すでにGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01の販売は終了しています。
これからWiMAXの契約をするのであれば、現在の最新機種はSpeed Wi-Fi 5G X12になります。こちらを検討するのがいいでしょう。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiを機種だけ購入するなら
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは機種単体では購入できません。そのためWiMAXのプランを契約して購入するか、中古で出回っている商品を購入する必要があります。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiの機種だけ買える場所3選
Galaxy 5G Mobile Wi-FiはすでにプロバイダでのWiMAX回線とのセット販売を終了しています。そのためGalaxy 5G Mobile Wi-Fiを購入しようと思ったら、通販サイトやフリマなどを利用することになります。
フリマのメルカリなどにも入荷することがあります。
またAmazonや楽天市場などでもタイミングが良ければ入荷していることがあります。
人気端末なので定期的にチェックして入荷していたら購入するといいでしょう。
そこでこのページではなぜGalaxy 5G Mobile Wi-Fiを選ぶべきなのか、またすでにGalaxyを契約しているユーザーがどう感じているのか、どこを評価してどこを評価していな いのか、などを紹介していきます。
目次
- Galaxy 5G Mobile Wi-Fiを機種だけ購入するなら
- Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01の基本スペック
- Galaxy 5G Mobile Wi-Fiのデメリットや注意点・不満点はなに?
- Galaxy 5G Mobile Wi-Fiの特徴とメリットや高評価のポイントまとめ
- Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01の評判・口コミまとめ
- Galaxy 5G Mobile Wi-FiとSpeed Wi-Fi 5G X11はどっちがおすすめ?
- Galaxy 5G Mobile Wi-Fiと別キャリアのを含むデータ通信端末を比較
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01の基本スペック
機種 | Galaxy 5G Mobile Wi-Fi |
---|---|
画像 | |
製造元 | Samsung |
ネットワーク | 5G(sub6/NR化) 4G LTE WiMAX2+ |
連続通信時間 | 16.7時間 |
連続待受時間 | 700時間 |
同時接続台数 | 11 |
サイズ | 幅147×高さ76×奥行き10.9mm |
重量 | 203g |
バッテリー容量 | 5000mAh |
Wi-Fi規格5Ghz | IEEE802.11a/n/ac |
Wi-Fi規格2.4Ghz | IEEE802.11b/g/n |
UIMサイズ | NanoIC |
ダウンロード最大速度 | 2,200Mbps |
アップロード最大速度 | 183Mbps |
5G SA | 非対応 |
WiMAX+5G対応の持ち運びができるモバイルタイプのルーターになります。 5G回線に対応することもあって機種がWiMAX2+時代と比較して性能面はアップしています。
ただこれは5G対応端末全般に言えることですが、重く大きくなっているデメリットはあります。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiのデメリットや注意点・不満点はなに?
まずはGalaxy 5G Mobile Wi-Fiの注意点とデメリットを確認していきます。
- 初期設定はWi-Fiが勝手に切れる
- WiMAX2+から速度が遅くなる可能性もある
- 5Gに繋がらない、不安定なときはエコモードで4Gにするしかない
- Wi-Fi6非対応
- 屋外用5Ghz非対応
- Wi-Fi 2.4GHz 5Ghz 同時接続非対応
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiの接続が勝手に切れる
初期設定のままだと、「Wi-Fiを自動的にOFF」がオンになっています。
