0円 1ヵ月目~24ヵ月目 3,278円 25ヵ月目~ 4,928円 | 103,752円 | 0円 | |
4,181円 | 初月 1,397円 1ヵ月目~ 3,883円 | 104,544円 | 0円 | |
BIC | 4,400円 | 初月~ 24ヵ月目 4,268円 25ヵ月目~ 4,950円 | 110,000円 | 0円 |
ヨドバシ | 4,400円 | 初月~ 24ヵ月目 4,268円 25ヵ月目~ 4,950円 | 110,000円 | 0円 |
4,422円 | 0ヵ月目~ 4,290円 | 110,550円 | 0円 | |
4,601円 | 初月 1,474円 1ヵ月目~35ヵ月目 4,103円 36ヵ月目~ 4,532円 | 115,026円 | 10,000円 | |
4,637円 | 初月~ 24ヵ月目 4,268円 25ヵ月目~ 4,950円 | 115,940円 | 0円 | |
4,657円 | 初月 1,408円 1ヵ月目~ 4,378円 | 116,435円 | 0円 | |
エディオン | 5,271円 | 初月~ 24ヵ月目 4,268円 25ヵ月目~ 4,950円 | 131,780円 | 0円 |
KT | 5,271円 | 初月~ 25ヵ月目 4,268円 26ヵ月目~ 4,950円 | 131,780円 | 0円 |
Yamada | 5,271円 | 初月~ 24ヵ月目 4,268円 25ヵ月目~ 4,950円 | 131,780円 | 0円 |
So-net | 5,953円 | 0ヵ月目~ 4,950円 | 148,830円 | 0円 |
安く契約をしたいので あればBIGLOBE WiMAXはおすすめできません。
BIGLOBE WiMAXはこんな人におすすめ
- 安くは契約したい。でも最安である必要はない
- 面倒なキャッシュバック手続きなどはしたくない
最安値でなくてもそこそこ安く契約できればいい。その代わり面倒なキャッシュバックなどを避けたい!GMOとくとくBBのようにリスクのある契約はしたくない!!
この絶妙な2番手ポジションを狙うならBIGLOBE WiMAXがおすすめです。
解約時の電話やチャットにやや難があるもののGMOとくとくBBには敵わないながら面倒な手続き無しで安く契約できる点は魅力でしょう。
失敗しないWiMAXの選び方&契約方法
WiMAXは料金プランや通信方法がたびたび変更になります。
そしてそのたびにプロバイダの選び方は変わります。ですからここからは「失敗しないWiMAXの選び方」を確認していきます。
WiMAXを契約するまえに確認すべきチェックポイントは以下の5つです。
- WiMAX+5Gのエリアを確認する
- WiMAX+5Gの通信速度を確認する
- WiMAX+5Gの通信速度制限を確認する
- 機種(ルーター)を選ぶ
- プロバイダを選ぶ
この4つのポイントを解説していきます。
WiMAX+5Gのエリア(地域)確認をする
WiMAXはモバイル回線を利用したインターネット接続サービスになります。携帯電話と同じです。そのため、電波が届くエリアで利用しないと圏外になって通信することができません。
ですからWiMAXを利用する地域・エリアに電波がとどいているのかどうかを確認しましょう。
エリアマップは色が三色に分かれています。色によって利用できる回線が変わります。

- 5G sub6 - 3.7/4GHz帯の周波数。それぞれ100MHzの帯域幅で高速・大容量通信が可能。
- 5G NR化 - 4G LTEの周波数。NR規格を適用して5Gに利用。やや高速。
- 4G - 4G LTE回線。3つの回線のなかではエリアが広いが速度はやや劣る。
このように色ごとに利用する周波数が違います。ちなみにこのなかで最も速い5G sub6エリアの東京駅で計測したのが以下の画像です。

5G sub6エリアなら下り380Mbps。上り88Mbpsです。下手な光回線よりも速度がでますね。
私が普段利用するエリアの5G NR化の地域では100Mbps~200Mbpsほどの速度になっています。4Gだと30~50Mbpsほどです。
いずれも4G回線だとやや速度がでていない印象ですが、普段使いにはどの回線でも十分な速度がでています。
WiMAX2+からWiMAX+5Gで追加されたau回線の対応バンド(周波数帯)
2021年からWiMAXは「WiMAX2+」から「WiMAX+5G」へと通信プランが変更されています。
WiMAX2+はWiMAXの回線しか利用していません。そのためエリアが狭いという問題がありました。
