Galaxy 5G Mobile Wi-Fi(SCR01)の評判と実機レビューでわかるメリット・デメリット

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi(SCR01)の評判と実機レビューでわかるメリット・デメリット
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi の評判やレビューまとめ

WiMAXは専用の端末でしか利用できません。ですから機種を自由に選べるわけではありません。現在販売されてる持ち運び可能は機種は、Galaxy 5G Mobile Wi-FiとSpeed Wi-Fi 5G X11の2機種のみです。

この2機種から選ぶ必要あります。そして、いまおすすめの機種は間違いなくGalaxy 5G Mobile Wi-Fiになります。

そこでこのページではなぜGalaxy 5G Mobile Wi-Fiを選ぶべきなのか、またすでにGalaxyを契約しているユーザーがどう感じているのか、どこを評価してどこを評価していないのか、などを紹介していきます。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01の基本スペック

機種Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
画像
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
製造元Samsung
ネットワーク5G(sub6/NR化)
4G LTE
WiMAX2+
連続通信時間16.7時間
連続待受時間700時間
同時接続台数11
サイズ幅147×高さ76×奥行き10.9mm
重量203g
バッテリー容量5000mAh
Wi-Fi規格5GhzIEEE802.11a/n/ac
Wi-Fi規格2.4GhzIEEE802.11b/g/n
UIMサイズNanoIC
ダウンロード最大速度2,200Mbps
アップロード最大速度183Mbps
5G SA非対応

WiMAX+5G対応の持ち運びができるモバイルタイプのルーターになります。 5G回線に対応することもあって機種がWiMAX2+時代と比較して性能面はアップしています。

ただこれは5G対応端末全般に言えることですが、重く大きくなっているデメリットはあります。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fiのデメリットや注意点・不満点はなに?

まずはGalaxy 5G Mobile Wi-Fiの注意点とデメリットを確認していきます。

デメリット
  • 初期設定はWi-Fiが勝手に切れる
  • WiMAX2+から速度が遅くなる可能性もある
  • 5Gに繋がらない、不安定なときはエコモードで4Gにするしかない
  • Wi-Fi6非対応
  • 屋外用5Ghz非対応
  • Wi-Fi 2.4GHz 5Ghz 同時接続非対応

Galaxy 5G Mobile Wi-Fiの接続が勝手に切れる

初期設定のままだと、「Wi-Fiを自動的にOFF」がオンになっています。

画面がOFFの状態でしばらくデータが使用されないと、自動的にWi-FiをOFFにしてバッテリーを節約します。 再度Wi-FiをONにするには、電源ボタンを押してください。

バッテリー節約のための機能ですがこの機能をOFFにしていても十分にバッテリーはもつはずです。 Wi-Fiがいつの間にか切れてしまうという人はこの項目をチェックしてください。

Wi-Fiが切れるのを避けるためにはこの項目以外にも設定しておいたほうが良い点もあります。 細かな設定はGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01が勝手に切れてしまうで詳しく解説しています。

うっかり初期設定で利用していると、いつの間にかWi-Fi接続が切れていて携帯のパケットを使っていた!なんてことも。 気をつけましょう。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは遅い可能性も

WiMAX2+とは利用する回線が変わったために、WiMAX2+からの乗換組は速度が遅くなることがあります。

その理由が利用回線の違いです。Galaxy 5G Mobile Wi-Fiはauの回線(全てではない)とWiMAX2+の回線を利用しています。

uq wimaxより

WiMAX+5GではWiMAXの回線をほとんど利用しません。というのも、WiMAXの周波数帯は今後5Gに置き換わるからです。 基本的にはauの回線につながると思ってください。

ちなみにGalaxy 5G Mobile Wi-FiでBANDをWiMAXの周波数帯(BAND41)だけに固定して利用してみましたが、速度は1~5Mbpsほどで、応答速度が300msを越えるような状態で使い物になりませんでした。

このようにWiMAX2+からの乗換組はauの電波環境次第で速度が落ちる可能性があります。

5Gに繋がらない、不安定なときはエコモードに切り替えで4G回線にするしかない

Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは手動で5Gと4Gの切り替えができません。 5Gと4Gの境界で利用する場合などには、通信が不安定になることもあるようです。

このような時には「エコモード」にすることで5G回線をつかまないようにできます。 しかし、エコモードにもデメリットがあって。

エコモードでは、使用時間を最大限確保するため、消費電力を抑えるように通信方式と速度を変更します。

このように通信速度も犠牲になります。エコモードにするとスリープ状態になるとWi-Fiが切れることがあるのもデメリットでしょう。 ただこの問題は、電波環境の問題なのでGalaxy 5G Mobile Wi-Fi固有のデメリットではなく、WiMAXの機種全体のデメリットです。

Wi-Fi6非対応

Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは最新の「Wi-Fi6」には対応していません。

Wi-Fi6はWi-Fiの規格のことで、第6世代のWi-Fi規格になります。 最大通信速度が9.6Gbpsと速く、複数機器の同時接続により強くなったのがWi-Fi6です。

といってもWi-Fi5の最大通信速度も6.9Gbpsと非常に速く、WiMAXの通信速度を考えるとその差が体感できるほどの違いはありません。

屋外用5Ghz非対応

Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは屋外で使えるWi-Fiの5.6Ghz帯が利用できません。

屋外用5Ghzは非対応
屋外用5Ghzは非対応

屋外利用可能な周波数帯は2.4GHz帯と5.6GHz帯 無線LANの屋外利用について

そもそも5Ghz帯が屋外で使えないのは、人工衛星や航空無線などでも使われる周波数帯だからなんです。 5.6Ghzだけは屋外で使えるのですが、DFS機能を搭載していることが条件になります。

DFS機能とは簡単に言うと「人工衛星や航空機のレーダーを探知したら別のチャンネルに切り替える機能」といえる機能です。

DFS機能つきのルーターは5.6Ghz利用時にまず1分間ほどチャンネルをスキャンして「人工衛星や航空機」のレーダーがとんでいないチャンネルに接続します。この1分間はWi-Fiが使えません。

またWi-Fi利用中でも「人工衛星や航空機」のレーダーを探知するとすかさず別のチャンネルに切り替わります!そしてこの時に1分間のスキャンを開始します!するとインターネット接続が切れます。