画面がOFFの状態でしばらくデータが使用されないと、自動的にWi-FiをOFFにしてバッテリーを節約します。 再度Wi-FiをONにするには、電源ボタンを押してください。
バッテリー節約のための機能ですがこの機能をOFFにしていても十分にバッテリーはもつはずです。 Wi-Fiがいつの間にか切れてしまうという人はこの項目をチェックしてください。
Wi-Fiが切れるのを避けるためにはこの項目以外にも設定しておいたほうが良い点もあります。 細かな設定はGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01が勝手に切れてしまうで詳しく解説しています。
うっかり初期設定で利用していると、いつの間にかWi-Fi接続が切れていて携帯のパケットを使っていた!なんてことも。 気をつけましょう。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは遅い可能性も
WiMAX2+とは利用する回線が変わったために、WiMAX2+からの乗換組は速度が遅くなることがあります。
その理由が利用回線の違いです。Galaxy 5G Mobile Wi-Fiはauの回線(全てではない)とWiMAX2+の回線を利用しています。
WiMAX+5GではWiMAXの回線をほとんど利用しません。というのも、WiMAXの周波数帯は今後5Gに置き換わるからです。 基本的にはauの回線につながると思ってください。
ちなみにGalaxy 5G Mobile Wi-FiでBANDをWiMAXの周波数帯(BAND41)だけに固定して利用してみましたが、速度は1~5Mbpsほどで、応答速度が300msを越えるような状態で使い物になりませんでした。
このようにWiMAX2+からの乗換組はauの電波環境次第で速度が落ちる可能性があります。
5Gに繋がらない、不安定なときはエコモードに切り替えで4G回線にするしかない
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは手動で5Gと4Gの切り替えができません。 5Gと4Gの境界で利用する場合などには、通信が不安定になることもあるようです。
このような時には「エコモード」にすることで5G回線をつかまないようにできます。 しかし、エコモードにもデメリットがあって。
エコモードでは、使用時間を最大限確保するため、消費電力を抑えるように通信方式と速度を変更します。
このように通信速度も犠牲になります。エコモードにするとスリープ状態になるとWi-Fiが切れることがあるのもデメリットでしょう。 ただこの問題は、電波環境の問題なのでGalaxy 5G Mobile Wi-Fi固有のデメリットではなく、WiMAXの機種全体のデメリットです。
Wi-Fi6非対応
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは最新の「Wi-Fi6」には対応していません。
Wi-Fi6はWi-Fiの規格のことで、第6世代のWi-Fi規格になります。 最大通信速度が9.6Gbpsと速く、複数機器の同時接続により強くなったのがWi-Fi6です。
といってもWi-Fi5の最大通信速度も6.9Gbpsと非常に速く、WiMAXの通信速度を考えるとその差が体感できるほどの違いはありません。
屋外用5Ghz非対応
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは屋外で使えるWi-Fiの5.6Ghz帯が利用できません。
屋外利用可能な周波数帯は2.4GHz帯と5.6GHz帯 無線LANの屋外利用について
そもそも5Ghz帯が屋外で使えないのは、人工衛星や航空無線などでも使われる周波数帯だからなんです。 5.6Ghzだけは屋外で使えるのですが、DFS機能を搭載していることが条件になります。
DFS機能とは簡単に言うと「人工衛星や航空機のレーダーを探知したら別のチャンネルに切り替える機能」といえる機能です。
DFS機能つきのルーターは5.6Ghz利用時にまず1分間ほどチャンネルをスキャンして「人工衛星や航空機」のレーダーがとんでいないチャンネルに接続します。この1分間はWi-Fiが使えません。
またWi-Fi利用中でも「人工衛星や航空機」のレーダーを探知するとすかさず別のチャンネルに切り替わります!そしてこの時に1分間のスキャンを開始します!するとインターネット接続が切れます。
これ突然インターネット接続が切れます。その後1分間の再スキャンがスタート。これが終わるまでインターネットに接続されません。
