これからWiMAXの契約を検討している方が悩むのが機種選びでしょう。このページではWX06のキャンペーン・プロバイダの比較から、WX06のメリット・デメリットを紹介していきます。
WiMAX機種選びの参考にしてください。
プロバイダ選びはWiMAXのおすすめプロバイダを参考にしてもらうとわかりやすいでしょう。
2022年の9月よりWiMAX2+回線の速度が低下することが公式からアナウンスされています。
周波数帯の有効活用によって一層快適な高速通信サービスをお客さまに提供するため、周波数の一部を5Gサービスに切り替えます。そのため、東名阪の主要都市部の一部地域から、従来のWiMAX 2+による4G通信時の最大速度が440Mbpsから220Mbpsに順次変更となります。対象エリアの詳細は、WiMAX 2+速度変更予定エリアのページからご確認ください。
今後の契約はWX06ではなく、最新のWiMAX+5Gが利用できるGalaxy 5G Mobile Wi-FiもしくはSpeed Wi-Fi 5G X11を契約することをおすすめします。
WX06を最安値で契約できるプロバイダのキャンペーン特集
すでにWiMAX WX06のキャンペーンは終了しています。
WX06のメリット・デメリットを紹介
- バッテリーが取り外せる
- バッテリー容量が大きい
- Wifi2.4Gと5Gの同時接続できる
- Wifiバンドステアリング機能が優秀
- 実測値も速い
- クレードルで有線接続できる
- wimaxハイパワーが地味に効く
バッテリーが取り外せる
WX06はバッテリーが着脱できます。もしバッテリーが劣化して耐えられなくなったらバッテリーを自分で購入して取り替えることができます。
バッテリーの型番はNAD34UAAでWX05から引き続き同じバッテリーを利用しています。
リチウムイオンバッテリーは充電と放電を繰り返すことで劣化していきます。また熱をもつことでも劣化が進むこと知られています。
普段利用してもモバイルルーターは熱を持ちますが、充電しながらだとさらに熱を持つことになります。だからといって外に持ち出してバッテリーがあまり残っていないのに充電している間は使わないなんてことはできません。充電しながらだってガンガン使います。
バッテリーが交換できる機種はバッテリーが劣化したら買い換えればいいだけです。ですから気兼ねなくガンガン充電しながら利用できます。
バッテリーの容量が大きい
バッテリーの容量が他機種と比較すると大きいです。ですから外でも長い時間使用することができます。持ち出している外出中に電源が落ちるのは避けたいです。
バッテリー容量が大きすぎで本体が重くなるのも困りますが、持ち運びに困らない程度に容量が大きいのはいいことです。
wifi2.4Ghzと5Ghzの同時接続可能
WiFiで使えるチャンネルは大きく2つに分かれていて。
これまでの機種では2.4Ghzと5Ghzの同時接続できる機種がなかったんですね。
この機能が本当にうれしい機能でした。うちはkindle paper whiteや家電製品で2.4Ghzにしか対応していないデバイスがいくつかあります。この機器を接続するのにわざわざ2.4Ghzにするのが嫌だったんですがWiMAX初の同時接続できる機種が発売されて非常に重宝しています。
手元のデバイスがWifi5Ghzにも対応しているかどうか確認してみてくださいね。
バンドステアリング機能もいい
Wifi2.4Ghzと5Ghzを同時接続できる状態にしておくと、2.4Ghzと5Ghzで繋がりやすい方に自動で切り替えてくれます。
5GHzは混線しにくく速いのですが、近くでないと繋がりません。
たとえばWiMAXの電波の受信感度が一番いい部屋にWiMAXをおいておく。その部屋で利用するときは5Ghzで接続したとしましょう。WiMAXを置きっぱなしで別の部屋に移動すると5GhzだとWifiの電波が弱くなったり切れたりします。他の部屋に移るときにはWiMAXを持ち運ぶか、2.4Ghzに変更する?