これ突然インターネット接続が切れます。その後1分間の再スキャンがスタート。これが終わるまでインターネットに接続されません。

ですから、基本的にこの屋外5Ghzを使うことはないです。よって屋外5Ghzはあっても無くても変わりません。

5Ghz 2.4Ghzの同時接続ができない

5Ghzと2.4Ghzの同時接続不可
5Ghzと2.4Ghzの同時接続不可

Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは2つの周波数帯の同時接続ができません。

古いデバイスは5GhzのWi-Fiが使えないものもあります。その場合にはそのデバイスに合わせて2.4Ghz帯のWi-Fiを利用する必要があります。

同時利用できないと、どちらかに合わせないといけないのはやや不便に感じるかもしれません。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fiの特徴とメリットや高評価のポイントまとめ

Galaxy 5G Mobile Wi-Fiの評判
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiの評判

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01のメリット高評価のポイントは以下の5つです。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fiのメリット・高評価ポイント
  • 5GエリアではWiMAX2+以上の高速通信
  • スタンダードモードは無制限で利用可能
  • 最長16時間連続利用できるバッテリー
  • au4GLTEの電波で室内でも繋がりやすい
  • タッチパネルで設定変更が簡単
  • USBテザリング機能で有線接続も可能
  • povo2.0 楽天モバイルにも対応

それぞれの項目を解説します。

5GエリアではWiMAX2+以上の高速通信

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01の機種スペック上の通信速度は下り2.2Gbps/上り183Mbpsとなっています。

これは機種でだせる最大速度であって普段の利用でこれほどの速度がでることはありません。 WiMAX+5Gのプランで利用する電波は「au 5G」「au 4G LTE」「WiMAX2+」の3つの回線を利用します。 各回線の特徴は以下のようになります。

回線種類エリア速度
au 5G狭い高速
wimax2+狭い高中速
au 4G LTE広い中速

au5Gが常用できるエリアだと100Mbpsを超える通信速度が期待できます。 au 4G LTEは広いエリアで利用できる反面、速度はやや落ちます。平均すると30~50Mbps程度の速度になります。

実際にGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01で速度を連続して計測してみました。 5Gの電波が入る場所で計測しています。

下り速度上り速度Ping
210mbps13mbps26ms
140mbps11mbps40ms
140mbps11mbps40ms
120mbps6.7mbps39ms
160mbps8.3mbps36ms
120mbps8.2mbps37ms
130mbps8.2mbps38ms
110mbps8.6mbps35ms
110mbps12mbps23ms
130mbps8.8mbps40ms

平均すると

下り平均速度上り平均速度Ping平均
137mbps9.0mbps35ms

平均してダウンロード(下り速度)は100Mbpsを超えています。

ただWiMAX+5Gになってもルーターを置く場所によって全然速度が変わります。この100Mbps超えをするのは窓の近くにおいている棚の地面から1.5mほどの場所に置いた場合です。場所を移すとau4GLTEに電波が切り替わります。

Galaxy 5G mObile Wi-Fiで4G LTEだとどの程度の速度がでるのか

下り速度上り速度Ping
34mbps7.2mbps41ms
22mbps8.9mbps40ms
24mbps4.4mbps45ms
42mbps6.4mbps40ms
31mbps5.3mbps44ms

私の環境では、20から50Mbpsほどの通信速度になります。けっして高速ではないものの一人で利用するぶんには困ることはありません。 このように高速通信できる場所は限られますが、家の玄関やらキッチンやら洗面所やらの窓際以外の場所に置いても圏外にならずに利用できます。

この点はWiMAX2+にはないメリットですね。

通信速度はどれくらい出れば快適?

ここでは動画を基準に考えてみましょう。 音楽ストリーミングや、WEBサイトの閲覧などよりも速度が必要ですから。 各サービスの推奨とされる速度を一覧にしました。

サービス画質推奨速度
Youtube1080p5Mbps
Netflix1080p5Mbps
Amazonプライムビデオ1080p5Mbps
Dazn(ダゾーン)1080p6Mbps
TikTok(ティックトック)720p6Mbps
Instagram(インスタグラム)720p6Mbps

ティックトックやインスタグラムは推奨速度など公表されていませんが、一般的な720p動画を快適に視聴できる速度を記載しています。 このように実利用に関して通信速度はそれほど必要ありません。

このように通信速度は10Mbpsでていれば困ることはありません。4Kの動画を視聴するのにも20Mbpsほどあれば快適に視聴することができます。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは4Gでも5Gでも十分に速度がでるので非常に快適です。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは通信制限無しで利用できる

Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは無制限
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは無制限

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01は無制限で利用することができます。

以前のWiMAXには3日15GB以上利用すると混雑時間帯の18:00頃から翌2:00までのおよそ8時間ほど通信速度が下り最大1Mbpsほどに制限される「3日15GB制限」がありました。

それが2022年2月に3日15GB制限は撤廃。

一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。 速度制限について

と書かれているだけです。実際にGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01を利用して3日15GBどころか、3日300GBの通信をしましたが全く速度制限にかかることはありませんでした。動画を見たり、音楽を聞いたり、WEBサイト、SNSを利用する普通の用途で利用する分には速度制限はかからなそうです。 (こちらの記事に検証結果をまとめています。→ WiMAXの3日15GB制限を検証)

モードによる制限の違いなどはGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01には通信制限(速度制限)はあるのか?詳しく解説しますにまとめています。

これで安心してWiMAXの契約ができます。

最長16時間連続利用できるバッテリー

SCR01はモバイルバッテリー不要のルーター
SCR01はモバイルバッテリー不要のルーター

モバイルタイプのルーターですから外出時には一緒に持ち出すことができます。 そこで重要なのがバッテリーの持続時間です。

外出時にモバイルルーターのバッテリーがすぐに切れてしまっては持ち出す意味がありません。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01のバッテリー性能はWiMAXのこれまでの機種の中でも最高の性能をもっています。