WiMAX+5Gは「5G回線」が利用できるだけでなく、利用する周波数が多くなりました。そのためこれまで以上に広い範囲で利用できます。
さらにこれまでWiMAX2+の弱点とも言えた、屋内での利用も格段に接続しやすくなっています。
通信モード | WiMAX2+ | WiMAX+5G |
---|---|---|
スタンダードモード | バンド41 2.5Ghz WiMAX2+回線 | 4G バンド41 2.5Ghz WiMAX2+回線 バンド1 2.0Ghz帯 au回線 バンド3 1.7Ghz帯 au回線 5G バンド N28 700Mhz帯 au回線 バンド N41 2.5Ghz帯 au回線 バンド N77 4.0Ghz帯 au回線 バンド N78 3.7Ghz帯 au回線 |
プラスエリアモード | バンド41 2.5Ghz WiMAX2+回線 バンド18/26 800Mhz帯 au回線 バンド1 2.1Ghz帯 au回線 | 4G バンド41 2.5Ghz WiMAX2+回線 バンド18/26 800Mhz帯 au回線 バンド1 2.0Ghz帯 au回線 バンド3 1.7Ghz帯 au回線 5G バンド N28 700Mhz帯 au回線 バンド N41 2.5Ghz帯 au回線 バンド N77 4.0Ghz帯 au回線 バンド N78 3.7Ghz帯 au回線 |
auのもつメイン周波数帯の1つであるバンド1も利用できるので、ほとんどのエリアがカバーできるようになりました。
プラスエリアモードとは
WiMAXに通信モードが2つあります。「スタンダードモード」と「プラスエリアモード」です。プラスエリアモードはスタンダードモードで使える周波数帯に加えてauのプラチナバンド(800Mhz帯)が利用できます。
プラチナバンドが利用できるとさらにエリアが広くなります。
ただし、プラスエリアモードは「月15GBまで」しか利用できません。また、オプション料金の1,100円が必要になるのでスタンダードモードで電波がつかめないときの一時しのぎで利用するケースが多いです。
プラスエリアモードを無料で使う方法
プラスエリアモードを無料で使う方法もあります。携帯契約をauの回線契約、もしくはUQモバイルの回線契約をしていればオプション料金が無料になります。
それほど利用するモードではないですが、プラスエリアモードを利用する機会が多いようなら携帯回線の契約をauやUQモバイルに乗り換えることを検討してもいいかもしれません。
WiMAXは海外ローミングに対応していないので海外利用不可
以前はアメリカや韓国でWiMAX搭載パソコンがインターネット接続できるサービス「WORLD WiMAX」がありましたが、現在は利用できません。
auでも国際ローミングのサービスありますが、WiMAX+5Gは非対応です。
そのため海外でWiMAX+5Gのサービスを利用することはできません。
BIGLOBE WiMAXの通信速度は最大2.7Gbps
WiMAX2+回線は通常モード利用時の速度が下り最大558Mbps、上り最大30Mbps(機種:W06)でした。
それが、WiMAX+5Gになると回線速度が大幅にアップ。下り最大2.7Gbps(Mbpsじゃないですよ!)になりました。
速度 | WiMAX+5G | WiMAX2+ |
---|---|---|
ダウンロード速度 スタンダードモード | 最大2.7Gbps | 最大0.58Gbps(580Mbps) |
ダウンロード速度 プラスエリアモード | 最大2.7Gbps | 最大1.2Gbps |
アップロード速度 スタンダードモード | 最大183Mbps | 最大30Mbps |
アップロード速度 プラスエリアモード | 最大183Mbps | 最大75Mbps |
もちろんこれはカタログスペックで常にこの速度が出るわけではありません。
私の環境で5Gが入るエリアだとWiMAX2+よりも倍近い速度がでるようになりました。
といってもWiMAX2+でも日常使いには不便がない速度がでていたので体感での差は感じません。あくまでも速度を測ったときにだけ実感できる違いです。
動画視聴、WEBサイトを見る、SNSなどで動画や画像を見るなど日常使いで速度差を感じられるほどの差はありません。
必要な通信速度の目安
一般的には10Mbps以上の速度がでていればストレスなく利用することができると言われています。
通信速度にはダウンロードとアップロードがあり、WEBサイトの閲覧、ストリーミング動画の視聴で重要なのはダウンロー ド速度になります。
そこでサービスによってどの程度の速度が必要になるのかをまとめてみました。
サービス | 必要速度 | 備考 |
---|---|---|