ですから、基本的にこの屋外5Ghzを使うことはないです。よって屋外5Ghzはあっても無くて も変わりません。5Ghz 2.4Ghzの同時接続ができない
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは2つの周波数帯の同時接続ができません。
古いデバイスは5GhzのWi-Fiが使えないものもあります。その場合にはそのデバイスに合わせて2.4Ghz帯のWi-Fiを利用する必要があります。
同時利用できないと、どちらかに合わせないといけないのはやや不便に感じるかもしれません。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiの特徴とメリットや高評価のポイントまとめ
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01のメリット高評価のポイントは以下の5つです。
- 5GエリアではWiMAX2+以上の高速通信
- スタンダードモードは無制限で利用可能
- 最長16時間連続利用できるバッテリー
- au4GLTEの電波で室内でも繋がりやすい
- タッチパネルで設定変更が簡単
- USBテザリング機能で有線接続も可能
- povo2.0 楽天モバイルにも対応
それぞれの項目を解説します。
5GエリアではWiMAX2+以上の高速通信
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01の機種スペック上の通信速度は下り2.2Gbps/上り183Mbpsとなっています。
これは機種でだせる最大速度であって普段の利用でこれほどの速度がでることはありません。 WiMAX+5Gのプランで利用する電波は「au 5G」「au 4G LTE」「WiMAX2+」の3つの回線を利用します。 各回線の特徴は以下のようになります。
回線種類 | エリア | 速度 |
---|---|---|
au 5G | 狭い | 高速 |
wimax2+ | 狭い | 高中速 |
au 4G LTE | 広い | 中速 |
au5Gが常用できるエリアだと100Mbpsを超える通信速度が期待できます。 au 4G LTEは広いエリアで利用できる反面、速度はやや落ちます。平均すると30~50Mbps程度の速度になります。
実際にGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01で速度を連続して計測してみました。 5Gの電波が入る場所で計測しています。
下り速度 | 上り速度 | Ping |
---|---|---|
210mbps | 13mbps | 26ms |
140mbps | 11mbps | 40ms |
140mbps | 11mbps | 40ms |
120mbps | 6.7mbps | 39ms |
160mbps | 8.3mbps | 36ms |
120mbps | 8.2mbps | 37ms |
130mbps | 8.2mbps | 38ms |
110mbps | 8.6mbps | 35ms |
110mbps | 12mbps | 23ms |
130mbps | 8.8mbps | 40ms |
平均すると
下り平均速度 | 上り平均速度 | Ping平均 |
---|---|---|
137mbps | 9.0mbps | 35ms |
平均してダウンロード(下り速度)は100Mbpsを超えています。
ただWiMAX+5Gになってもルーターを置く場所によって全然速度が変わります。この100Mbps超えをするのは窓の近くにおいている棚の地面から1.5mほどの場所に置いた場合です。 場所を移すとau4GLTEに電波が切り替わります。
Galaxy 5G mObile Wi-Fiで4G LTEだとどの程度の速度がでるのか
下り速度 | 上り速度 | Ping |
---|---|---|
34mbps | 7.2mbps | 41ms |
22mbps | 8.9mbps | 40ms |
24mbps | 4.4mbps | 45ms |
42mbps | 6.4mbps | 40ms |
31mbps | 5.3mbps | 44ms |
私の環境では、20から50Mbpsほどの通信速度になります。けっして高速ではないものの一人で利用するぶんには困ることはありません。 このように高速通信できる場所は限られますが、家の玄関やらキッチンやら洗面所やらの窓際以外の場所に置いても圏外にならずに利用できます。
この点はWiMAX2+にはないメリットですね。
通信速度はどれくらい出れば快適?