メーカーの公称値で連続通信16時間以上になっています。実際に使ってみても16時間以上連続で利用できるので外出時にバッテリーの心配をすることがありません。

そこで実機でも検証してみました。1回目は「外出したときに持ち出したとき」2回目は「Youtubeで4K動画を1日中したとき」です。

バッテリーの設定は

  • バッテリーを保護をON
  • Wi-Fiを自動的にOFFはOFF

このようになっています。

1回目 13時間半の外出でバッテリー残量は46%

朝7:00に充電を完了して(この時点でケーブルを外した。)、外出しました。充電中もWiFiはスマホに接続しています。

スマホ1台を繋ぎっぱなしかつパフォーマンスも「ハイパフォーマンスモード」で接続している状態です。外出中はWEBサイトをみたり、SNSをチェックしたりと比較的軽い使いかたです。動画をずっと見たりとかはしていません。

この状態で 7:00から外出し帰宅が20:35でした。外出時間はおよそ13時間30分です。ここでGalaxy 5G Mobile Wi-Fiのバッテリー残量を確認すると「46%」 。なんと外でずっとWifi接続していたのに 1日外出してバッテリーが半分ほどしか減っていませんでした。

2回目 12時間連続 Youtube視聴でもバッテリー残量26%

2回目のバッテリー残量計測は1日中動画を視聴したときにバッテリーがどれくらい残るのか?を確認してみました。

朝の11:00から23:00までYoutubeの4K動画を視聴していました。パソコンで視聴して動画は一度も止めていません。

12時間の後のバッテリー残量は26%でした。さすがに動画を連続視聴するのは無理があるかと思っていたのですが楽勝です。

バッテリーが長持ちすることの2つのメリット

バッテリーが長持ちすることには2つのメリットがあります。

バッテリー持ちの恩恵
  • 荷物が減る
  • 通信費を節約できる

荷物が減る

これまでの機種では長時間の外出ではどうしてもバッテリーがもたなかったのでモバイルバッテリーが必須でした。しかし、Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01ならバッテリーが十分に持つため、モバイルバッテリーが必要ありません。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01は重量が重くなっているのでカバンに入れる総重量は大差ないですが、荷物は1つ減らることができます。

通信費を節約できる

携帯を「無制限プラン」で契約していると、値引き無しで通信料金は毎月7,000円を超えます。

WiMAX+5Gを契約すると、WiMAXを持ち出せば「無制限」で利用できるので携帯の契約を安いプランに変更することができます。 UQ WiMAXはUQモバイルのSIMカードを契約すると2つの特典がついてきます。

  • 自宅セット割りで携帯料金が割引
  • プラスエリアモードのオプション料金が無料に

自宅セット割りで携帯料金が割引になりプラスエリアモードのオプション料金も無料に

UQモバイルの自宅セット割料金
UQモバイルの自宅セット割料金

UQモバイルとWiMAXを利用すると「自宅セット割」で割引が受けられます。携帯料金「くりこしプランS +5G」が毎月638円安くなります。これで毎月990円で3GBプランが利用できます。

WiMAXのプラスエリアモードを利用するとauの最も広いエリアをカバーしているプラチナバンド(BAND18)に接続することができます。 これがあればauとほぼ同等のエリアで利用できますが、プラスエリアモードを利用するにはオプション料金の1100円/月がかかります。

しかし、UQモバイルとセットWiMAXを契約すれば自宅セット割が利用できるのでオプション料金が無料になります。

これで現在もっとも安く契約ができるでWiMAXを契約すると、およそ5,0000円程度で家でも外でも無制限で利用できる環境が手に入ります。

これを実現できるのは外出先で切れないバッテリーがあってこそです。

au4GLTEの電波で室内でも繋がりやすい

au4GLTEで室内も電波が届きやすい
au4GLTEで室内も電波が届きやすい

これまでのWiMAXの弱点といえば、室内では電波が届きにくかった点です。

周波数の高い(波長が短い)電波は、雨や霧などによって弱くなります。このため、遠くまでは届きません。また、こうした電波は、曲がったりせずにまっすぐ進む性質を持っています。さらに、ビルなどにぶつかると、そこで反射するといった性質もあります。これらの特徴は、光と共通しています。つまり、周波数が高くなると、電波の性質は光に似てきます。 電波の周波数が違うと使い方はどう変わる?

WiMAXは2.5Ghz帯を利用しておりLTEの回線としては周波数が高い部類になります。このため建物の影や屋内などには電波が届きにくい特徴があります。

それがWiMAX+5Gでは通常時でもau 4G LTEが利用できることで室内にも電波が届きやすくなりました。

実際に、家のトイレや玄関などこれまでWiMAXの電波が届かなかった場所にも電波が入るようになりました。電車での移動中なども圏外になることがなくなり非常に快適になっています。

タッチパネルで設定変更が簡単

タッチパネルは楽
タッチパネルは楽

ほとんどスマホなので操作性が普段つかっている携帯電話と変わりません。Wi-Fi周波数帯の設定や、通信モードの変更などサクッと設定が変更できます。

タッチパネルがないタイプの機種の操作のストレスは半端ないです。 昔はタッチパネルがなくても苦にならなかったのですが、携帯電話にすっかり慣らされてしまいました。

いまさらボタンをポチポチとか無理です。

なおデフォルトだと携帯やパソコンがスリープするとWi-Fiが一度切断されます。あらかじめ設定を変更しておきましょう。 詳細はGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01が勝手に切れてしまうときはここの設定を変更して!に まとめています。

USBテザリング機能で有線接続も可能

galaxyはUSBテザリング対応
galaxyはUSBテザリング対応

Galaxy 5G Mobile Wi-FiはWi-Fi接続以外のUSBテザリング接続ができます。

タブレットやスマートフォンと接続するときにWi-Fi接続でOKです。 パソコンやMacの場合にはWi-Fi接続以外にUSBテザリング機能を使って接続することができます。(パソコン側とケーブルがUSB3.0以上の規格に対応している必要があります。)

またUSBテザリング機能を使うと変換器を間にいれるとLANケーブルを利用した接続も可能になります。 この機能のおかげでゲーム機なども有線接続でインターネットに繋ぐことができます。

詳しい接続手順などは以下の記事にまとめているので、そちらも参考にしてください。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01にクレードルはある?PS4やSwitchとの有線接続方法を解説

