WiMAXのホームルーターの最新機種「Speed Wi-Fi 5G L13」ですがこの機種もSIMフリーの機種となります。 つまり差し込むSIMカードが利用する周波数帯がWiMAXと互換性があれば、通信会社はどこでも問題ありません。
もちろん も利用可能です。 L13は楽天モバイルの4G回線だけでなく、より高速な5G回線も利用することができます。
なぜL13で楽天モバイルの回線が利用できのかというと、利用できる携帯電波の周波数帯がWiMAXと楽天で同じ帯域を利用しているからです。
楽天モバイルが総務省から付与されている周波数帯は以下の通り。
通信規格 | Band | 周波数帯 |
---|---|---|
4GLTE(au) | 28 | 700MHz帯 |
4GLTE | 3 | 1.7GHz帯 |
5G sub6 | n77 | 3.7GHz帯 |
5G ミリ波 | n257 | 28GHz帯 |
そしてL13で利用できる楽天モバイルと互換性のある周波数帯は以下の通り。
通信規格 | Band | 周波数帯 |
---|---|---|
4GLTE | 28 | 700MHz帯 |
4GLTE | 3 | 1.7GHz帯 |
5G sub6 | n77 | 4.0GHz帯 |
このように楽天モバイルの4G、5G回線ともにSpeed Wi-Fi HOME 5G L13で利用することができます。 そのためWiMAXの解約後の端末の再利用先として を利用している人が増えています。
特にSpeed Wi-Fi HOME 5G L13は5G対応のホームルーターのなかでは安価で購入できるのも人気の理由です。 この記事ではそんなL13と楽天モバイルの設定から速度まで解説していきます。
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目次
Speed Wi-Fi Home 5G L13の楽天モバイルAPN設定
ホームルーター(置くだけWi-Fi)のAPN設定は液晶画面がなどがついているわけではないので、スマホやパソコンをL13とWi-Fi接続をして行います。
Speed Wi-Fi 5G L13のWi-Fi接続
まずはスマホなりパソコンをL13とWi-Fi接続します。 L13の底面に「SSID」と「暗号化キー」があるので、これを利用してWi-Fi接続してください。
SIMカードを抜いた状態で接続すると、スマホに「Wi-Fiネットワーク〇〇はインターネットに接続していないようです。一時的にモバイルデータ通信を使用しますか?」
と表示されるかもしれませんが、「Wi-Fiの使用を続ける」を選んでWi-Fi接続を維持してください。
設定ツールにログイン
Wi-Fi接続した状態でWEBブラウザを起動します(chromeでもsafariでもなんでもOKです。) ブラウザに「192.168.0.1」を入力します。
画面がログイン画面に切り替わるので、再びL13底面をみると「設定ツールPW」という項目があるのでここに記載されているパスワードを入力してください。
ルーターの設定を変更する
ログインが完了したら、ルーターの設定をタップして進みます。
プロファイルの設定
メニューから「プロファイル設定」をタップして次に進みます。
楽天モバイル用にAPNを設定する
「プロファイル」で「新規」ボタンをタップすると新しいプロファイルが設定できるので、ここで楽天モバイル用のプロファイルを設定していきます。
楽天モバイルのプロファイルは以下のように設定します。
APNの設定は
- プロファイル名 - 分かりやすい名前
- APN - rakuten.jp
- ユーザー名 - なんでもOK
- パスワード - なんでもOK
- 認証タイプ - CHAP
- IPタイプ - IPv4&IPv6
入力が完了したら保存をしてください。 APN一覧画面に戻ると「internet」に加えていま作成したプロファイル名が表示されているはずです。 それを選択してください。
これで楽天モバイルのAPN設定は完了です。
楽天モバイル固定回線化!!L13で問題なく利用可能
Speed Wi-Fi Home 5G L13はSIMフリーの機種になるため、のSIMカードも利用することができます。
なぜWiMAXの機種で楽天モバイルが使えるのかというと、楽天モバイルが利用している4G回線の周波数帯がBAND3(1.7Ghz帯)とBAND18(800Mhz帯)、5G回線のn77とWiMAXと同じ周波数帯が利用で きるからです。
BAND18はauからパートナー回線として借りてるので同じなのは当たり前なのですが。
おなじ周波数帯を利用しているのでWiMAXの機種がそのままで使えてしまうんです。
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speed wi-fi home 5g l13と楽天モバイルの通信速度は十分速い!!!