ここでは動画を基準に考えてみましょう。 音楽ストリーミングや、WEBサイトの閲覧などよりも速度が必要ですから。 各サービスの推奨とされる速度を一覧にしました。
サービス | 画質 | 推奨速度 |
---|---|---|
Youtube | 1080p | 5Mbps |
Netflix | 1080p | 5Mbps |
Amazonプライムビデ オ | 1080p | 5Mbps |
Dazn(ダゾーン) | 1080p | 6Mbps |
TikTok(ティックトック) | 720p | 6Mbps |
Instagram(インスタグラム) | 720p | 6Mbps |
ティックトックやインスタグラムは推奨速度など公表されていませんが、一般的な720p動画を快適に視聴できる速度を記載しています。 このように実利用に関して通信速度はそれほど必要ありません。
このように通信速度は10Mbpsでていれば困ることはありません。4Kの動画を視聴するのにも20Mbpsほどあれば快適に視聴することができます。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは4Gでも5Gでも十分に速度がでるので非常に快適です。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは通信制限無しで利用できる
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01は無制限で利用することができます。
以前のWiMAXには3日15GB以上利用すると混雑時間帯の18:00頃から翌2:00までのおよそ8時間ほど通信速度が下り最大1Mbpsほどに制限される「3日15GB制限」がありました。
それが2022年2月に3日15GB制限は撤廃。
一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。 速度制限について
と書かれているだけです。実際にGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01を利用して3日15GBどころか、3日300GBの通信をしましたが全く速度制限にかかることはありませんでした。動画を見たり、音楽を聞いたり、WEBサイト、SNSを利用する普通の用途で利用する分には速度制限はかからなそうです。 (こちらの記事に検証結果をまとめています。→ WiMAXの3日15GB制限を検証)
モードによる制限の違いなどはGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01には通信制限(速度制限)はあるのか?詳しく解説しますにまとめています。
これで安心してWiMAXの契約ができます。
最長16時間連続利用できるバッテリー
モバイルタイプのルーターですから外出時には一緒に持ち出すことができます。 そこで重要なのがバッテリーの持続時間です。
外出時にモバイルルーターのバッテリーがすぐに切れてしまっては持ち出す意味がありません。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01のバッテリー性能はWiMAXのこれまでの機種の中でも最高の性能をもっています。
メーカーの公称値で連続通信16時間以上になっています。実際に使ってみても16時間以上連続で利用できるので外出時にバッテリーの心配をすることがありません。
そこで実機でも検証してみました。1回目は「外出したときに持ち出したとき」2回目は「Youtubeで4K動画を1日中したとき」です。
バッテリーの設定は
- バッテリーを保護をON
- Wi-Fiを自動的にOFFはOFF
このようになっています。
1回目 13時間半の外出でバッテリー残量は46%
朝7:00に充電を完了して(この時点でケーブルを外した。)、外出しました。充電中もWiFiはスマホに接続しています。
スマホ1台を繋ぎっぱなしかつパフォーマンスも「ハイパフォーマンスモード」 で接続している状態です。外出中はWEBサイトをみたり、SNSをチェックしたりと比較的軽い使いかたです。動画をずっと見たりとかはしていません。
この状態で 7:00から外出し帰宅が20:35でした。外出時間はおよそ13時間30分です。ここでGalaxy 5G Mobile Wi-Fiのバッテリー残量を確認すると「46%」 。なんと外でずっとWifi接続していたのに 1日外出してバッテリーが半分ほどしか減っていませんでした。
2回目 12時間連続 Youtube視聴でもバッテリー残量26%
2回目のバッテリー残量計測は1日中動画を視聴したときにバッテリーがどれくらい残るのか?を確認してみました。
朝の11:00から23:00までYoutubeの4K動画を視聴していました。パソコンで視聴して動画は一度も止めていません。
12時間の後のバッテリー残量は26%でした。さすがに動画を連続視聴するのは無理があるかと思っていたのですが楽勝です。
バッテリーが長持ちすることの2つのメリット
バッテリーが長持ちすることには2つのメリットがあります。
- 荷物が減る
- 通信費を節約できる
荷物が減る
