WiMAXの機種代金はほとんどのプロイバイダで分割支払いができますが、決して安いものではありません。機種代金をかけずに契約したい人も多いのではないでしょうか?
以前のWiMAXは機種代金は無料で、その代わり契約期間がありました。 契約期間途中で解約すると高額な違約金がかかっていました。
2022年7月に電気通信事業法の改正があり、WiMAXのプロバイダも高額な違約金を設定できなくなりました。
そのためほとんどのプロバイダでは解約違約金の設定をなくしています。 その代わり、機種代金が無料ではなくなりました。
それを踏まえて、このページでは機種代金がかかることのデメリットと機種代金がかからない(もしくは非常に安い)プロバイダを紹介します。
機種代金をかけずに契約を検討している人は参考にしてください。
WiMAX+5Gの機種代金はいくらかかるのか
WiMAX+5Gの機種は持ち運びができるポケット型WiFiタイプと据え置き専用のホームルータータイプの2種類の機種が発売されています。
WiMAXのポケット型Wi-Fiタイプの機種代金
ポケット型Wi-Fiタイプは現在2機種販売されています。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi | 21,780円 |
Speed Wi-Fi 5G X11 | 21,780円 |
WiMAXのホームルータータイプの機種代金
ホームルータータイプも現在は2機種販売されています。
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 | 21,780円 |
Speed Wi-Fi HOME 5G L12 | 21,780円 |
どの機種を選んでも定価は同じです。すべて20,000円以上する機種になります。
機種代金が無料であることの2つのメリット
機種代金が無料であることのメリット
- 機種代金が0円
- 解約時に残債を払う必要がない
機種代金が0円(もしくは安い)
機種代金がかかるプロバイダはWiMAXの毎月の通信料金+機種代金1ヶ月分の料金を支払い続けないといけません。
もし同じ月額料金のプロバイダがあったとしたら月額料金分だけ安く契約できることになります。
解約時に残債を払う必要がない
分割で支払っている場合には一般的には解約時に一括で機種代金の残った代金分を支払わないといけません。 長期間つかった上で解約するのであれば、それほど大きな費用負担にはなりません。
しかし、「使ってみたらあまり速度がでなかった。」「職場でもつかいたかったが、職場では電波が悪くて使えなかった」などなど、必ずしも長期間使うとは限りません。
解約しようと思ったときに、機種代金の残債があると解約しづらいです。 他のサービスへの乗り換えもしにくいでしょう。
機種代金が安い、もしくは無料だったならそんな心配はいりません。
機種代金を無料(もしくは安い)プロバイダを選ぶのがおすすめな人
- はじめてWiMAXを契約する人
- 短期間の利用を想定している人
- WiMAX2+から乗り換えをする人
はじめてWiMAXを契約する人
特におすすめしたいのが、はじめてWiMAXを契約する人です。
WiMAX+5Gは「au 5G」「au 4G LTE」「WiMAX2+」の3つの電波を利用します。 実際に利用するとau 4G LTEやau 5Gが優先的に使われているのがわかります。
ただしWiMAX+5Gの契約ではスタンダードモードではauのプラチナバンドである800Mhz帯の電波が利用できません。 auはプラチナバンドを中心にエリアを作っているためにプラチナバンドが使えないと室内などでどうしても繋がりにくくなります。
これは使ってみないと分かりません。 特にはじめてWiMAXを契約する人には「使用感」はまったくわからないはず。
使ってみて「あれ?これ使えなくない?」ってケースが速度に関して、エリアに関してでてくる可能性があります。
あなたの利用環境とWiMAXが合ってないと分かったときに、違約金や端末代金の残債など余計な出費を気にすることなく即解約できるのは安心ではないでしょうか。
もちろん十分に使えるとわかったときも解約して、もっと安いプランを提供しているプロバイダに乗り換えるのもありです。