通信速度を計測してみました。楽天モバイルの5Gエリアのため十分に速度がでます。
楽天モバイルは「上り」も十分に速度がでるので、通信をしていて困ることがまったくありません。 Youtubeなど視聴していても止まったりすることもなく、非常に快適に利用できています。
楽天モバイルから発売されているRakuten Turbo 5Gよりも高速通信が可能
楽天モバイルからも「Rakuten Turbo 5G」という端末が販売されています。 実はRakuten Turbo 5GよりもWiMAXのSpeed Wi-Fi Home 5G L13のほうが理論値でも通信速度がでる仕様になっています。
端末名 | WiMAX L13 | Rakuten Turbo |
---|---|---|
端末代金 | 27,720円 | 41,580円 |
下り最大 | 4.2Gbps | 2.1Gbps |
上り最大 | 286Mbps | 218Mbps |
有線LAN | 2.5BASE-T | 1000BASE-T |
このように楽天が販売しているモバイルルーターは使用上 WiMAXのSpeed Wi-Fi HOME 5G L13と比較して、Wi-Fi の通信速度は下り最大速度で50%ほどしかでません。
また、ホームルーターを利用するに当たりパソコンやゲーム機は有線LANで接続する予定の人もいるでしょう。WiMAXのSpeed Wi-Fi HOME 5G L13はマルチギガビット・イーサネットの2.5BASE-Tに対応しています。こちらは最大通信速度2.5Gbpsで通信が可能ですが、Rakuten Turboは1000BASE-Tといって1Gbpsまでしか通信速度がでません。
このようにWi-Fiで有線接続でもSpeed Wi-Fi HOME 5G L13と比較してRakuten Turboはダウンロードの通信速度がおよそ半分しかでない仕様になっています。
それでいて、端末代金はおよそ1.5倍も高い値段になっています。しかもRakuten Turboを契約すると月額料金も上がる謎仕様になっています。
こうした機種の事情もあってRakuten Turboよりも Speed Wi-Fi HOME 5G L13がオススメ機種になっています。
speed wi-fi home 5g l13と楽天モバイルでプラスエリアモード
以前の楽天モバイルのプランではauの回線を利用する「パートナー回線」エリアでは、月間の通信量に制限がありました。しかし、現在発売中のでは、その制限が撤廃されたため、常時プラスエリアモードで利用しても通信制限にはかかりません。
安定して速度の出るモードを利用しましょう。
ルーターはできるだけ窓の近くの高い位置に
遮蔽物があると電波が届きにくくなるために、できるだけL13の設置位置は窓の近くに設置するようにするといいです。 またあまり地面に近い位置よりも、できるだけ高い位置に置くことをオススメします。
これは楽天の回線をより受信しやすくなるだけでなく、L13から発信されるWi-Fi電波もより届きやすくする効果も期待できます。
注意点は1つ直射日光にならないように
ルーターは熱に弱いです。本体が熱をもつと通信が切れてしまうこともあります。できるだけ涼しい環境に設置してあげてください。 直射日光とか絶対にダメですからね!!
L13を安く購入する裏技
まだL13を持っていない。楽天モバイルもまだ契約してい ない。
それなら一度 WiMAXを契約してみるのも良いかもしれません。 WiMAXも2年ほど前までは「契約期間」があったため気楽に契約できませんでしたが、いまはほとんどのプロバイダで「契約期間」が撤廃されています。WiMAXを最初に契約し、その後解約をすればその機種がそのまま楽天モバイルで利用できます。
なぜWiMAXを契約するのかというと、中古や、ショップなどで端末を購入するのも決して安くないうえにリスクがあるからです。
中古購入は安くない
中古端末もピンキリですが、メルカリなどで調べてもL13で15,000円前後、X12で10,000円弱といったところでしょうか。それほど安く購入できるわけでは有りません。
赤ロムのリスクも
最近はあまり聞かなくなりましたが、中古商品は赤ロムのリスクもあります。赤ロムというのは端末購入者が支払いを済ませずにネットワーク利用制限がかかってしまっている端末です。赤ロム端末を購入してしまうとSIMカードを挿しても通信することができません。
新規でWiMAXを契約し安く端末を手に入れる方法
そこでWiMAXを新規で契約して「安く」端末を手に入れる方法を紹介します。これは全てのプロバイダでできるわけではなく、でしか使えません。
なぜなのかというと、現在は「機種代金値引きキャンペーン」を実施しているからです。
キャンペーン特価でSpeed Wi-Fi HOME 5G L13が一括6,732円。Speed Wi-Fi 5G X12が6,732円で購入できます。
ただし、注意点としてWiMAXの契約でも最低2ヵ月は利用してください。契約月と翌月末まで利用する感じです。というのも、あまり短期で解 約してしまうと今後UQ WiMAXの契約ができなくなってしまう可能性があります。いまは楽天モバイルが安いですが、今後WiMAXが料金を安くしてきたときに契約できないのは困るはず。ですから一応、契約月とその翌月末まで利用するようにしてください。
端末を中古購入したときと、WiMAX契約したいときの料金を比較
まずは端末を中古で購入して楽天モバイルを契約した時の料金を算出しましょう。想定はL13が15,000円。X12が10,000円とします。
まずは中古でL13を買って楽天モバイルで2ヵ月利用した時の金額です。
項目 | 料金 |
---|---|
中古購入費 | 15,000円 |
楽天モバイル 月額料金 | 6,556円 月額3278円×2ヵ月 |
合計 | 21,556円 |
次にUQ WiMAXでL13を新規契約して2ヵ月で解約した料金です。
項目 | 料金 |
---|---|
機種代金 | 6,732円 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
UQ WiMAX 月額料金 | 8,536円 月額4268円×2ヵ月 |
合計 | 18,568円 |
ビックリしますね。UQ WiMAXで新規契約したほうが中古端末を購入するよりも安くなりました。X12はややUQ WiMAXで契約するほうが高くなりますが、それでもこの金額差で新品の機種が手に入ると思ったらUQ WiMAXで新規契約しちゃったほうが安心ですし、お得ですよね?