これまでの機種では長時間の外出ではどうしてもバッテリーがもたなかったのでモバイルバッテリーが必須でした。しかし、Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01ならバッテリーが十分に持つため、モバイルバッテリーが必要ありません。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01は重量が重くなっているのでカバンに入れる総重量は大差ないですが、荷物は1つ減らることができます。
通信費を節約できる
携帯を「無制限プラン」で契約していると、値引き無しで通信料金は毎月7,000円を超えます。
WiMAX+5Gを契約すると、WiMAXを持ち出せば「無制限」で利用できるので携帯の契約を安いプランに変更することができます。 UQ WiMAXはUQモバイルのSIMカードを契約すると2つの特典がついてきます。
- 自宅セット割りで携帯料金が割引
- プラスエリアモードのオプション料金が無料に
自宅セット割りで携帯料金が割引になりプラスエリアモードのオプション料金も無料に
UQモバイルとWiMAXを利用すると「自宅セット割」で割引が受けられます。携帯料金「くりこしプランS +5G」が毎月638円安くなります。これで毎月990円で3GBプランが利用できます。
WiMAXのプラスエリアモードを利用するとauの最も広いエリアをカバーしているプラチナバンド(BAND18)に接続することができます。 これがあればauとほぼ同等のエリアで利用できますが、プラスエリアモードを利用するにはオプション料金の1100円/月がかかります。
しかし、UQモバイルとセットWiMAXを契約すれば自宅セット割が利用できるのでオプション料金が無料になります。
これで現在もっとも安く契約ができるでWiMAXを契約すると、およそ5,0000円程度で家でも外でも無制限で利用できる環境が手に入ります。
これを実現できるのは外出先で切れないバッテリーがあってこそです。
au4GLTEの電波で室内でも繋がりやすい
これまでのWiMAXの弱点といえば、室内では電波が届きにくかった点です。
周波数の高い(波長が短い)電波は、雨や霧などによって弱くなります。このため、遠くまでは届きません。また、こうした電波は、曲がったりせずにまっすぐ進む性質を持っています。さらに、ビルなどにぶつかると、そこで反射するといった性質もあります。これらの特徴は、光と共通しています。つまり、周波数が高くなると、電波の性質は光に似てきます。 電波の周波数が違うと使い方はどう変わる?
WiMAXは2.5Ghz帯を利用しておりLTEの回線としては周波数が高い部類になります。このため建物の影や屋内などには電波が届きにくい特徴があります。
それがWiMAX+5Gでは通常時でもau 4G LTEが利用できることで室内にも電波が届きやすくなりました。
実際に、家のトイレや玄関などこれまでWiMAXの電波が届かなかった場所にも電波が入るようになりました。電車での移動中なども圏外になることがなくなり非常に快適になっています。
タッチパネルで設定変更が簡単
ほとんどスマホなので操作性が普段つかっている携帯電話と変わりません。Wi-Fi周波数帯の設定や、通信モードの変更などサクッと設定が変更できます。
タッチパネルがないタイプの機種の操作のストレスは半端ないです。 昔はタッチパネルがなくても苦にならなかったのですが、携帯電話にすっかり慣らされてしまいました。
いまさらボタンをポチポチとか無理です。
なおデフォルトだと携帯やパソコンがスリープするとWi-Fiが一度切断されます。あらかじめ設定を変更しておきましょう。 詳細はGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01が勝手に切れてしまうときはここの設定を変更して!に まとめています。
USBテザリング機能で有線接続も可能
Galaxy 5G Mobile Wi-FiはWi-Fi接続以外のUSBテザリング接続ができます。
タブレットやスマートフォンと接続するときにWi-Fi接続でOKです。 パソコンやMacの場合にはWi-Fi接続以外にUSBテザリング機能を使って接続することができます。(パソコン側とケーブルがUSB3.0以上の規格に対応している必要があります。)
またUSBテザリング機能を使うと変換器を間にいれるとLANケーブルを利用した接続も可能になります。 この機能のおかげでゲーム機なども有線接続でインターネットに繋ぐことができます。
詳しい接続手順などは以下の記事にまとめているので、そちらも参考にしてください。
>Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01にクレードルはある?PS4やSwitchとの有線接続方法を解説
Galaxy 5G Mobile Wi-FiとMacをUSB接続するにはドライバが必要
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01とMacをUSBテザリングで接続するには、Windowsと違って、専用のドライバーをインストールする必要があります。
Galaxyの公式サイトのなかほどにあるダウンロードリンクからMac OSのバージョンに合わせたドライバーをインストールしてください。
Windowにはドライバは必要ありません。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01 は povo2.0 楽天モバイルにも対応