Galaxy 5G Mobile Wi-FiとMacをUSB接続するにはドライバが必要

MacをUSB接続するには専用ドライバが必要
MacをUSB接続するには専用ドライバが必要

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01とMacをUSBテザリングで接続するには、Windowsと違って、専用のドライバーをインストールする必要があります。

Galaxyの公式サイトのなかほどにあるダウンロードリンクからMac OSのバージョンに合わせたドライバーをインストールしてください。

Windowにはドライバは必要ありません。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01 は povo2.0 楽天モバイルにも対応

povo2.0と楽天モバイルでも使える
povo2.0と楽天モバイルでも使える

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01の発売当初はpovoに対応していませんでした。楽天モバイルには対応していましたが少々不安定なところがありました。

それがアップデートでpovo2.0にも対応、現在はGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01は楽天モバイルのSIMでも安定して利用できます。

現在のWiMAX+5Gは基本的に契約から2年間しか割引はありません。ですから2年で契約を解約して改めて契約をし直す必要があります。

新契約も機種がセットになるでしょうから、手元には機種が2台になります。そのときに別のSIMを入れられると使い回せるので非常に便利です。

楽天モバイルはGalaxy 5G Mobile Wi-Fiの利用バンド(周波数)が被っているので楽天モバイルでも利用できるようになっています。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01の評判・口コミまとめ

Galaxy 5G Mobile Wi-Fiを実際に利用している人の口コミや評判をまとめました。

良い評判

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi、1日中 (9時から19時) 使ってもバッテリー半分残ってるのはいいね

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01は常時WiFi 5G/LTE onで持ち歩いても、実測で15時間バッテリーが持つことを確認できた。シャープSH-52Bのようにカバン内稼働でサーマルスロットリングがかかることもない。バッテリ容量あたりの持ち時間で比べても倍近く良い。シャープも頑張って欲しい。

Galaxy 5G mobile WiFiを使い始めて思うのは、モバイルルーターにとって、バッテリーは命。サイズがでかいと指摘する記事もあるけど、バッテリーが非常に持つので、バックに入れていたら出すことはないと思う。だからサイズはあまり気にならない。

秋葉原でポケットWiFiのプラン変更。 wimax+5Gへのお得な乗り換えができるので、機種変も実施。GALAXYは初めて使う。液晶モニターとバッテリー持ちが決め手。

口コミではバッテリー持ちで選んだという声が多いですね。

実際に私が利用したときでも12時間以上連続でYoutubeを視聴していても、バッテリー残量26%です。外出時にバッテリーが切れないので安心して利用できます。

悪い評判

Wimaxの「Galaxy 5G mobile wi-fi」 約200gと少し重いですが、5,000mAhで10時間は充電なしで使えます。 他社品と使い比べてこれに落ち着きました。ネットプロバイダを使えば約2万円の本体代も無料になります。 セキュリティを考えfree‐wifiは使わないようにしています。

新しいWiFiルーターが届きました~😍 Galaxy5GMobile Wi-Fi(サムスン) プロバイダも乗り換えて新機種getでしゅ😉 WiMAX+5G対応なんですけど噂どおり「でかい」「重い」「厚い」 ですね😵 でも見た目すごくかっこよくて5.3 ㌅の大画面が見やすい!スマホと同じ感覚で操作できてgoodです😘

新しいwimaxのルーターgalaxy 5g mobile wifiが来たんだけど無茶大きいし重いバッテリーの塊って感じこれ持って登山とか嫌だなnec製はバグって不安定だからgalaxyにしたんだけど..

Speed Wi-Fi 5G X11からGalaxy 5G Mobile Wi-Fi乗り換えした口コミも多数

WiMAX+5Gのモバイルタイプは2機種しか販売されていませんが、NECプラットフォームズ製のX11を契約したものの、使い物にならなくて泣く泣くGalaxyを購入し直す人も多くいます。以下のようにSpeed Wi-Fi 5G X11は使えないという口コミが多く集まっています。

Speed Wi-Fi 5G X11 昨日この機種に変更したが 残念過ぎる 繋がらない、遅い、切れる 使いモノにならない 解約してGalaxyにしよ

WiMAXのルーターをNECからGALAXYに変えたら、電池持ちが倍になった Speed Wi-Fi 5G X11 Galaxy 5G mobile Wi-Fi しかも、よく繋がる

あまりにもNEC X11がゴミ屑産廃インチキ機体だったので、入手一ヶ月経たずしてGALAXY 5GMobileへ機体変更 GALAXYを使うのは癪だが、背に腹はかえられん

SCR01 X11からSIM差し替えて使ってみた所、クソほど快適でした。 ・操作性は直感的 ・バッテリーはX11よりすげぇロングラン ・Webで設定しなくてもほぼイける やっぱり5Gの無効化機能はデフォルトで欲しいね。

モバイルWi-Fiの機種を変えた。5GのWiMAXのNECのX11を最初使ったがクソ使いづらい上にバッテリー半日も持たないレベルでストレスしかなくGALAXYのSCR01に変えた。こっちは操作もバッテリーも満足。最新機種を選べばOKの感覚いたのですがきちんと調べないとダメですね。

Galaxy 5G Mobile Wi-FiとSpeed Wi-Fi 5G X11はどっちがおすすめ?

WiMAXのモバイルタイプの機種選びに重要なポイントが3つあります。

機種選びのポイント
  • バッテリーの持続時間
  • 発熱
  • 通信速度
  • Wi-Fi性能

バッテリーの持続時間(持ち時間)

モバイルルーターのメリットは、家でも外でも使えることです。仕事にいったり、学校にいったり、そんなときに一緒にモバイルルーターを持ち運べば、外でも通信量を気にせずにインターネット接続できます。

外に持ち運ぶときに重要なのが「バッテリーの持続時間」です。 たとえば、家をでるときにはバッテリーMAXで外出して、2~3時間でバッテリーが切れてしまっては話になりません。

ですからバッテリーがどれだけ持つのか?で機種を選ぶのが最重要事項となります。 もちろん家でしかつかわない人(めったに持ち運ばない)はこの項目は無視しても大丈夫です。

まずはメーカーの公表値からみてみます。

機種連続通信時間モード
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi16時間記載なし
NEC Speed Wi-FI 5G X118時間ノーマル