メール・SNS | 128kbps~1Mbps | テキストのみなら利用可能 |
WEBサイトの閲覧 | 1Mbps以上 | 画像があるサイトは3Mbpsはほしい |
Instagram TikTokなどの画像・動画アプリ | 3Mbps以上 | 640p/720pの動画になるためそこそこ速度がないとストレス |
動画視聴 1080p | 5Mbps以上 | フルHD画質1080pなら5~7Mbps |
動画視聴 4k 2160p | 25Mbps以上 | 4k動画はできれば25Mbps以上 |
通常の利用ではそれほど通信速度が必要ないことがわかります。
WiMAX+5Gで、しっかりと電波が入る地域ならほとんど問題なく利用できるのではないでしょうか。
WiMAX+5Gの通信速度制限の条件
つぎに通信速度制限について解説します。
BIGLOBE WiMAXの3日制限はすでに撤廃!だからデータ無制限
WiMAX2+で3日10GB制限が導入され、WiMAX+5Gでは多少緩和されたものの3日15GB制限がありました。
その3日15GB制限が2022年2月1日に完全に撤廃されました。
そのため現在のWiMAX+5Gは非常に利用しやすくなっています。
3日制限って何?
これからWiMAXを契約する人はWiMAX+5Gしか契約できません。WiMAX+5Gでは3日制限が撤廃されているので関係ありません。
しかし、まだWiMAX2+の契約を継続利用している人は3日制限がありますので、簡単に3日制限について解説しておきます。
3日制限は前日までの3日間の合計通信量が一定量を超えると、当日の18:00から翌日2:00(夜 中)までおよそ6時間の通信速度を1Mbpsに制限するルールでした。
- 前日までの3日の通信量を計測
- 当日の夜18:00から翌日2:00までのおよそ6時間通信速度が1Mbpsに制限される
いずれにしても、今後WiMAXを契約する人には関係ありません。
WiMAX+5Gの制限は完全に無くなったわけではない
3日15GBの制限は完全に撤廃されました。しかし、全ての制限がなくなったわけではありません。
より多くのお客さまにWiMAX +5Gを快適にご利用いただくために、一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
<お知らせ> これまで直近3日間の通信量が合計15GB以上の場合、通信速度を一律に制限しておりましたが、お客さまのご利用状況をふまえ、速度制限条件などを2022年2月1日より変更いたしました。
WiMAX +5Gサービス ネットワーク混雑回避のための速度制限について
実際にどのていど利用したら制限にかかるのかが気になったのでWiMAXの速度制限を検証してみましたが、3日300GBほどの通信量を利用しても制限にかかることはありませんでした。一般的な使い方をするために複数デバイスでずっと4k動画を視聴していましたがまったく制限にかかることはありませんでした。
プラスエリアモードの通信制限について
スタンダードモードは月間無制限で利用できますが、オプションで利用するプラスエリアモードには通信量の上限があります。
- プラスエリアモードは月15GBまで
- 15GBを超えると通信速度が128kbpsに
- 解除されるのは翌月の月初
- 制限はプラスエリアモードだけ
プラスエリアモードは月の通信量の上限が15GBとなります。15GBを超えると128kbpsの通信制限がかかります。
15GBを超えると月末まで制限が続きます。翌月の1日に制限が解除されます。それ以外に制限を解除する方法はありません。
ただし制限はプラスエリアモードだけで、スタンダードモードに戻せば制限はなく普通の通信速度で利用することができます。
最新版 WiMAXおすすめ機種の選び方
WiMAXは専用のデバイスを利用しないと通信ができません。ですからWiMAXが利用できる機種を契約時に購入します。
現在販売されている機種は持ち運びができる「モバイルタイプ」のルーターと、据え置きで利用するタイプの「ホームルータータイプ」の2種類になります。
それぞれのタイプで2機種づつ販売されています。
機種 | Galaxy 5G Mobile Wi-Fi | Speed Wi-Fi 5G X11 | Speed Wi-Fi HOME5G L11 | Speed Wi-Fi HOME5G L12 |
---|---|---|---|---|
画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
製造元 | Samsung | NECプラットフォームズ株式会社 | ZTE Corporation | NECプラットフォームズ株式会社 |