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01の発売当初はpovoに対応していませんでした。楽天モバイルには対応していましたが少々不安定なところがありました。
それがアップデートでpovo2.0にも対応、現在はGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01は楽天モバイルのSIMでも安定して利用できます。
現在のWiMAX+5Gは基本的に契約から2年間しか割引はありません。ですから2年で契約を解約して改めて契約をし直す必要があります。
新契約も機種がセットになるでしょうから、手元には機種が2台になります。そのときに別のSIMを入れられると使い回せるので非常に便利です。
楽天モバイルはGalaxy 5G Mobile Wi-Fiの利用バンド(周波数)が被っているので楽天モバイルでも利用できるようになっています。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01の評判・口コミまとめ
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiを実際に利用している人の口コミや評判をまとめました。
良い評判
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi、1日中 (9時から19時) 使ってもバッテリー半分残ってるのはいいね
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01は常時WiFi 5G/LTE onで持ち歩いても、実測で15時間バッテリーが持つことを確認できた。シャープSH-52Bのようにカバン内稼働でサーマルスロットリングがかかることもない。バッテリ容量あたりの持ち時間で比べても倍近く良い。シャープも頑張って欲しい。
Galaxy 5G mobile WiFiを使い始めて思うのは、モバイルルーターにとって、バッテリーは命。サイズがでかいと指摘する記事もあるけど、バッテリーが非常に持つので、バックに入れていたら出すことはないと思う。だからサイズはあまり気にならない。
秋葉原でポケットWiFiのプラン変更。 wimax+5Gへのお得な乗り換えができるので、機種変も実施。GALAXYは初めて使う。液晶モニターとバッテリー持ちが決め手。
口コミではバッテリー持ちで選んだという声が多いですね。
実際に私が利用したときでも12時間以上連続でYoutubeを視聴していても、バッテリー残量26%です。外出時にバッテリーが切れないので安心して利用できます。
悪い評判
Wimaxの「Galaxy 5G mobile wi-fi」 約200gと少し重いですが、5,000mAhで10時間は充電なしで使えます。 他社品と使い比べてこれに落ち着きました。ネットプロバイダを使えば約2万円の本体代も無料になります。 セキュリティを考えfree‐wifiは使わないようにしています。
新しいWiFiルーターが届きました~😍 Galaxy5GMobile Wi-Fi(サムスン) プロバイダも乗り換えて新機種getでしゅ😉 WiMAX+5G対応なんですけど噂どおり「でかい」「重い」「厚い」 ですね😵 でも見た目すごくかっこよくて5.3 ㌅の大画面が見やすい!スマホと同じ感覚で操作できてgoodです😘
新しいwimaxのルーターgalaxy 5g mobile wifiが来たんだけど無茶大きいし重いバッテリーの塊って感じこれ持って登山とか嫌だなnec製はバグって不安定だからgalaxyにしたんだけど..
Speed Wi-Fi 5G X11からGalaxy 5G Mobile Wi-Fi乗り換えした口コミも多数
WiMAX+5Gのモバイルタイプは2機種しか販売されていませんが、NECプラットフォームズ製のX11を契約したものの、使い物にならなくて泣く泣くGalaxyを購入し直す人も多くいます。以下のようにSpeed Wi-Fi 5G X11は使えないという口コミが多く集まっています。
Speed Wi-Fi 5G X11 昨日この機種に変更したが 残念過ぎる 繋がらない、遅い、切れる 使いモノにならない 解約してGalaxyにしよ
WiMAXのルーターをNECからGALAXYに変えたら、電池持ちが倍になった Speed Wi-Fi 5G X11 Galaxy 5G mobile Wi-Fi しかも、よく繋がる
あまりにもNEC X11がゴミ屑産廃インチキ機体だったので、入手一ヶ月経たずしてGALAXY 5GMobileへ機体変更 GALAXYを使うのは癪だが、背に腹はかえられん
SCR01 X11からSIM差し替えて使ってみた所、クソほど快適でした。 ・操作性は直感的 ・バッテリーはX11よりすげぇロングラン ・Webで設定しなくてもほぼイける やっぱり5Gの無効化機能はデフォルトで欲しいね。
モバイルWi-Fiの機種を変えた。5GのWiMAXのNECのX11を最初使ったがクソ使いづらい上にバッテリー半日も持たないレベルでストレスしかなくGALAXYのSCR01に変えた。こっちは操作もバッテリーも満足。最新機種を選べばOKの感覚いたのですがきちんと調べないとダメですね。
Galaxy 5G Mobile Wi-FiとSpeed Wi-Fi 5G X11はどっちがおすすめ?