モバイル回線を利用する以上、使えるか、使えないかはユーザーの環境に大きく左右されます。そのため、最初は解約時に余計な費用がかからない「機種代金が無料のプロバイダをおすすめ」し ます。
2~3ヶ月から半年ていどの短期間の利用を想定している人
長期的に利用するつもりはなく、2~3ヶ月ほどの短期利用を考えている人にも機種代金が無料になるプロバイダをおすすめします。
短期利用の場合は機種代金がかかるプロバイダの料金はどうしても高くなります。 これは料金を比較するとわかりやすいでしょう。
以下の表は解約総支払額を計算しています。総支払額は「事務手数料 + 月額料金 × 月数 + 機種代金 - キャッシュバック」で計算しています。
1ヶ月で解約をした場合の金額がわかりやすいですが、UQ以外のプロバイダは解約時に機種代金を支払う必要があるために短期利用には向いていません。
半年程度の利用で解約するなら機種代金のかからないUQ WiMAXは非常に安く利用することができます。
このように短期間の利用には機種代金が無料になるプロバイダが最適です。
WiMAX2+からWiMAX+5Gに乗り換える人
WiMAX2+では快適に利用ができてもWiMAX+5Gでは速度が落ちる人は少なくありません。 これはWiMAX+5Gでは基本的にauの回線しか利用していないから。
いままでWiMAX2+がつながっていたユーザーも乗り換えたらau 4G LTEもしくはau 5Gにしかつながらなくなってしまった人も多いです。
そのため利用エリアによっては速度が落ちることがあります。これも実際に利用しないことにはわかりません。 そのため、問題な く利用できると判断できるまでは余計な費用負担をしなくて済む機種代金がかからないプロバイダを選ぶべきでしょう。
機種代金が無料(もしくは安い)のおすすめプロバイダ
UQ WiMAX
WiMAXサービスの提供元です。 そのUQ WiMAXでは機種代金が2円になるキャンペーンを提供中です。
UQ WiMAX
- Galaxy 5G Mobile Wi-FiとSpeed Wi-Fi 5G HOME L11は一括2円で購入できる
- 最短即日発送
- オンラインで申し込み、オンラインで解約可能
\ 機種代金2円~ /
家電量販店
家電量販店でもキャンペーンをやっていれば機種代金が無料になる可能性があります。 ただし、注意点もあります。
- 機種代金が確実に無料かどうかは分からない
- 在庫がなければ契約できない
- 料金計算をしないといけない
- 契約に時間がかかる
機種代金が確実に無料になるかわからない
店舗での契約になるために、機種代金が確実に無料になるかどうかはその家電量販店次第なところがあります。 店舗にいってみて、キャンペーンで機種が無料になっていればいいですが、こればかりは行ってみないと分かりません。
在庫がなければ契約できない
店舗に在庫がないこともあります。
在庫がなけらば、契約できません。また在庫のあるときに訪問しないといけません。
料金計算をしないといけない
ここ最近は家電量販店でもUQ WiMAXと変わらない料金プランで販売されています。
昔のように極端に高いプランはなくなっていますが、それでも店舗の担当者さんの話をきいて料金プランをその場で計算しなおさないといけません。
高いプランで契約させられたら、なんのために機種代金無料のプランを契約したのか分からなくなります。
契約に時間がかかる
店舗での契約は説明時間なども含めると、1時間~2時間程度はかかります。
オンラインでポチっとするのとは違うので、時間に余裕があるときにしか契約はお勧めできません。
このように家電量販店での契約はちょっと面倒なところがあります。その点だけは気をつけてください。
ま とめ
以下の項目に当てはまる人は機種代金が2円で契約できるUQ WiMAXをおすすめします。
- はじめてWiMAXを契約する人
- 短期間の利用を想定している人
- WiMAX2+から乗り換えをする人
UQ WiMAXを利用してみて十分に使えることがわかれば、他のプロバイダに乗り換えてもいいでしょう。 最初の契約は「解約時のリスクが少ない」プロバイダをおすすめします。