ネットワーク | 5G(sub6/NR化) 4G LTE WiMAX2+ | 5G(sub6/NR化) 4G LTE WiMAX2+ | 5G(sub6/NR化) 4G LTE WiMAX2+ | 5G(sub6/NR化) 4G LTE WiMAX2+ |
連続通信時間 | 16.7時間 | 8.2時間 | - | - |
連続待受時間 | 700時間 | 400時間 | - | - |
同時接続台数 | 11 | 17 | 32 | 42 |
サイズ | 幅147×高さ76×奥行き10.9mm | 幅136×高さ68×奥行き14.8mm | 幅70×高さ182×奥行き124mm | 幅101×高さ179×奥行き99mm |
重量 | 203g | 174g | 599g | 446g |
バッテリー容量 | 5000mAh | 4000mAh | - | - |
Wi-Fi規格5Ghz | IEEE802.11a/n/ac | IEEE802.11a/n/ac/ax | IEEE802.11a/n/ac/ax | IEEE802.11a/n/ac/ax |
Wi-Fi規格2.4Ghz | IEEE802.11b/g/n | IEEE802.11b/g/n/ax | IEEE802.11b/g/n/ax | IEEE802.11b/g/n/ax |
UIMサイズ | NanoIC | NanoIC | NanoIC | NanoIC |
モバイルタイプはバッテリーが入っているので外に持ち運んで利用することができます。ホームタイプのルーターはコンセントを挿していないと利用できないので家で利用する専用です。
なので多くのサイトでは
- 家でも外でもWi-Fiを利用する人 - 「モバイルタイプ」
- 家でしか利用しない人 - 「ホームルータータイプ」
を選びましょうと書かれているサイトが多いです。
ですが、もしWiMAXを契約するのがはじめてなのであれば、まずは「モバイルタイプ」のルーターを契約することをオススメします。
はじめてWiMAXを利用するならモバイルタイプをおすすめする3つの理由
- モバイルタイプは置き場所を選ばない
- 機種のディスプレイを利用して設定変更ができる
- 解約後の使い道もある
モバイルタイプは置き場所を選ばない
WiMAX+5Gは携帯回線を利用しているので「電波の受信感度が高い場所」で「速度の出る場所」に置くのがベストです。
なるべく窓の近くで地面から高い位置におくと電波を受信しやすいと言われています。
モバイルタイプのルーターなら、どこでも置けるのでいいのですが、ホームルータータイプは少し大きくなるために、どこでもというわけにはいきません。またバッテリーが無いので電源をつなぎながらでないと利用できません。コンセントに近い場所に設置する必要があるためにどうしても場所を選びます。
その点、モバイルタイプは小さいためにどこでも置けます。
機種のディスプレイを利用して設定変更可能
モバイルタイプはディスプレイがついているのでディスプレイを見れば、設定がひと目でわかります。特に最新のGalaxy 5G Mobile Wi-Fiは携帯電話と同じ操作感でりようできます。
ところが、ホームルーターにはディスプレイがありません。iPhoneやAndroidのアプリから設定を変更するか、Webブラウザから設定変更するしかありません。
光回線のルーターと同じ感じです。けっこう面倒ですよね。
モバイルタイプのほうが設定変更が簡単で、現在の設定もすぐに確認できて便利です。
解約後の使い道もある
WiMAXを解約したあとにpovo2.0や楽天モバイルのSIMカードを利用することができるのですが、この設定も圧倒的にモバイルタイプのほうが簡単です。
同時接続台数だけは注意
ルーターは同時接続台数が決まっています。この上限台数を超えて接続しようとすると、ネット接続が切れたり、不安定になったります。
ホームルータータイプは同時接続が台数が非常に多いので問題ないと思いますが、モバイルルーターは同時接続台数が少ないです。もし同時に利用するデバイスが多く、家でしかWi-Fiを利用しないのであればホームルータータイプを選びましょう。
モバイルルーターやホームルーターを初めて利用するのであれば、まずはモバイルタイプの機種を選んだほうが間違いなく使いやすいです。
料金はのちほど説明しますが、WiMAXの現状のプランを考えると長くても2年で解約しないと損をするのでまずはモバイルルーターを契約して1年後か2年後に問題なく利用できていれば、次はホームルーターを契約するといいでしょう。
WiMAX+5Gのモバイルルーターはどっちを選ぶ?