WiMAXのモバイルタイプの機種選びに重要なポイントが3つあります。
- バッテリーの持続時間
- 発熱
- 通信速度
- Wi-Fi性能
バッテリーの持続時間(持ち時間)
モバイルルーターのメリットは、家でも外でも使えることです。仕事にいったり、学校にいったり、そんなときに一緒にモバイルルーターを持ち運べば、外でも通信量を気にせずにインターネット接続できます。
外に持ち運ぶときに重要なのが「バッテリーの持続時間」です。 たとえば、家をでるときにはバッテリーMAXで外出して、2~3時間でバッテリーが切れてしまっては話になりません。
ですからバッテリーがどれだけ持つのか?で機種を選ぶのが最重要事項となります。 もちろん家でしかつかわない人(めったに持ち運ばない)はこの項目は無視しても大丈夫です。
まずはメーカーの公表値からみてみます。
機種 | 連続通信時間 | モード |
---|---|---|
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi | 16時間 | 記載なし |
NEC Speed Wi-FI 5G X11 | 8時間 | ノーマル |
バッテリーのモードは3段階あります。
モード | 概要 |
---|---|
ハイパフォーマンス | パフォーマンスを最大限に重視した設定です |
ノーマル(最適化) | バッテリー残量が十分にある場合は高速に通信可能ですが、バッテリー残量が少なくなった場合には、最高通信速度が遅 くなります。 |
エコ | 消費電力を抑え、電池持ちを重視した設定です。 |
ハイパフォーマンスとノーマルモードで十分にバッテリーがある場合には、高速通信ができますが、ノーマルモードでバッテリーがない場合やエコモードでは高速通信が制限されます。
エコモードを利用するとX11は「5G」回線が無効になります。Galaxyもエコモードにすると5Gが入る場所でも4Gから変わらないので、同じような仕様になっているはずです。
公表値ではNEC X11は8時間ほど、Galaxy SCR01は倍の16時間です。 持ち運びを考えると8時間では厳しいものがあります。例えば朝7:00に充電を終えた場合には15:00にバッテリーが切れてしまいます。
これでは学校でも仕事にもっていくのでも十分とはいえません。 一方Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは連続通信で16時間です。朝の7:00から使用開始しても23:00まではバッテリーが切れません。これなら十分でしょう。
端末の発熱による通信停止問題
これはNEC Speed Wi-Fi 5G X11にだけ起きる問題です。
持ち運びなどでカバンにいれていたりすると熱がこもるため端末が非常に熱くなります。この熱のせいで通信を停止してしまいます。 またバッテリーが持たないために途中で充電しながら使おうとすると、さらに熱を持ちます。そして通信が停止します。
Wi-Fiはつながっているのがですが、端末からインターネット間が繋がらなくなってしまうので何もできません。 端末が冷えるのをまって再起動するしかありません。
もちろんこれは持ち運び時の問題で、家で利用しているぶんには 通信が切れたり、通信ができなくなることもありません。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiでは家でも持ち運びでも熱問題がおきることはありません。
通信速度は変わらない
通信速度はほとんど変わりません。 ともに下り速度を計測しました。
Galaxy 5G | NEC X11 | |
---|---|---|
1回目 | 210mbps | 160Mbps |
2回目 | 140Mbps | 170Mbps |
3回目 | 140Mbps | 110Mbps |
4回目 | 120Mbps | 150Mbps |
5回目 | 160Mbps | 140Mbps |
平均 | 154Mbps | 146Mbps |
平均でみるとややGalaxy 5G Mobile Wi-Fiのほうが速いですが、実際にはあまり変わりません。 どちらも十分に速度がでます。
Wi-Fi性能ではNECのほうが便利
なによりも2.4Ghzと5Ghzの同時接続がで非常に便利です。 Galaxy 5G Mobile Wi-Fiはどちらかしか接続できません。
それ以外ではWi-Fiの規格が変わっても大きな差があるようには感じられません。 それは通信速度の計測結果からも分かると思います。
比較まとめ
項目 | Galaxy 5G Mobile Wi-Fi | Speed Wi-Fi 5G X11 |
---|---|---|
機種 | ||
バッテリーの持続時間 | ||
発熱 | ||
通信速度 | ||
Wi-Fi性能 |
持ち運びを考えずに基本的に家でつかう。機種を冷やしておくことができる。そんな人はWi-Fi機能が充実しているX11がいいかもしれません。