バンドステアリング機能がついたWX06はそんなことする必要ありません。5Ghzが届かなくなったら自動で2.4Ghzに切り替えて接続してくれます。この機能もとても良い機能です。
実測値も速い
速度に関してW06より遅い!なんていわれますけど、それはあくまでもカタログ値です。実際に速度を測定してみると大きな差はありません。WX06を測ってみたところ。
回数 | Down | UP | Ping |
---|---|---|---|
1回目 | 61 | 7.5 | 42 |
2回目 | 54 | 11 | 41 |
3回目 | 60 | 6.6 | 45 |
4回目 | 60 | 9.7 | 39 |
5回目 | 53 | 5.7 | 57 |
単位はDown、upがMbpsです。Pingはmsですね。日によって違いますが、だいたいこれよりは速いです。W06も持っていて比べてみましたが、W06で4×4MIMOをonにすると10%ほどW06が速いくらいです。
カタログ値はあくまでもカタログ値。実測すると大きなさはありません。
クレードルで有線接続できる
クレードルがさらに進化しました。クレードルは別売りになっているのでもし必要ならば別途購入する必要があります。
WX05のクレードルから変化したポイントは
WiMAX 2+アンテナを4本に拡張、電波が弱い場所での通信速度がクレードル無しの時と比べ約60%※4向上。WiMAXハイパワーとWウイングアンテナ搭載クレードルで宅内の利用がより快適になります。
とのことで、微弱な電波でも速度が出せるように改善されています。クレードルのアンテナ効果はWX05でも入っていて使ってみると受信感度が良くなり、通信速度が速くなるのがわかります。とくに上り側(アップロード)の速度が大きく改善される印象です。写真などを多くアップロードする人にはいいと思います。
クレードルはあると便利です。そこでどんな時に使えるのか、あったほうがいいのかを解説します。
WX06クレードルの使いどころ
クレードルの便利な点ですが
クレードルの効果で電波受信感度と通信速度があがる 有線LANの接続ができる 充電もできる クレードルで受信感度が上がるので電波が安定しない部屋などでは必需品といっていいでしょう。
次に有線LANが接続できるようになります。タブレットやスマホを接続するだけならWifi接続で問題ないのですが、例えばデスクトップパソコンで無線LAN機能がない機種などだと有線LAN接続できないと困ります。またゲームなどで使う場合に少しでも通信を安定させたいときにも必須です。
またクレードルに挿して利用するときには電源用のUSBケーブルを挿しておく必要があります。電源を常に接続しておけば、家にかえってWX06本体をクレードルに挿すだけで充電もできます。わざわざUSBケーブルの抜き差しをする必要がなくなります。
これらの メリットを考慮して必要なら購入することをお勧めします。
WX06のクレードルを安く買う方法と価格比較
ではクレードルはどこで買うことができるのでしょうか。また安く買えるはどこなのかを調べてみました。
WX06専用のクレードルの型番はNAD36PUUです。UQ WiMAX公式のアクセサリーショップでは定価税込み3,980円で販売されています。→ UQアクセサリーショップ
クレードルは契約時に購入することもできます。セットで購入しとくと一緒に手元に届いて便利かもしれません。
2021年4月に新プランと新機種が発売されて、UQ WiMAXとしてはすでに新プランへ移行をすすめているようでUQアクセサリーショップもなくなってauオンラインショップに統合されています。さらにクレードルはすでに生産を終了しているようで大手家電量販店などでも購入できません。ご注意ください
WiMAXハイパワーが地味に便利
WiMAXハイパワーは電波が弱い場所で利用すると送信パワーを上げて通信速度を約20%改善してくれる技術です。電波が届きにくいエリアで力を発揮してくれます。
普段は電波が入るのでいいですが、外出時に電波が弱い場所で利用yしていると地味に役立っているのがわかります。W06乗り換え組の私もすごく実感がありますね。
WX06のデメリット
- W06と比較してやや速度が遅い
- バッテリーが熱を持つ
- SIMカードがセットしにくい
W06よりも速度がやや遅い
先ほども言いましたが、w06と比較したときに4×4MIMOをオンにしたW06よりはWX06が10%ほど速度が遅いです。
ただ実用上でこの10%の速度差が気になることはまずありません。それよりもW06で速度をだすために4×4MIMOをONにするとバッテリーの消耗が激しくなります。満充電で4×4MIMOをONにする50分ほど利用時間が減ります。
自宅での利用だけならONにしておいてもいいかもしれませんが持ち運び時にはあまり実用的とは言えません
バッテリーが熱をもつ
バッテリーがかなり熱を持って熱くなります。といっても熱をもったからといって壊れるようなことはないですし、熱でバッテリーの劣化が進むとしても自分でバッテリー交換できます。ですからこちらもあまり気になりません。
SIMカードがセットしにくい
W06はSIMカードを挿し込むだけですがWX06はバッテリーを外して、SIMカードスロットの金具を立ち上げて挿入するので少し手間がかかります。といってもSIMカードを挿し込むのは最初だけです。これも大きなデメリットでは無いですね。
WX06の評判まとめ
この業界の評判はあまりあてにしない方がいいかもしれませんが(最近のAmazonのレビューと大差ありません)まとめていきます。
最初に僕の印象ですが、Wifiも同時接続でかなり安定していますし、通信も普通に速度が出ていますし、 悪くないですね。
現在はすでに販売終了でWiMAXでは利用できません
WX06は人気の機種でしたが、この機種はWiMAX2+でしか利用できない機種になっています。現在のWiMAX+5GとはSIMカードの互換性がないために入れ替えて利用することができません。
WiMAX+5Gを安く契約して利用したいのであれば「WiMAX X12のキャンペーンを比較」するか、一つ前の機種「WiMAX X11のキャンペーンを比較」してプロバイダを選定して契約するのがおすすめです。