現在発売されているモバイルタイプのルーターは「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01」と「Speed Wi-Fi 5G X11 NAR01」の2機種です。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01がおすすめな人
- 操作が簡単な機種がいい
- 持ち運んで外出先でも家でも使いたい
- 同時に接続する機器が11台で収まる。
スマホと同じように操作ができる
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiはスマホをルーターにした作りなのでスマホのようにタッチパネルで操作ができます。
Wi-Fi周波数の切り替え、通信モードの切り替えからパスワードの確認など簡単に操作できます。また画面も大きいので設定内容などもわかりやすいです。
操作が簡単なので初心者でも安心して利用できるはずです。
持ち運んで外出先でも家でも使いたい
外出先でも利用するのならGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01一択です。
- 16時間以上もつバッテリーで1日利用できる
- あまり発熱しないので熱暴走の心配もない
16時間以上持続通信可能
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01はバッテリーが16時間持ちます。朝7時から利用開始しても23時まで利用できる計算になります。持ち出したときにもバッテリー心配はいりません。
一方、Speed wi-fi 5g x11は8時間ほどしか持ちません。朝7時に利用開始すると15時には電源が切れます。持ち出すには不十分ではないでしょうか。
熱暴走しない
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01はスマホでテザリングしたときほどの熱しか持ちません。Speed wi-fi 5g x11 NAR01は持っていられないほど熱くなります。
熱くなるだけならまだしも、発熱がひどすぎてインターネット接続ができなくなります。冬場や寒い地域ならまだましかもしれませんが、気温20度ほどでカバンに入れて1時間程度で通信できなくなってしまったこともあるので持ち運びはオススメできません。
ですから外に持ち出して利用するのならGalaxy 5G Mobile Wi-Fiを選びましょう。
Speed Wi-Fi 5G X11 NAR01がおすすめな人
- 基本的に家でしか利用しない
- 同時接続台数が11台を超える
基本的に家でしかつかわない
持ち運びをせずに家で(機種の温度が上がりすぎない環境で)利用できるのならSpeed wi-fi 5g X11をオススメします。熱さえなんとかなれば普通に使えますし、Wi-Fi6対応で5Ghz、2.4Ghz同時利用が可能なので据え置き機として利用するならSpeed wi-fi 5g X11をおすすめします。
同時接続台数が11台を超える
ちょっと消極的な理由ですが、Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01は同時接続台数が11台と少ないです。これを超えるようだとSpeed wi-fi 5g X11を選択するしかありません。
WiMAXの機種選びまとめ
- 初めてWiMAXを契約するならモバイルタイプを選ぶ
- おすすめはGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01
- 同時接続台数が11台超えるならSpeed wi-fi 5g X11を選択する
現在販売されている機種でもっとも利用しやすいのがGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01になります。まずはこの機種を契約するのがオススメです。
【2023年最新版】 WiMAXプロバイダ 4つの選び方
2022年にWiMAXの料金プランは大きく変化しました。2月には「3日15GB制限」が撤廃され、7月の「電気通信事業法の改正」の影響で契約期間を設けないプロバイダが増えました。
これまでのWiMAXのプロバイダ選定は、契約期間中の料金がいくらになるのかを計算して料金の安いプロバイダを選ぶだけでした。
それが料金プランの改定によりプロバイダの選定にもバリエーションが増えました。
そこでまずは契約するプロバイダによって何が違うのか?を知っておきましょう。次にWiMAXプロバイダの選び方について説明します。
WiMAXのプロバイダはUQ WiMAXの設備を利用している
WiMAX+5Gのプロバイダは原則としてUQコミュニケーションズで用意している通信設備を利用します。インターネット接続までUQコミュニケーションズで行っているので、プロバイダ側で通信設備の手配や運用は行いません。