バッテリーのモードは3段階あります。

モード概要
ハイパフォーマンスパフォーマンスを最大限に重視した設定です
ノーマル(最適化)バッテリー残量が十分にある場合は高速に通信可能ですが、バッテリー残量が少なくなった場合には、最高通信速度が遅くなります。
エコ消費電力を抑え、電池持ちを重視した設定です。

ハイパフォーマンスとノーマルモードで十分にバッテリーがある場合には、高速通信ができますが、ノーマルモードでバッテリーがない場合やエコモードでは高速通信が制限されます。

エコモードを利用するとX11は「5G」回線が無効になります。Galaxyもエコモードにすると5Gが入る場所でも4Gから変わらないので、同じような仕様になっているはずです。

公表値ではNEC X11は8時間ほど、Galaxy SCR01は倍の16時間です。 持ち運びを考えると8時間では厳しいものがあります。例えば朝7:00に充電を終えた場合には15:00にバッテリーが切れてしまいます。

これでは学校でも仕事にもっていくのでも十分とはいえません。 一方Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは連続通信で16時間です。朝の7:00から使用開始しても23:00まではバッテリーが切れません。これなら十分でしょう。

端末の発熱による通信停止問題

これはNEC Speed Wi-Fi 5G X11にだけ起きる問題です。

持ち運びなどでカバンにいれていたりすると熱がこもるため端末が非常に熱くなります。この熱のせいで通信を停止してしまいます。 またバッテリーが持たないために途中で充電しながら使おうとすると、さらに熱を持ちます。そして通信が停止します。

Wi-Fiはつながっているのがですが、端末からインターネット間が繋がらなくなってしまうので何もできません。 端末が冷えるのをまって再起動するしかありません。

もちろんこれは持ち運び時の問題で、家で利用しているぶんには通信が切れたり、通信ができなくなることもありません。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fiでは家でも持ち運びでも熱問題がおきることはありません。

通信速度は変わらない

通信速度はほとんど変わりません。 ともに下り速度を計測しました。

Galaxy 5GNEC X11
1回目210mbps160Mbps
2回目140Mbps170Mbps
3回目140Mbps110Mbps
4回目120Mbps150Mbps
5回目160Mbps140Mbps
平均154Mbps146Mbps

平均でみるとややGalaxy 5G Mobile Wi-Fiのほうが速いですが、実際にはあまり変わりません。 どちらも十分に速度がでます。

Wi-Fi性能ではNECのほうが便利

なによりも2.4Ghzと5Ghzの同時接続がで非常に便利です。 Galaxy 5G Mobile Wi-Fiはどちらかしか接続できません。

それ以外ではWi-Fiの規格が変わっても大きな差があるようには感じられません。 それは通信速度の計測結果からも分かると思います。

比較まとめ

Galaxy 5G Mobile Wi-FiとSpeed Wi-Fi 5G X11の比較表
項目Galaxy 5G Mobile Wi-FiSpeed Wi-Fi 5G X11
機種
バッテリーの持続時間
発熱
通信速度
Wi-Fi性能

持ち運びを考えずに基本的に家でつかう。機種を冷やしておくことができる。そんな人はWi-Fi機能が充実しているX11がいいかもしれません。

外に持ち出して屋外でも使いたいならGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01 一択です。

また初めてWiMAXを契約するのであれば操作性が高く、持ち運びしやすいGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01をおすすめします。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fiと別キャリアのを含むデータ通信端末を比較

ここまではWiMAXの機種同士の比較をしてきましたが、他社モバイルデータ通信端末とも比較をしていきましょう。

モバイルルーター比較 横スクロールできます
サービス名製品画像型番メーカー通信速度サイズ連続通信時間対応回線機種代金
WiMAX+5G
scr01
scr01SAMSUNG下り最大2.2Gbps/上り最大183Mbps約W147×H76×D10.9mm 約203g連続通信時間16.5時間sub6/NR化21,780円
docomo
sh-54c
sh-54cSHARP下り最大4.9Gbps/上り最大1.1Gbps約W157×H84×D16.0mm 約282g連続通信時間7.5時間sub6/ミリ波/NR化96,800円
softbank
a004zt
a004ztZTE下り最大3.0Gbps/上り最大298Mbps約W133×H73×D18.6mm 約225g連続通信時間5.9時間sub6/ミリ波/NR化69,840円
au
x01
x01SHARP下り最大4.1Gbps/上り最大481Mbps約W154×H84×D16.0mm 約265g連続通信時間7.2時間sub6/ミリ波/NR化71,500円

Galaxy 5G Mobile Wifiは各社の5G(ミリ波)まで対応できる端末に比べると、端末スペック上の通信速度はドコモやソフトバンクの機種にも劣ります。

「通信速度が速ければ良い」と考える人もいるかもしれませんが、実際には通信速度が30Mbps以上であれば、差を感じることはほとんどありません。その理由は、高速な通信が必要な場面の中でも、4K画質の動画再生であっても、25Mbpsであれば快適に使用できるからです。

WiMAXは料金プランが安い。キャリアでの契約は高額

また、ドコモやソフトバンクの機種が非常に高額になります。また料金プランもキャリアの高額なプランで契約しなければなりません。

例えばドコモなら5Gギガホプレミアを契約することになります。これは月額7,315円。WiMAXの実質月額はGMOとくとくBB WiMAXなら3,590円です。

このように主要なキャリアの料金と比較するとWiMAXはおよそ半額程度の料金で契約できます。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは機種代も安い。なんとドコモの5分の1のお値段

また端末代金を見ていただくとわかりますが、キャリアのモバイルルーターは非常に高額です。 これは高速な5G対応にするために高スペックな機種になっているのですが、現実は5Gの基地局整備がそれに追いついていないため過剰なスペックとなってしまっています。

ドコモの機種はおよそ10万円。これはWiMAXの5倍以上の値段です。

またドコモやソフトバンクのモバイルルーターは外に持ち出して利用するにはバッテリーが持たなさすぎます。これはミリ波のように高速回線を受信できるようにするとそれだけバッテリー消費が激しくなるからです。

ここから分かるのはGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01が非常にコスパのいい機種だということです。