外に持ち出して屋外でも使いたいならGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01 一択です。
また初めてWiMAXを契約するのであれば操作性が高く、持ち運びしやすいGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01をおすすめします。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiと別キャリアのを含むデータ通信端末を比較
ここまではWiMAXの機種同士の比較をしてきましたが、他社モバイルデータ通信端末とも比較をしていきましょう。
サービス名 | 製品画像 | 型番 | メーカー | 通信速度 | サイズ | 連続通信時間 | 対応回線 | 機種代金 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
WiMAX+5G | scr01 | SAMSUNG | 下り最大2.2Gbps/上り最大183Mbps | 約W147×H76×D10.9mm 約203g | 連続通信時間16.5時間 | sub6/NR化 | 21,780円 | |
docomo | sh-54c | SHARP | 下り最大4.9Gbps/上り最大1.1Gbps | 約W157×H84×D16.0mm 約282g | 連続通信時間7.5時間 | sub6/ミリ波/NR化 | 96,800円 | |
softbank | a004zt | ZTE | 下り最大3.0Gbps/上り最大298Mbps | 約W133×H73×D18.6mm 約225g | 連続通信時間5.9時間 | sub6/ミリ波/NR化 | 69,840円 | |
au | x01 | SHARP | 下り最大4.1Gbps/上り最大481Mbps | 約W154×H84×D16.0mm 約265g | 連続通信時間7.2時間 | sub6/ミリ波/NR化 | 71,500円 |
Galaxy 5G Mobile Wifiは各社の5G(ミリ波)まで対応できる端末に比べると、端末スペック上の通信速度はドコモやソフトバンクの機種にも劣ります。
「通信速度が速ければ良い」と考える人もいるかもしれませんが、実際には通信速度が30Mbps以上であれば、差を感じることはほとんどありません。その理由は、高速な通信が必要な場面の中でも、4K画質の動画再生であっても、25Mbpsであれば快適に使用で きるからです。
WiMAXは料金プランが安い。キャリアでの契約は高額
また、ドコモやソフトバンクの機種が非常に高額になります。また料金プランもキャリアの高額なプランで契約しなければなりません。
例えばドコモなら5Gギガホプレミアを契約することになります。これは月額7,315円。WiMAXの実質月額はGMOとくとくBB WiMAXなら3,590円です。
このように主要なキャリアの料金と比較するとWiMAXはおよそ半額程度の料金で契約できます。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiの後継機は販売されていませんが、wimax x11の後継機であるSpeed Wi-Fi 5G X12はすでに販売されています。こちらも物価高のあおりか、値段が上がっていますね。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは機種代も安い。なんとドコモの5分の1のお値段
また端末代金を見ていただくとわかりますが、キャリアのモバイルルーターは非常に高額です。 これは高速な5G対応にするために高スペックな機種になっているのですが、現実は5Gの基地局整備がそれに追いついていないため過剰なスペックとなってしまっています。
ドコモの機種はおよそ10万円。これはWiMAXの5倍以上の値段です。
またドコモやソフトバンクのモバイルルーターは外に持ち出して利用するにはバッテリーが持たなさすぎます。これはミリ波のように高速回線を受信できるようにするとそれだけバッテリー消費が激しくなるからです。
ここから分かるのはGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01が非常にコスパのいい機種だということです。
現在販売中のモバイルタイプの機種はSpeed Wi-Fi 5G X12のみとなります。 Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは販売されていません。これからGalaxy 5G Mobile Wi-Fiを手に入れるには中古で買うという選択肢しかありません。
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