ではプロバイダは何をしているかというと
- WiMAXの契約窓口
- ユーザーサポート(障害やお問い合わせの対応)
この2つになります。
WiMAX+5Gプロバイダの違い
同じ設備を利用しているので「通信速度」「通信エリア」「通信制限」「利用機種」などインターネット回線に接続する部分はどのプロバイダと契約しても変わりません。
では何が違うのかというと、この4点になります。
- 料金(通信料金や機種代金)
- 契約期間・違約金
- ユーザーサポート体制
- 機種補償サービス
この違いをもとにプロバイダーを選びます。ですからいまからWiMAXを契約するなら以下の3つの選び方ができます。
- 安いプロバイダを選ぶ
- リスクの少ないプロバイダを選ぶ
- 口座振替契約できるプロバイダを選ぶ
それぞれの選び方について解説します。
安いプロバイダから選ぶ
安いプロバイダから選ぶのはWiMAXプロバイダ選びの王道です。
さきほども説明した通り、WiMAXのプロバイダが利用する通信設備はすべて一緒です。そのため通信速度や通信エリアなどはどのプロバイダで契約しても同じになります。
安いプロバイダを選ぶときに重要なのが、「契約期間中にかかる初期費用や月額料金。キャッシュバックや月額割引などの特典」をすべて合算して契約期間中の料金を計算することです。
2023年2月のWiMAXプロバイダ料金比較
では今月のプロバイダの料金比較をしていきます。
いまだに契約期間を3年で計算しているWEBサイトもありますが、もう3年契約のプロバイダは1社を除いてありません。ですから契約期間は2年間で計算します。
機種は初めてWiMAXを契約する人にも使いやすい「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01」で計算しています。
表の見方を説明します。
2年合計金額は「初期費用」「月額料金(初月から24ヵ月目まで)」「機種代金」を足しています。そこから「キャッシュバック」などの特典費用を引いた合計費用になります。
実質月額は2年合計金額を25で割った平均金額になります。
プロバイダ | 実質月額 | 月額料金 | 2年合計金額 | キャッシュバック |
---|---|---|---|---|
3,590円 | 初月~ 2ヵ月目 1,474円 3ヵ月目~35ヵ月目 3,784円 36ヵ月目~ 4,444円 | 89,750円 | 23,000円 | |
3,741円 | 初月 0円 1ヵ月目 1,166円 2ヵ月目~24ヵ月目 3,355円 25ヵ月目~ 4,928円 | 93,543円 | 10,000円 | |
4,150円 | 初月 0円 1ヵ月目~24ヵ月目 3,278円 25ヵ月目~ 4,928円 | 103,752円 | 0円 | |
4,181円 | 初月 1,397円 1ヵ月目~ 3,883円 | 104,544円 | 0円 | |
BIC | 4,400円 | 初月~ 24ヵ月目 4,268円 25ヵ月目~ 4,950円 | 110,000円 | 0円 |
ヨドバシ | 4,400円 | 初月~ 24ヵ月目 4,268円 25ヵ月目~ 4,950円 | 110,000円 | 0円 |
4,422円 | 0ヵ月目~ 4,290円 | 110,550円 | 0円 | |
4,601円 | 初月 1,474円 1ヵ月目~35ヵ月目 4,103円 36ヵ月目~ 4,532円 | 115,026円 | 10,000円 | |
4,637円 | 初月~ 24ヵ月目 4,268円 25ヵ月目~ 4,950円 | 115,940円 | 0円 | |
4,657円 | 初月 1,408円 1ヵ月目~ 4,378円 | 116,435円 | 0円 | |
エディオン | 5,271円 | 初月~ 24ヵ月目 4,268円 25ヵ月目~ 4,950円 | 131,780円 | 0円 |
KT | 5,271円 | 初月~ 25ヵ月目 4,268円 26ヵ月目~ 4,950円 | 131,780円 | 0円 |
Yamada | 5,271円 | 初月~ 24ヵ月目 4,268円 25ヵ月目~ 4,950円 | 131,780円 | 0円 |
So-net | 5,953円 | 0ヵ月目~ 4,950円 | 148,830円 | 0円 |
こうして一覧にすると一目飄然です。
今月のキャンペーンで安くWiMAX+5Gを契約するなら「GMOとくと くBB WiMAX」なのがわかります。それ以外のプロバイダは明らかに高くなります。
- とにかく安く契約するなら -
リスクの少ないプロバイダを選ぶ
つい最近までWiMAXは3年契約でしか契約ができませんでした。契約期間の途中で解約をすると高額な違約金を支払わないといけません。
ただ確実にWiMAXの契約を継続することができるでしょうか?