2023年最新版】 WiMAXプロバイダ 4つの選び方

2022年にWiMAXの料金プランは大きく変化しました。2月には「3日15GB制限」が撤廃され、7月の「電気通信事業法の改正」の影響で契約期間を設けないプロバイダが増えました。

これまでのWiMAXのプロバイダ選定は、契約期間中の料金がいくらになるのかを計算して料金の安いプロバイダを選ぶだけでした。

それが料金プランの改定によりプロバイダの選定にもバリエーションが増えました。

そこでまずは契約するプロバイダによって何が違うのか?を知っておきましょう。次にWiMAXプロバイダの選び方について説明します。

WiMAXのプロバイダはUQ WiMAXの設備を利用している

WiMAX+5Gのプロバイダは原則としてUQコミュニケーションズで用意している通信設備を利用します。インターネット接続までUQコミュニケーションズで行っているので、プロバイダ側で通信設備の手配や運用は行いません。

ではプロバイダは何をしているかというと

WiMAXプロバイダの役割
  • WiMAXの契約窓口
  • ユーザーサポート(障害やお問い合わせの対応)

この2つになります。

WiMAX+5Gプロバイダの違い

同じ設備を利用しているので「通信速度」「通信エリア」「通信制限」「利用機種」などインターネット回線に接続する部分はどのプロバイダと契約しても変わりません。

では何が違うのかというと、この4点になります。

プロバイダの違い
  • 料金(通信料金や機種代金)
  • 契約期間・違約金
  • ユーザーサポート体制
  • 機種補償サービス

この違いをもとにプロバイダーを選びます。ですからいまからWiMAXを契約するなら以下の3つの選び方ができます。

WiMAXプロバイダの選び方
  1. 安いプロバイダを選ぶ
  2. リスクの少ないプロバイダを選ぶ
  3. 口座振替契約できるプロバイダを選ぶ

それぞれの選び方について解説します。

安いプロバイダから選ぶ

安いプロバイダから選ぶのはWiMAXプロバイダ選びの王道です。

さきほども説明した通り、WiMAXのプロバイダが利用する通信設備はすべて一緒です。そのため通信速度や通信エリアなどはどのプロバイダで契約しても同じになります。

安いプロバイダを選ぶときに重要なのが、「契約期間中にかかる初期費用や月額料金。キャッシュバックや月額割引などの特典」をすべて合算して契約期間中の料金を計算することです。

20236月のWiMAXプロバイダ料金比較

では今月のプロバイダの料金比較をしていきます。

いまだに契約期間を3年で計算しているWEBサイトもありますが、もう3年契約のプロバイダは1社を除いてありません。ですから契約期間は2年間で計算します。

機種は初めてWiMAXを契約する人にも使いやすい「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01」で計算しています。

表の見方を説明します。

2年合計金額は「初期費用」「月額料金(初月から24ヵ月目まで)」「機種代金」を足しています。そこから「キャッシュバック」などの特典費用を引いた合計費用になります。

実質月額は2年合計金額を25で割った平均金額になります。

WiMAXプロバイダ料金比較 - スクロールできます -
プロバイダGMOとくとくBB WiMAXゼウスWiMAXBIGLOBE WiMAX5GCONNECTBroad WiMAXASAHIネット WiMAXDTI WiMAXBIC WiMAXヨドバシWiMAXUQ WiMAXシンプルWi-FiVision WiMAXカシモ WiMAXもっとくWiFiエディオンWiMAXKT WiMAXYamada air mobile WiMAXDIS mobile WiMAXSo-net WiMAX
GMOとくとくBB WiMAX
ゼウスWiMAX
BIGLOBE WiMAX
5GCONNECT
Broad WiMAX
ASAHIネット WiMAX
DTI WiMAX
BIC WiMAX
ヨドバシWiMAX
UQ WiMAX
シンプルWi-Fi
Vision WiMAX
カシモ WiMAX
もっとくWiFi
エディオンWiMAX
KT WiMAX
Yamada air mobile WiMAX
DIS mobile WiMAX
So-net WiMAX
初期費用3,3003,3003,3003,3003,3003,3003,3003,3003,3003,3003,3003,3003,3003,3003,3003,3003,3003,9003,300
月額合計87,67087,67078,40889,99289,30978,672104,500106,700106,700106,700107,25094,336106,48099,975106,700106,700106,700106,700123,750
端末代金21,78021,78021,91220,40021,78021,78021,780002021,78021,78021,78021,78021,78021,78021,78021,780
キャッシュバック25,50023,0005,00000021,780000010,0000000000
総合計87,25093,53498,62099,099100,207103,752108,900110,000110,000110,002110,550113,288116,435125,055131,780131,780131,780132,380148,830
実質月額3,4903,7413,9443,9634,0084,1504,3564,4004,4004,4004,4224,5314,6575,0025,2715,2715,2715,2955,953
詳細---------
このように一覧にすると一目瞭然です。
今月のWiMAXプロバイダトップ3

GMOとくとくBB WiMAXはダントツで安い

GMOとくとくBB WiMAX
GMOとくとくBB WiMAXはダントツで安い

2年契約でもっとも安く利用できるのがGMOとくとくBB WiMAXです。キャッシュバックが高額なだけでなく、月額料金の割引もかなり大きいため、2年間利用したときには最も安く利用することができるプロバイダになっています。

サポート体制は電話が繋がりにくいなどの問題はあるものの、契約がオンラインでできるのはもちろん、解約もユーザーマイページから解約できます。また解約違約金もないため、いつ解約しても余計な費用がかかることはありません。

WiMAXのどのプロバイダで契約しても原則として「速度」「エリア」など基本部分は変わりません。ですから最も安く契約できるGMOとくとくBB WiMAXが最もお得です。

なお今月のキャンペーンでは契約期間は2年ながら解約違約金0円なので実質契約期間の縛りなしとなっています。

これからWiMAXを契約するのならGMOとくとくBB WiMAXではじめてみてはいかがでしょうか。

料金ランク1契約期間2年
月額料金初月~ 2ヵ月目 1,474円
3ヵ月目~35ヵ月目 3,784円
36ヵ月目~ 4,444円
事務手数料3,300
解約違約金0発送日程最短即日
端末代金Galaxy 5G Mobile Wi-Fi: 21,780
Speed Wi-Fi 5G X11: 21,780
Speed Wi-Fi HOME 5G L11: 21,780
Speed Wi-Fi HOME 5G L12: 21,780
端末支払方法605x36回払い
2年合計金額89,750キャッシュバック通常: 23,000
*他社から乗換:40,000