最新機種をゲットするためにWiMAXを契約するならオススメしたいのがです。
- 機種代金がキャンペーンで安い
- 中古端末ではなく新品の端末が手に入る
- 解約違約金なし
- 他のプロバイダは機種代金は安くない
2ヵ月ほど利用して(今後WiMAXに戻ってくるかも知れないので最低でも2ヶ月程度は利用しておきたい)、楽天モバイルに乗り換えればいいだけですし、お試しだと考えても良い条件だと思います
UQ WiMAXはオススメです
- 端末が安い
- 解約違約金無し
- 契約期間なし
- 解約もオンラインで手続き可
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楽天モバイル 最強プランの料金おさらい
楽天モバイルの料金をおさらいしておきます。
まず楽天モバイルは「契約事務手数料0円」「契約期間がないため契約解除料金0円」です。simのみの申し込みなら初期費用は0円
月額料金は通信量(使ったギガ数)によって3段階に分かれています。
楽天モバイル最強プラン月額料金
通信量 | 料金 |
---|---|
3GBまで | 1,078円 |
3GBから20GBまで | 2,178円 |
20GBを超える通信 | 3,278円 |
20GB超えて無制限で使っても3,278円ですからね。WiMAXで最安のGMOとくとくBB WiMAXの2年間の実質月額(トータルコストからキャッシュバック分を引いて利用月数で割った金額)でも3741円です。WiMAXは機種代がかかるので公平な比較にはなりませんが、楽天モバイルUNLIMIT-VIIに乗り換えると月500 円以上安くなるのは結構な差ですよね。
楽天モバイル最強プランはノーリスクで利用できる
現在のWiMAX+5Gに満足していれば、楽天を利用する必要はないのですが。
- 速度が出ない
- 毎月それほど利用しない
こうしたケースはあると思います。
速いと思って契約したけど、10~20Mbpsほどしかでないとか、毎月の通信量がそれほど多くない。もしくは多くない月がある。
こんな人はWiMAX+5Gの料金はやや割高に感じるのではないでしょうか。
楽天モバイルはさきほども言いましたが、simのみの契約なら1円も支払わずに利用開始できます。
それでいてもし電波がとどかなければ8日以内に「初期契約解除」を利用すれば利用した通信料金とSIM・初期契約解除書面の送料のみで解除できます。
初期契約解除は、起算日(お申し込み時の「ご契約内容の通知方法」による)から8日間、書面により契約回線の解除を行うことができるものです。 また、書面のほかにSIMカードの返却が必要となります。 初期契約解除の対象は回線の契約を含むSIMのみです。詳細は、「ご契約内容のご案内」をご確認ください。 詳しくは初期契約解除についてにかかれています。
このように利用開始時の料金負担はありません。もし圏外で使えなければそく初期契約解除制度を利用すればほとんどリスクは0といってもいいでしょう。
ココが凄いよ楽天モバイル
- ギガ無制限
- 料金が安い
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- auパートナー回線も無制限
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1日10GBを超えると速度3Mbpsの制限も撤廃
楽天モバイルの欠点といってもいいでしょう。公表されていたわけではないのですが、1日の間に10GB以上利用した場合には、10GBを超えた当日は通信速度が3Mbpsに制限されていました。
これが2022年10月に入って撤廃されたようです。
総務省の会議で10GBを超えると制限がかかることについて意見がでていた(消費者保護ルールの在り方に関する検討会(第42回)ことから撤廃したのでは? これからプラチナラインの周波数帯を総務省主導で3大キャリアから分けてもらわないといけない楽天としては余計な波風たてたくなかったのかもしれませんが、実際のところはわかりません。
ただ今の ところは制限がかかることなく利用できています。将来どうなるかは分かりません。
もし制限が復活するようならそこまで、解約すればいいだけです。
楽天モバイルは契約も解約もWEBで完結できる
楽天モバイルは契約も解約もオンラインで簡単にできます。WiMAXとかこのへんは見習ってほしいくらいです。
楽天モバイルの解約方法をみてもらうとわかりますが、ポチポチしてると解約できます。
あとはSIMカードを返送するだけです。
Speed Wi-Fi Home 5G L13で楽天モバイル最強プランはエリア次第で十分に使える
このようにWiMAXと楽天モバイル最強プランは非常に相性がいいです。
- WiMAX+5Gの速度がでない
- それほど使わない月もある
このような不満がある場合は楽天モバイル最強プランを試してみてもいいかもしれません。
楽天モバイル 最強プラン
- 1日10GB制限は撤廃
- 契約事務手数料0円
- 解約違約金 0円
- auのパートナー回線も無制限
- NBAの放送も見れる
このように楽天モバイルはとにかく契約の金銭的リスクが低いです。WiMAXからの乗り換えには楽天モバイルをおすすめします。