- 在宅勤務で必要になったから契約したが、在宅が無くなって必要なくなった
- 集合住宅で光回線が引けなかったからWiMAXを契約したが光回線が引けるようになった
- おもったよりも通信速度が出なかった
- ゲームでも使えるかと思ったが、反応速度が遅かったので光回線に変更したい
- 持ち運びが面倒になった...などなど
契約した当初はしばらくつかうつもりでも、実際に使ってみたら「解約したい」理由がでてくるかもしれません。
これまでのWiMAXは「20,000円を超える高額な違約金を払って解約する」もしくは「契約期間終了まで我慢して使う」この2つの選択肢しかありませんでした。
しかし2022年7月の電気通信事業法の改正で最初から「いつ解約してもリスクの少ない契約」を選べるようになりました。
リスクの少ない契約の条件
リスクの少ない契約の条件は3つあります。
- 機種代金が0円もしくは非常に安い
- 解約違約金無し
- 解約手続きが簡単
機種代金が非常に安い
WiMAXの機種代金は20,000円を少し超える金額になっています。
この機種代金を分割で支払うことになります。分割支払が完了しないタイミングで解約をすると、残った端末代金を一括で支払わないといけません。
説明だけだと分かりづらいので、今月最も安く契約できるプロバイダのGMOとくとくBB WiMAXで確認してみます。
GMOとくとくBB WiMAXの契約を半年で解約する場合の費用
半年間の利用でかかる費用を考えてみます。
- 契約事務手数料
- 月額料金(6ヶ月間)
- 機種代金
- キャッシュバック
プロバイダ | GMOとくとくBB WiMAX |
---|---|
契約事務手数料 | 3,300円 |
月額料金(6ヵ月間) | 15,774円 |
機種代金 | 21,780円 |
キャッシュバック | 0円 |
合計金額 | 40,854円 |
GMOとくとくBBのキャッシュバックは1年後にしか受け取ることができません。そのためかなり高額な料金を支払うことになります。
いっぽう、機種代金が安く購入できるUQ WiMAXならどうなるでしょうか。
プロバイダ | UQ WiMAX |
---|---|
契約事務手数料 | 3,300円 |
月額料金(6ヵ月間) | 25,608円 |
機種代金 | 5,940円 |
キャッシュバック | 0円 |
合計金額 | 34,848円 |
なんと、短期契約ならUQコミュニケーションズのほうが安くなります。
実は機種代金が定価のプロバイダは1年から2年は利用しないと料金が安くならないように設定されています。
ですから短期解約の可能性があるなら、機種代金が無料もしくは非常に安い設定のプロバイダを選びましょう。
解約違約金が無いプロバイダを選ぶ
機種代金が無料だったとしても、解約違約金がかかっては意味がありません。解約違約金がかからないプロバイダを選びます。
解約手続きが簡単なプロバイダを選ぶ
不要になったから即解約したい、にもかか わらず解約手続きがよくわからない。もしくはすぐに解約できないプロバイダも少なくありません。
面倒な解約手続きだとどうしても「解約が先延ばし」されがちです。これも余計な費用を払うことになるので避けたいところ。
リスクの少ないプロバイダまとめ
実はこの3つの条件
- 機種代金が安い
- 解約違約金無し
- 解約手続きが簡単
これを満たしているのは「WiMAXを提供しているUQコミュニケーションズが運営するUQ WiMAX」だけしかありません。
他のプロバイダは機種代金がほぼ定価となります。
もしこれから初めてWiMAXを契約する。でもいつまで使うかは分からない。そんな人はUQ WiMAXから始めてみることをオススメします。
- 短期解約時でも安く利用できるプロバイダ -
口座振替で契約できるプロバイダ
クレジットカードで契約せずに口座振替で契約したい人も多くいるでしょう。そこで口座振替で契約できるWiMAXプロバイダを集めてみました。