他社通信サービスからの乗換でキャッシュバック増額は条件があります。

GMOとくとくBB WiMAXのおすすめポイント
  • 主要なプロバイダのなかでは最も料金が安い
  • 契約も解約もオンラインで手続きできる
  • 中途解約違約金は0円
  • au・UQモバイルのユーザーは料金がさらにお得になる
  • データ通信量の制限がなく使い放題
  • au5Gに対応しており高速な通信ができる
  • 他通信サービスからの乗換なら条件によってキャッシュバックが増額
  • 最短即日発送で契約後すぐに利用開始できる

キャッシュバック受取が面倒ならBIGLOBE WiMAX

BIGLOBE WiMAX
キャッシュバック受取が面倒ならBIGLOBE WiMAX

2番目に安い料金プランなのがBIGLOBE WiMAXです。料金面ではGMOとくとくBB WiMAXに劣る部分ありますが、BIGLOBE WiMAXもキャッシュバックに月額割引と非常にキャンペーンに力をいれいています。

とくにキャッシュバックバックが1ヵ月後に受け取ることができること。キャッシュバックの連絡もわかりやすいことなどから、キャッシュバックの受け取り忘れがないためにより確実に料金を安くできる点が人気の理由です。

ただ残念なのが解約が面倒な点でしょう。GMOとくとくBB WiMAXはオンラインで契約も解約も完了できるのに対して、BIGLOBE WiMAXは電話かWEBチャットを利用した退会しかでできません。その点はご注意ください。

料金ランク2契約期間なし
月額料金初月 0円
1ヵ月目 1,166円
2ヵ月目~24ヵ月目 3,355円
25ヵ月目~ 4,928円
事務手数料3,300
解約違約金0発送日程2日~1週間
端末代金Galaxy 5G Mobile Wi-Fi: 21,912
Speed Wi-Fi 5G X11: 21,912
Speed Wi-Fi HOME 5G L11: 21,912
Speed Wi-Fi HOME 5G L12: 21,912
端末支払方法913x24回払い
2年合計金額93,543キャッシュバック通常: 10,000
BIGLOBE WiMAXのおすすめポイント
  • キャッシュバック受取が1ヵ月後と早い
  • キャッシュバックの受取が簡単
  • 契約期間がないためいつ解約しても違約金はなし
  • GMOとくとくBBに次ぐ料金の安さは魅力的
  • au・UQモバイルのユーザーは料金がさらにお得になる
  • データ通信量の制限がなく使い放題
  • au5Gに対応しており高速な通信ができる
  • SIMカードのみの契約もできる
  • 口座振替契約も対応

Asashiネット WiMAX+5Gはオプションの固定IPが優秀

ASAHIネット WiMAX
Asashiネット WiMAX+5Gはオプションの固定IPが優秀

AsashiネットWiMAX(アサヒネットワイマックス)が突然の大幅値下げでランキング上位に食い込んできています。

ただ残念なのが、固定IPアドレスプラン(グローバルIPを使用)は値引き対象外になっていること。

かなりニッチな需要ですが、静的なグローバルIPアドレスを利用したい人はAsashiネットWiMAXしか提供がありません。(動的なグローバルIPは各社あります。)

他にAsahiネットのサービスを利用しているのなら200円の割引になるので検討してもいいかもしれません。

料金ランク3契約期間2年
月額料金初月 0円
1ヵ月目~24ヵ月目 3,278円
25ヵ月目~ 4,928円
事務手数料3,300
解約違約金0発送日程2から3日程度
端末代金Galaxy 5G Mobile Wi-Fi: 21,780
Speed Wi-Fi 5G X11: 21,780
Speed Wi-Fi HOME 5G L11: 21,780
Speed Wi-Fi HOME 5G L12: 21,780
端末支払方法21,780円一括払い 代引き手数料440円が別途かかります。
2年合計金額103,752キャッシュバック通常: 0
ASAHIネット WiMAXのおすすめポイント
  • ギガ放題プラスプランは23ヵ月間1,500円の割引
  • 契約期間がないためいつ解約しても違約金はなし
  • データ通信量の制限がなく使い放題
  • au5Gに対応しており高速な通信ができる
  • 契約から解約・退会までオンラインで完結

このように今月のWiMAXプロバイダは上記3社から選ぶことをオススメします。 もう少し詳細な比較に関してはWiMAXおすすめの選び方でも紹介しているのでそちらも参考にしてください。

リスクの少ないプロバイダを選ぶ

つい最近までWiMAXは3年契約でしか契約ができませんでした。契約期間の途中で解約をすると高額な違約金を支払わないといけません。

ただ確実にWiMAXの契約を継続することができるでしょうか?

こんなケースも
  • 在宅勤務で必要になったから契約したが、在宅が無くなって必要なくなった
  • 集合住宅で光回線が引けなかったからWiMAXを契約したが光回線が引けるようになった
  • おもったよりも通信速度が出なかった
  • ゲームでも使えるかと思ったが、反応速度が遅かったので光回線に変更したい
  • 持ち運びが面倒になった...などなど

契約した当初はしばらくつかうつもりでも、実際に使ってみたら「解約したい」理由がでてくるかもしれません。

これまでのWiMAXは「20,000円を超える高額な違約金を払って解約する」もしくは「契約期間終了まで我慢して使う」この2つの選択肢しかありませんでした。

しかし2022年7月の電気通信事業法の改正で最初から「いつ解約してもリスクの少ない契約」を選べるようになりました。

リスクの少ない契約の条件

リスクの少ない契約の条件は3つあります。

リスクの少ない契約
  • 機種代金が0円もしくは非常に安い
  • 解約違約金無し
  • 解約手続きが簡単

機種代金が非常に安い

WiMAXの機種代金は20,000円を少し超える金額になっています。

この機種代金を分割で支払うことになります。分割支払が完了しないタイミングで解約をすると、残った端末代金を一括で支払わないといけません。

説明だけだと分かりづらいので、今月最も安く契約できるプロバイダのGMOとくとくBB WiMAXで確認してみます。

GMOとくとくBB WiMAXの契約を半年で解約する場合の費用

半年間の利用でかかる費用を考えてみます。

  • 契約事務手数料
  • 月額料金(6ヶ月間)
  • 機種代金
  • キャッシュバック
プロバイダGMOとくとくBB WiMAX
契約事務手数料3,300
月額料金(6ヵ月間)15,774
機種代金21,780
キャッシュバック0
合計金額40,854

GMOとくとくBBのキャッシュバックは1年後にしか受け取ることができません。そのためかなり高額な料金を支払うことになります。

いっぽう、機種代金が安く購入できるUQ WiMAXならどうなるでしょうか。

プロバイダUQ WiMAX
契約事務手数料3,300
月額料金(6ヵ月間)25,608
機種代金2
キャッシュバック0
合計金額28,910

なんと、短期契約ならUQコミュニケーションズのほうが安くなります。

実は機種代金が定価のプロバイダは1年から2年は利用しないと料金が安くならないように設定されています。

ですから短期解約の可能性があるなら、機種代金が無料もしくは非常に安い設定のプロバイダを選びましょう。

解約違約金が無いプロバイダを選ぶ

機種代金が無料だったとしても、解約違約金がかかっては意味がありません。解約違約金がかからないプロバイダを選びます。

解約手続きが簡単なプロバイダを選ぶ

不要になったから即解約したい、にもかかわらず解約手続きがよくわからない。もしくはすぐに解約できないプロバイダも少なくありません。

面倒な解約手続きだとどうしても「解約が先延ばし」されがちです。これも余計な費用を払うことになるので避けたいところ。

リスクの少ないプロバイダまとめ

実はこの3つの条件

リスクの少ない契約の条件
  • 機種代金が安い
  • 解約違約金無し
  • 解約手続きが簡単

これを満たしているのは「WiMAXを提供しているUQコミュニケーションズが運営するUQ WiMAX」だけしかありません。

他のプロバイダは機種代金がほぼ定価となります。

もしこれから初めてWiMAXを契約する。でもいつまで使うかは分からない。そんな人はUQ WiMAXから始めてみることをオススメします。

リスクの少ないプロバイダ
  • 短期解約時でも安く利用できるプロバイダ -

口座振替で契約できるプロバイダ

クレジットカードで契約せずに口座振替で契約したい人も多くいるでしょう。そこで口座振替で契約できるWiMAXプロバイダを集めてみました。

ただ口座振替で契約できるプロバイダは実は3社しかありません。

  • UQ WiMAX
  • BIGLOBE WiMAX
  • Broad WiMAX

この3社の中から選ぶことになります。比較ポイント3つです。

比較ポイント
  • 料金
  • 契約から利用開始までの期間

口座振替契約の場合には通常の料金に加えて「口座振替手数料」が請求されます。ですからクレジットカードで契約するよりも料金が高くなります。

また端末代金は代引きで一括支払いになります。クレジットカード払いとくらべて初期負担が増えます。クレジットカード払いとの違いを一覧にしてみました。

プロバイダUQ WiMAXBIGLOBE WiMAXBroad WiMAX
口座振替手数料0220220
初期費用0020,743
代引手数料440440440
オンライン口座登録ありなしあり

Broad WiMAXBIGLOBE WiMAXは口座振替手数料が毎月かかります。また、Broad WiMAXは口座振替契約の場合には「初期費用20,743円」がかかります。これは完全にBroad WiMAX独自の料金設定で他のプロバイダではかかりません。

これらの料金を追加してこの3社の2年利用時のトータル金額を比較してみましょう。

プロバイダUQ WiMAXBIGLOBE WiMAXBroad WiMAX
初期費用0020,743
事務手数料330033003300
機種代金5,94021,91221,780
代引手数料440440440
月額料金(2年)106,70083,83194,809
合計金額116,380109,483141,072
オンライン口座登録ありなしあり

Broad WiMAXは初期費用が高額なために全体の料金も高すぎます。よって候補から外します。残りはUQとBIGLOBEです。BIGLOBE WiMAXは口座振替の登録が紙面での提出となるため最長で2週間ほどかかります。これが許容できるならBIGLOBEのほうが安いのでお得です。

ただし、BIGLOBE WiMAXは機種代金が定価です。つまり短期で解約した場合には料金が高くなります。以下の表は契約した付きを含めて11ヵ月利用したときの料金です。

プロバイダBIGLOBE WiMAX
契約事務手数料3,300
月額料金(11ヵ月間)31,361
機種代金21,912
キャッシュバック10,000
合計金額56,573
プロバイダUQ WiMAX
契約事務手数料3,300
月額料金(11ヵ月間)46,948
機種代金2
キャッシュバック0
合計金額50,250

11ヵ月以内の利用ならUQ WiMAXのほうが安くなります。

いっぽうで初めて利用するから短期解約もありうる。また、申し込んですぐに使いたい人はUQ WiMAXを選ぶのがいいでしょう。

口座振替契約
  • 11ヵ月以上利用で安く契約したい -
  • 初めてWiMAXを契約する、すぐに使いたい -

WiMAXプロバイダの選び方まとめ

WiMAXプロバイダの選びかたのまとめです。

安いプロバイダ
  • 最安で契約するなら -
リスクの少ないプロバイダ
  • 予期せぬ短期解約や機種の破損に備える -
口座振替で契約できるプロバイダ
  • 11ヵ月以上つかうなら -
  • 短期解約の可能性もある、すぐに使いたい -

さらに詳しい内容はWiMAXおすすめをランキングで紹介しているのでこちらもどうぞ。

よくある質問

SCR01にクレードルはあるの?有線接続はできる?

クレードルは無いですが、記事内で紹介しているように有線接続できます。

通信速度はどれくらい?

下り最大2.2Gbpsです。

au4GLTEでも利用できるの?

ギガ放題プラスはスタンダードモードで一部の周波数以外のau4GLTEを利用できます

料金は高くなる?

25ヶ月間は料金プランに値引きが入るので月額料金は変わりません。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01の取扱説明書はついてくる?

取扱説明書はついてきません。auのWEBサイトからPDFの説明書をダウンロードできます。
WiMAX

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