ただ口座振替で契約できるプロバイダは実は3社しかありません。
- UQ WiMAX
- BIGLOBE WiMAX
- Broad WiMAX
この3社の中から選ぶことになります。比較ポイント3つです。
- 料金
- 契約から利用開始までの期間
口座振替契約の場合には通常の料金に加えて「口座振替手数料」が請求されます。ですからクレジットカードで契約するよりも料金が高くなります。
また端末代金は代引きで一括支払いになります。クレジットカード払いとくらべて初期負担が増えます。クレジットカード払いとの違いを一覧にしてみました。
プロバイダ | UQ WiMAX | BIGLOBE WiMAX | Broad WiMAX |
---|---|---|---|
口座振替手数料 | 0円 | 220円 | 220円 |
初期費用 | 0円 | 0円 | 20,743円 |
代引手数料 | 440円 | 440円 | 440円 |
オンライン口座登録 | あり | なし | あり |
Broad WiMAXとBIGLOBE WiMAXは口座振替手数料が毎月かかります。また、Broad WiMAXは口座振替契約の場合には「初期費用20,743円」がかかります。これは完全にBroad WiMAX独自の料金設定で他のプロバイダではかかりません。
これらの料金を追加してこの3社の2年利用時のトータル金額を比較してみましょう。
プロバイダ | UQ WiMAX | BIGLOBE WiMAX | Broad WiMAX |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 0円 | 20,743円 |
事務手数料 | 3300円 | 3300円 | 3300円 |
機種代金 | 5,940円 | 21,912円 | 21,780円 |
代引手数料 | 440円 | 440円 | 440円 |
月額料金(2年) | 106,700円 | 83,831円 | 100,089円 |
合計金額 | 116,380円 | 109,483円 | 146,352円 |
オンライン口座登録 | あり | なし | あり |
Broad WiMAXは初期費用が高額なために全体の料金も高すぎます。よって候補から外します。残りはUQとBIGLOBEです。BIGLOBE WiMAXは口座振替の登録が紙面での提出となるため最長で2週間ほどかかります。これが許容できるならBIGLOBEのほうが安いのでお得です。
ただし、BIGLOBE WiMAXは機種代金が定価です。つまり短期で解約した場合には料金が高くなります。以下の表は契約した付きを含めて11ヵ月利用したときの料金です。
プロバイダ | BIGLOBE WiMAX |
---|---|
契約事務手数料 | 3,300円 |
月額料金(11ヵ月間) | 31,361円 |
機種代金 | 21,912円 |
キャッシュバック | 10,000円 |
合計金額 | 56,573円 |
プロバイダ | UQ WiMAX |
---|---|
契約事務手数料 | 3,300円 |
月額料金(11ヵ月間) | 46,948円 |
機種代金 | 5,940円 |
キ ャッシュバック | 0円 |
合計金額 | 56,188円 |
11ヵ月以内の利用ならUQ WiMAXのほうが安くなります。
いっぽうで初めて利用するから短期解約もありうる。また、申し込んですぐに使いたい人はUQ WiMAXを選ぶのがいいでしょう。
- 11ヵ月以上利用で安く契約したい -
- 初めてWiMAXを契約する、すぐに使いたい -
WiMAXプロバイダの選び方まとめ
WiMAXプロバイダの選びかたのまとめです。
- 最安で契約するなら -
- 予期せぬ短期解約や機種の破損に備える -
- 11ヵ月以上つかうなら -
- 短期解約の可能性もある、すぐに使いたい -